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「返信不要」の意味と使い方|言い換え表現と注意点についても紹介

更新日:2024年09月06日

ビジネスメールなどでよく使われる「返信不要」の使い方をご存じでしょうか。本記事では「返信不要」の意味や使い方などの基礎知識や、丁寧な言い換えのポイントを紹介します。「返信不要」の使い方に疑問や不安がある人は、ぜひチェックしてみてください。

そのままストレートに「返信不要です」と送ると、事務的でややきつい印象に受け取られる場合もあります。

同僚や仲間内など親しい間柄であれば問題ありませんが、目上の人に対しては失礼にあたる可能性もありますので、丁寧に言い換えることを心掛けましょう。

「返信不要」の丁寧な言い換え

改まった場面や目上の人に対して「返信不要」を使う場合は、丁寧に言い換える必要があります。

相手への敬意を感じさせる表現を用いて、失礼にならないように注意しましょう。

1:ご返信は不要でございます

目上の人には敬語で表現をするといいでしょう。

「ご返信は不要でございます」というこの言葉には相手に対し、「貴重な時間を取らせたくない」という気持ちが込められていることが読み取れるはずです。

あまりにも多用するのは好まれたことではありませんが、覚えておくといいでしょう。

2:ご返信は無用です

「ご返信は無用です」は「簡単な内容を伝えるだけなので返信してもらうまでもない」といった気持ちを込めることができているかと考えます。

しかし突然この文例を使用すると「話を打ち切りたい」という威圧的な態度を想像させる可能性があるので充分に注意をしましょう。

3:ご返信いただかなくても差し支えありません

「ご返信いただかなくても差し支えありません」とは「簡単な内容を伝えるだけなので返信してもらうまでもない」という気持ちが込められた文例だと考えられます。

送ったメールを目に留めてもらえただけで幸いです、と気持ちが同時に込められていると考えるといいでしょう。

4:ご返信には及びません

「ご返信には及びません」とは「簡単な内容なので特に返信はいりません」「時間を取らせるのも申し訳ないので、返信はいりません」という気持ちを込めて使用できる文例です。

またこのような文章が送られてきたときには上記の気持ちが込められていると考えていいでしょう。

5:ご返信いただかなくても結構です

「ご返信いただかなくても結構です」は、より丁寧で目上の人に対しても失礼なく使える言い回しです。

「ご返信いただかなくても差し支えありません」と表現しても良いでしょう。

6:ご返信はお気遣いなく

「気を遣わないで」という意味を込めて「ご返信はお気遣いなく」と表現することもできます。

目上の人に対しては「お気遣いなく」で文章を切らずに、「ご返信はお気遣いなくお願いします」などと文末まで記載すると良いでしょう。

7:ご不明な箇所がありましたらご連絡ください

「ご不明な箇所がありましたらご連絡ください」を用いることで簡単な返事、または不明点がないようであれば返信をしなくてもいいですよ、と伝えることができます。

「返信不要」と書いておきながら万が一不明な箇所があった時には相手も連絡をし易くなりますし、送信した自分自身もミスに気付いた時に改めて連絡をし易くなります。

もちろんミスがない上で「返信不要」と伝えるべきなので送信する文章はきちんと確認をしましょう。

8:ご都合が悪い場合はお知らせください

「ご都合が悪い場合はお知らせください」を用いることで上記と同じく直接「返信不要」と伝えていない分、文章も柔らかくなり相手に嫌な印象を与えることもありません。

「返信不要」とあるよりも短文での返事が可能ですし、仮に都合が悪くなってしまったらそう連絡を伝えやすいともいえます。

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初回公開日:2017年07月31日

記載されている内容は2017年07月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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