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間違えやすい敬語「ご入用」の意味・ご入用を使った文章の使い方

初回公開日:2017年09月04日

更新日:2020年03月10日

記載されている内容は2017年09月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「ご入り用」という言葉は、ビジネスシーンや接客などの際に使われる言葉です。この「ご入り用」はどういった意味で、どんなシーンで使われるのでしょうか。「ご入り用」を使った例文や、似ている言葉についてもまとめましたので、ご参照ください。

ご入り用の意味

間違えやすい敬語「ご入用」の意味・ご入用を使った文章の使い方
※画像はイメージです

ビジネスシーンやお店などでたまに聞くことのある言葉で、「ご入り用」という言葉があります。この「ご入り用」を知らないという方でも、例えばお店で店員さんから「ほかに何かご入り用のものがありますか?」という言い方で聞かれたことがある人はいるのではないでしょうか。

「ご入り用」は日常的に文書やメール等では使われない言葉ですが、ビジネスシーンではよく使われる言葉ですので、意味や使い方についてご説明します。

「ご入り用」の読み方

おそらくは、一度は聞いたことのある「ご入り用」という言葉ですが、これは「ごいりよう」と読みます。ビジネスシーン以外では、日常的には滅多に使う言葉ではないのであまり馴染みのない言葉ですが、例えばお客として店員の方に何か頼みごとをした後などに「ほかにご入り用のものはありませんか?」と聞かれたことはあると思います。

「ご入り用」の意味

ご入用

読み方:ごいりよう
必要であることなどを意味する「入用」の丁寧な言い回し。

出典: http://www.weblio.jp/content/%E3%81%94%E5%85%A5%E7%94%A8 |

「ご入り用」は、必要であることを意味する「入り用」の丁寧語です。「入り用」という言葉は、例えば「海外出張のためにスーツケースが入り用だ。」とか「急な祝い事や仏事が多く、お金が入り用だ。」などのように使われますが、あまり日常会話で使われる言葉ではありません。

「ご入り用」とは「入り用」を丁寧に言った言葉で、上司や目上の立場の人やお客様などに対して金銭やものを必要としているときにお伺いをたてる言葉として使います。「何かご入り用でしょうか?」と困っていそうな方に状況を察して使う謙譲語なのです。

 ・「ご入り用」は「入り用」の丁寧語 

通常、友人や身近な人であれば「何か必要ですか?」とか「必要なものはありますか?」といった言い方で大丈夫ですが、目上の人やお客様に対して「何か必要ですか?」と聞くのは失礼になります。そこで、ビジネスシーンでは、この「ご入り用」を使うのです。

「ご入り用」という言葉は、ビジネスシーンにおいては実際に会っているときに使う場合はもちろんですが、メールや文書等でも使う場合があるので、きちんと使い方をマスターしておくことが大切です。

「ご入り用」に似た言葉

「ご入り用」という言葉によく似ている言葉に「ご利用」や「ご用命」などがあります。これらは、似ているだけあって同じような意味合いで使われるのでしょうか。「ご入り用」に似ている言葉についてまとめましたので参照ください。

「入り用」と「物入り」

「入用」と似ている言葉に「物入り」という言葉があります。しかし、これらは意味合いが異なります。前述にもありますように「入用」とはお金や物が必要であることを意味するのに対して、「物入り」は出費がかさんで困っている状況を表しているのです。ですから、「何かご入用ですか?」と聞くことはあっても、「何か物入りですか?」とは聞かないのです。

「ご入り用」と「ご利用」は似てるが違う

「ご入り用」と「ご利用」は聞いたときに似ている言葉です。また、何か買い物をしたときなどに「領収書はご利用でしょうか」などと聞かれたことがあるかと思いますが、この際に使われる「ご利用」は使っている人が間違って覚えているものと思われます。

領収書を利用するということ自体がおかしな日本語で、この場合は正しく言うと「領収書はご入り用でしょうか」になります。「ご入り用」と「ご利用」は、聞いたときに似ている言葉ですが似て非なる言葉ですので、気をつけましょう。

「ご入り用」と「ご用命」

「ご用命」も「ご入り用」と似ている言葉ですが、意味合いは違っています。「ご入り用」が相手が金銭やものを必要としている状態を推察して使用する言葉であるのに対して、「ご用命」は「用事等必要な場合にお申し付けください」という意味になり、ビジネス上でも相手から注文をいただく場合などに使われます。

例えば、「ご検討の上、是非弊社にご用命いただきますようよろしくお願いいたします」などのように使われます。お客様に対する万全のサービスを行っている姿勢を表す言葉でもあります。ビジネスシーンでよく使う「ご入り用」と「ご用命」は意味合いが異なるので、しっかりと覚えておきましょう。

ご入り用の敬語での正しい使い方

「ご入用」とは、「入用」の丁寧語で、その言葉自体で敬語となっています。この「ご入用」について、ビジネスシーンでは誰を対象に使うのでしょうか。

「ご入り用」という言葉を使う相手

「ご入用」という言葉は「自分の立場が下ですが、困っているあなたの手助けがしたい」という気持ちが込められている言葉です。そして、この言葉を使う相手は、この言葉を言われて悪い気がしない相手です。そのことからも「ご入用」という言葉はビジネス上の取引先や、顧客などに対して使う場合が多いです。

ご入り用を使った文章の書き方

では、実際に「ご入り用」を使った例文をみていきます。

(例文1)「他にご入り用の物がございましたら、お申し付けください。」

(例文2)「差し当たってご入り用と思われる品をお送りいたしましたので、ご確認願います。」

(例文3)「ご不便をお掛け致しますが、ご入り用のお品がありましたら、御遠慮なくお申し付けください。」

(例文4)「今後もご入用の節には、何なりとお申し越しください。」

ご入り用の際は

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