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「お見積り」の使い方と例文・敬語の種類・お見積りの別敬語表現

更新日:2024年01月13日

ビジネスシーンでは、見積書などの書類を社内外に提出する機会はよくあるものです。特に近年ではメールでやりとりすることが増えていますが、その際に正しい敬語表現を使えているか迷ったことはありませんか?今回は「見積り」に関する正しい敬語表現とその使い方を紹介します。

○【ご依頼の件】お見積り書送付のご案内
○【ご確認ください】お見積りをご提案させていただきます
○貴社経理アプリケーションソフト開発費のお見積りの件
○新車ご購入のお見積り書をお送りします
○新システム刷新導入にかかるお見積りの件につきまして

見積りをもらう側の場合

○【依頼申し上げます】お見積りをお願いいたします
○【見積依頼】経理アプリケーションソフト導入のお見積りの件
○新車ご購入のお見積りをお願いいたします

見積を依頼する場合のメール例文

株式会社○○
田中 様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の山田です。

この度弊社では、新規事業を立ち上げることになり、業務効率化の一環として、社内の経理システムの見直しをすることとなりました。それに伴い、一連のシステム刷新を予定しております。

そこで、以前より導入させて頂いている貴社の業務アプリケーションソフトのバージョンアップをまずは検討いたしたく、お見積りをおねがいできないでしょうか。
それをもちまして、社内の関係部署と相談し、予算の調整に入りたく考えております。

・業務アプリケーションソフト 最新バージョン導入を検討
・使用アカウント数:100(予定)

お忙しい中タイトなスケジュールで大変恐縮ですが、次回の会議で提案したいので、今月末を目処にいただけると大変助かります。

一度直接お話しできればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

見積依頼をする際の注意ポイント

見積もりの作成を依頼する場合は、下記のいくつかのポイントに注意して、メールを書くように心がけましょう。

(1)メールの件名:簡潔に分かり易く
例:「〇〇に関する見積もり依頼」「見積もりの作成をお願いします」
(2)文面は簡潔に分かりやすく要点をまとめる
(3)わかっている条件などはさいしょに提示しておく
(4)具体的な数量や納期などもわかっている範囲で記載する
(5)納期:いつまでに必要なのかを知らせる
(6)見積りの送付期限:必ず記載する

見積を送付する場合のメール例文

株式会社○○
田中 様

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
マーケティング事業部の山田でございます。

早速ではございますが、先般ご依頼いただいておりました、新システムに関するお見積ができましたので添付ファイルにてお送りします。

ご使用の頻度とアカウント数を想定し、以下の3タイプでお見積もりいたしました。
----------------------------------------
条件1: オリジナル決裁システム最新バージョン(100アカウント)
条件2: オリジナル決裁システム最新バージョン(300アカウント)
条件3: オリジナル決裁システム旧型バージョン(100アカウント)
-----------------------------------------
ご検討のほどお願いいたします。
お問い合わせ頂きましてまことにありがとうございました。

「お見積り」の別の敬語表現例

では、「お見積り」に関する別の敬語表現の例を見てみましょう。

併せて使用するとより丁寧になる表現

「お見積り」の敬語的表現とともに、あわせて用いられる表現も覚えておくとビジネス実務シーンでのコミュニケーションがうまくとれるようになります。

いつも同じ文章でばかりやりとりしているという方も、以下の言い回しをひとつプラスしてみると表現の幅が広がるのではないでしょうか。

○ご確認のほどよろしくお願いいたします
○何卒ご査収くださいますようお願いいたします
○ご検討いただきますよう、お願い申し上げます
○お見積書につきまして、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください

また、これらのセンテンスの頭に「お手数をおかけいたしますが」「お忙しいところ恐縮ではございますが」といったフレーズをワンクッション加えることで、より丁寧な印象を与えることができます。

催促をするときのプラスワンフレーズ

また、見積り発行の催促をする際には、直接的に伝えるのではなく、まず相手の状況確認をする一文を加えることでクッションの役割を持たせることができます。相手方も忙しく取り紛れている可能性もあります。「ご多忙中申し訳ありません」と一言添えるだけで、随分印象が変わるものです。

ほかにも、「お願いした見積りの状況はいかがでしょうか?」「その後、いかがでしょうか?」といった婉曲なフレーズを使って、相手へ配慮する姿勢を見せられるとよいでしょう。これらのプラスワンフレーズをうまく使って、相手方と円滑なコミュニケーションに役立てましょう。

「見積もり」は実務シーンでよく登場します

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初回公開日:2018年03月27日

記載されている内容は2018年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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