「述べる」の敬語表現・述べるの使い方と例文・別の敬語表現例
更新日：2024年06月12日
職場の上司がアナタに対して何かの指摘をしてくることもあるはずです。考えられる原因としては、自分が何かの失敗をしてしまったり、注意不足で職場の上司に迷惑をかけてしまった、という場合もあるでしょう。
そのような時には、厳しい口調で職場の上司が自分に対して助言を与えてくることになりますが、どのような言葉を使いながら職場の上司に対して返事をすることができるでしょうか。
そのような状況の中でおすすめのフレーズが「おっしゃるとおりでございます」という敬語表現になります。
この敬語表現を使うことによって「そのとおりでございます」という意味を相手に対して伝えることになり、相手が発現している内容に自分も同調していることを示すことができます。
反論の余地がない場合には、少しも言い訳をしないで「おっしゃるとおりでございます」という敬語表現を使うことにしましょう。
メールでの使い方
日常会話の中で「述べる」の敬語表現を使うことができるようになったとしても、メールの中の文章の形で「述べる」の敬語表現を正確に使うことができるとは限りません。
なぜなら、文章の形にして意味を相手に伝えようとすると、日常会話では使うことのない表現を使わなければならない場合があるからです。
つまり、日常会話よりもメールの文章の作成は難しいということができます。では、メールの文章の中で「述べる」の敬語表現を正しく使うことができるように、実際にフレーズを紹介します。
「お願い申し上げます」
例えば「お願い申し上げます」という敬語表現をメールの中で使用することができるでしょう。簡単に言うのであれば「よろしくお願いいたします」という意味を、このフレーズに予定伝えることが可能になります。
1つの企業から顧客に対してメールを送らなければならない場合があるでしょう。そのような時には「よろしくお願いします」という軽い表現を使うのではなく「お願い申し上げます」という深い敬意を示されたフレーズを使用する必要が生じるでしょう。
企業にとって顧客は目上の立場に相当しますから、相応しい文章作成することができなければ、相手の気分を損なってしまうことにつながりかねません。
そのような事態を避けるためにも、適切な敬語表現を使うことができるように、しっかりと覚えておきましょう。
「述べる」を敬語表現するときの例文
「述べる」の敬語表現を普段の会話の中で適切に使うためには、たくさんの例文に精通しておく必要があるでしょう。
例文をたくさん記憶することができれば、例文が使われている状況に自分が実際に遭遇した時に、覚えた例文をそのまま自分の言葉として使うことができるようになります。
では、これから「述べる」の敬語表現が扱われている例文を詳しく紹介します。目上の人と会話する時にも失礼にならない表現を紹介するので、これから出てくる例文をしっかり覚えることができるように努力しましょう。
「お客様がおっしゃった」
例えば「お客様がおっしゃった」という敬語表現を使うことができるでしょう。普段から接客をしなければならない仕事をしているのであれば、この敬語表現を覚えることは必要不可欠ということができます。
一人のお客さんがあなたに対してクレームを言ってきたとします。よくある状況だと感じられるはずですが、このような状況の中での言葉遣いは非常に重要ということができます。
言葉遣いは間違ってしまうと、お客さんを不快な気持ちにしてしまう可能性もありますし、小さなクレームが大きなクレームに発展してしまう可能性もあります。
そのような危ない状況を避けるためにも「お客様がおっしゃった」という敬語表現を使うことができなければなりません。
意味としては非常に簡単で「お客様が述べた」という意味を相手に出して伝えていることになります。この表現を使うことによって不快に感じるお客さんはいないことでしょう。
「述べる」の別の敬語表現の例
「述べる」の敬語表現が使われている別の表現の例についても調べることができるでしょう。
必ずしもいつもお客さんに対して会話しているわけではありませんので、職場の上司と会話している時にも、どのような敬語表現を使うことができるのか知るのは非常に重要なことと言えるのではないでしょうか。
「課長に申し上げました」
例えば、あなたが課長に対して何かを提案しなければならないとします。そして、その提案を実際に行なったかどうか職場の同僚から確認されているとします。
自分が提案を行った相手が課長なので、自分の言葉遣いには課長に対する敬意が含められていなければなりません。あなたなら、どのような敬語表現を使いたいと感じますか。
1つの選択肢は「課長に申し上げました」というフレーズになります。この敬語表現が使われることによって、自分がすでに課長に対して提案したことを伝えることができると同時に、課長に対する敬意が含まれていることにもなります。
このフレーズを聞いている職場の同僚も、課長に対する敬意が示されているので、何も違和感を感じることなく話を聞き続けることができるでしょう。
「述べる」の敬語表現で目上の人への敬意を示す
初回公開日：2018年02月20日
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