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年上後輩の指導方法・タメ口か敬語か・タメ口で話しかけられたら

更新日:2024年06月16日

今の時代、どこの職場でも年上の後輩というのは珍しいことではありません。そのため年上の後輩への指導や接し方に悩む年下の先輩は結構多いのです。職場の人間関係は本当に難しいので、失敗しないように年上の後輩への指導法や接し方について考えてみましょう。

年上の後輩が面倒くさいと感じる瞬間

年上の後輩の態度や口調が許される範囲ならば、年上なのだからと尊重し、柔軟性を持って接すれば、フレンドリーで良好な関係が築けるかもしれません。しかし全く言うことを聞かなかったり、「おい」と呼ぶなど、完全に年下だからと舐めていることが明らかな場合は、放置しておけません。「誰がこの人を入社させてしまったのだ」と悩み、家に帰宅してからも悶々とするようでは困ります。ストレスは万病のもとなので、早めに解決しましょう。

「フレンドリーな口調」ではなく、明らかに「失礼な態度」ならば、社長や部長など上司に相談するのが一番です。そんな非常識な人間を面接で落とさなかった会社にも責任があるし、大事になる前に報告・連絡・相談をすることが大切です。

毅然とした態度と真心

誠実な性格の年上の後輩に威張るとしたら、それは年下の先輩が良くないでしょう。しかし、年下の先輩に舐めた態度を取る年上の後輩に対しては、毅然とした態度で接することも一つの手です。会社は遊びに来るところではなく仕事をしに来る場所です。身勝手で傍若無人に振る舞うことが許される職場など一つも存在しません。それを教えるのも慈悲です。そんな態度ではどこへ行っても通用しないからです。

これも実例ですが、年上の後輩が入社した初日に、「このレーンの角に膝をぶつけて怪我した人がいるので注意してください」「ここは天井が低くなっているので頭をぶつけないようにしてください」と言うと、「ありがとうございます」と年上の後輩が頭を下げました。自分の体を心配してくれる思いが伝わったようです。同僚を大切にする真心は通じます。

懇切丁寧に快適な職場づくり

従業員が職場の人間関係で悩まないように心を配るのが、社長や「長」と名のつく責任者の責務です。心を砕く目的は、快適な職場環境を構築することです。その一番重要なものが職場の人間関係です。こちらの言葉遣いや態度で相手の感情を良くも悪くも左右します。年上年下関係なく、懇切丁寧が基本です。余裕があれば、明日年上の後輩を指導するという前日までに、仕事の教え方をシミュレーションしておくことも大事で、何事も準備が力を発揮します。「教え方が凄くわかりやすい」と思われるのが第一歩で、あとはスピードや正確さや手際の良さなど仕事の技術で実力を示す覇気も、年上の後輩に「先輩」と思われる秘訣です。

初回公開日:2017年08月03日

記載されている内容は2017年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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