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「する」の謙譲語について解説|主な動詞の謙譲語と例文も

更新日:2024年10月15日

「自分がする」という内容を伝える時の表現はご存じでしょうか。本記事では、「する」の謙譲語とよく使う動詞の謙譲語、例文などを紹介しています。自分の使っている表現が正しいかどうか不安がある人は、ぜひチェックしてみてください。

主な動詞の謙譲語と例文について紹介

「する」の謙譲語が「いたす」だということはわかりましたが、他の言葉ではどのように表現するのでしょうか。ここからは「する」という動詞以外に、よく使う「来る」「いる」などを含む4種類の言葉の謙譲語を紹介します。

正しい敬語を覚え相手への敬意を表現できるようになると、仕事の場などで活躍できる場面も増えるでしょう。

「来る」の謙譲語と例文

「来る」の謙譲語には、「参る」と「伺う」の2種類があり、「東京から参りました」などと表現します。「電車で参りました」「部長と参ります」なども使えるでしょう。

「参る」は「参りました」という勝負事の際に使う表現もあります。そのため伝えたい内容をしっかり考えてから使うように気をつけましょう。

「いる」の謙譲語と例文

「いる」の謙譲語は「おる」と表現します。

「お世話になっております」「担当の者は不在にしております」など聞いたことがあるものもあるでしょう。相手の立場が上の場合には「社長はおりますか」などとは言わず「いらっしゃいますか」と使うことに注意します。

「行く」の謙譲語と例文

「行く」の謙譲語も「参る」「伺う」と使います。

話を聞いてもらう相手に対して使う場合は「御社に参ります」、行く先の相手に敬意を払うときに使う場合には「御社に伺います」となります。

「行かせていただきます」という言葉も耳にしたことがあるかもしれませんが、謙譲語ではなく誤った使い方となりますので使わないよう気を付けましょう。

「言う」の謙譲語と例文

「言う」の謙譲語は「申す」「申し上げる」と表現します。日常では「佐藤と申します」など名前を名乗る時や「お願い申し上げます」などと使うことが多いでしょう。

「弊社の鈴木が申しておりました」と使う場合、鈴木さんが会社の上司であっても自分の所属する会社のことをへりくだって表現することが正しいとされるため、文章として適切な表現といえます。

主な謙譲語を覚えて相手に丁寧な印象を与えよう

謙譲語には相手への敬意を伝える意味があり、正しく使うことで相手との関係をより良くすることができます。

使っていくうちに使い分けなどもできるようになっていきますので、最初は間違えながらでも違和感なく使えることを目指しましょう。

初回公開日:2017年10月19日

記載されている内容は2017年10月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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