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「見てください」の敬語表現(尊敬語/謙譲語/丁寧語)と文例

初回公開日:2017年11月14日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

目上の人に「見てください」と伝えたいときに間違って「拝見してください」と言ってしまったことはありませんか。ビジネスや目上の人との会話で必要となる敬語表現ですが、自信がある方は多くないものです。この記事では「見てください」を通して敬語表現について紹介しています

「見てください」の敬語表現とビジネスでの使い方

「見てください」の敬語表現(尊敬語/謙譲語/丁寧語)と文例
※画像はイメージです

みなさんはビジネスシーンでつい「これを見てください」という言葉使いをしてしまっていませんか。一見間違ってはいないように感じる方もいらっしゃるでしょうが、これはあまり正しい言葉遣いという事はできません。本来「見てください」を尊敬語を使って表現するなら「御覧ください」という言い回しになります。

この記事では、「見る」という動詞は尊敬語、謙譲語、丁寧語でどのように表現すればいいのかを、場面ごとの使い分けや例文も交えながら、ご紹介していきます。

尊敬語での「見てください」の表現

尊敬語とは目上の方が行う動作を表す動詞を変形させて敬意を表すときに用いる表現です。「見る」は尊敬語で「見られる」、「御覧になる」と表現し、この2つでは「御覧になる」のほうがより丁寧な表現となります。

このため、「見る」というときには「ご覧いただく」と表現します。つまり本題の「見てください」は「御覧ください」と表現するのが適切だといえます。

謙譲語での「見てください」の表現

謙譲語とは、自分やその仲間を目上の人に対してへりくだるときに動詞を変化させて用いる表現です。「見る」は謙譲語で「拝見する」「見せていただく」と表現します。堅苦しいビジネスシーンでは「拝見する」を用い、もう少し砕けた表現が必要な場面では「見せていただく」と使い分けられるとよいでしょう。

「見る」ではなく、自分に随伴する同僚に対して「見てください」と謙譲語で伝えたい場合には「拝見させていただきましょう」とあらわすことができます。

丁寧語での「見てください」の表現

丁寧語の基本は「です」「ます」を付けることですが、「見る」にますを付けて「見ます」や、「見てください」にますを付けて「見てくださいますか」と表現すると受け取り方によっては、まるで目下の人に対して上から目線で話しているような高圧的な印象を与えてしまうことがあります。

それを避けるためには「御覧になってください」を扱うのがよいでしょう。また、文書やメール、手紙の場合は「ご一読ください」を使うことでより表現の幅が広がります。

「見てください」の尊敬語の使い方と文例

「見てください」の尊敬語には「御覧になる」「見られる」を用いることができるというのは上の項目でご紹介しました。この項目ではより詳しく、これらの言葉の使い方と場面に合わせた文例をご紹介していきます。

「御覧になる」の使い方と文例

例えば、上司や取引先の方と一緒に駅にいてもともと意図していた路線の振り替え輸送が電光掲示板で案内されているときに「あの電光掲示板を見てください」というときに「あの電光掲示板を御覧ください。」と表現することができます。

ここで注意したいのが言い切りの形では「御覧になる」といいますが、「~してください」と柔らかく依頼したいときに「御覧になってください」と表現すると、生意気だと怒られるほどではないにしてもニュアンスとしては丁寧語(ですます調)程度の丁寧さになってしまい、ワンランク下の敬意になってしまうことです。「御覧ください」と表現するようにしましょう。

「見られる」の使い方と文例

尊敬語には「~される」を語末に着けて敬意を表す表現もあります。「見る」はこの敬語表現で「見られる」に変換されますが、しっかりと目を通していただく「御覧になる」に対してより漫然と眺めるようなニュアンスを持ちます。

また、上でも述べた内容のくりかえしになってしまいますが、「見られる」は「御覧になる」より下位の尊敬表現なので硬くなりすぎない場面で扱うことをお勧めします。

例えば、取引先の相手と会食に行った帰りに自社商品の広告看板を取引先の相手が眺めていたことを自分の同僚に話すとき、「取引先のAさんがうちの商品の看板を見られていましたよ」のようにいう事ができます。

「見てください」の謙譲語の使い方と文例

「見てください」の敬語表現(尊敬語/謙譲語/丁寧語)と文例
※画像はイメージです

上の項目でもご紹介しましたが「見てください」の謙譲語表現には「拝見する」と「見せていただく」があります。この項目では、これらの敬語の違いと場面に合わせた用法についてご紹介していきます。

「拝見する」の使い方と文例

「見てください」の敬語表現(尊敬語/謙譲語/丁寧語)と文例
※画像はイメージです

「拝見する」は尊敬する相手が差し出したものに対して敬意を表して拝んでから見せていただくという事から、単に「見せていただく」よりも上位の敬語表現となります。文例としては取引先の方から資料を渡されたときに「ありがとうございます。こちらの資料、拝見いたします」と使うことができます。

よくある笑い話では、目上の方に自分が「見てください」と伝えたいときに尊敬語だと勘違いして「拝見してください」と言ってしまったという話がありますが、ここまでお読みいただいたみなさまには、とても笑える話ではないと分かっていただけるでしょう。目上の方に自分に対して謹んで見てくださいと言ってしまうことになるので、絶対に使わないように気を付けたい敬語表現です。

「見せていただく」の使い方と文例

「拝見する」はとにかく固くなりすぎてしまうのでそれを避けるときには「~させていただく」という表現を使って「見せていただく」と表現することがです。こちらは拝見すると違って、間違えづらいのも敬語が苦手な方には頼もしい表現です。

例文としては、同僚に部署内の上司の作った資料を見てくださいと伝えたいときなどに「Aさん、B部長の資料見せていただいてください」のように使うことができます。

「見てください」丁寧語の使い方と文例

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