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「電話に出ない」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2023年12月27日

ビジネス上で相手が電話に出ないとき、そのことを目上の人や上司に伝えるときにはどのような敬語表現を使っていますか。電話に出ないという言い方は正しい敬語ではありません。一人前の社会人になるためには敬語表現を使えることはとても重要です。

電話に出ない際の敬語表現の定番の言い回し例をご紹介します。一度は言われたこともある聞き覚えのあるフレーズばかりです。これさえ覚えていれば電話に出ないという場面があってもうまく相手に伝えてコミュニケーションをとることができます。

目上の相手でも上司でもお客様に対しても失礼がない言い方なので、とても万能な敬語の表現です。

お忙しいようでしたので

電話に出ないことをそのまま文章にしてしまうと少しきつい印象にとられることがあります。とくに感情が伝わらないメールなどの文章で伝える場合はとくに注意が必要です。そんなときの定番の敬語の言い回し表現は「お忙しいようでしたので」と一言入れるだけで表現をやわらげることができます。

日本語の特徴として相手にはからいや尊敬の意をおくことをとても大事にしています。そのため、相手の状態を察する気持ちや敬語の表現は仕事の上ではマストです。

とくに電話をかける場合は相手が何をしているかなど不明なので、言い方によっては気付かずにお忙しい時間帯にかけてすみませんといった気持ちが込められることもあります。

お電話させていただきましたが

かけた相手が電話に出ない場合であっても自分が電話をかけたことは相手に伝えるべきです。電話をいたしましたがなどとつけることで相手に電話することになっているときに電話に出ない場合でもかけたことを示すことで約束を守ったということにもなります。

一方的にかけるだけかけてそのままにしておくと相手は電話をくれなかったという認識になってしまいトラブルに繋がることもあるので、自己申告をしましょう。

電話に出ないということを伝えるだけで電話をしたということになりますが、電話に出ないという表現ではなくお電話をさせていただきましたという方が丁寧な言い方で印象がよくなります。

電話に出ない場合は留守電を残す

携帯や個人宅に電話をかけた場合、留守番電話になることがあります。相手が不在の場合、留守番電話になれば必ずメッセージを残しましょう。メッセージには名前、用件を録音しましょう。

折り返しのお電話をいただきたい場合にはお電話くださいというよりは、「お手すきに際に、お電話をいただけましたら幸いです。」や「お電話をお待ちしております。」などと伝えましょう。

その他にも、また電話をする場合の注意点としては、「また、改めてお電話をいたします」という方がとても多いですが、これは間違いです。「また」と「改めて」という意味は同じ意味になりますので、どちらか一方のみを使用しましょう。

電話に出ない場合はメールで連絡

最近では、メールやスカイプなどのインターネットを利用した連絡方法がとても便利になりました。社内の回覧などの連絡方法もインターネットを利用したチャットワークなどを利用して一斉送信することも少なくはありません。しかし、電話はタイムリーに用件を伝えられることからビジネス上ではまだまだ欠かせないものです。

それでも、電話は相手が留守であると用件を伝えることはできません。そのときにメールで連絡することもあります。メールを送る際には電話をしたけど出なかったという内容を入れましょう。メールで連絡することは失礼という場合もありますが、最近ではその考えも薄れてきており、とてもポピュラーな連絡手段となっています。

電話に出ないを英語では?

日本はとてもグローバル社会となり多くの外国人が日本で働いています。また、日本の企業であっても海外と取引をする会社も多く、英語を使ったやりとりをすることもあります。英語を話せなくても、簡単な連絡ぐらいは英語でできるようになると仕事の幅を広まりさらなる活躍が期待できます。

さて、英語で電話に出ないという言い方はご存知ですか。日本語で電話に出ないという言い方が何通りもあるように英語でもたくさんあります。とても簡単で代表的な言い方をご紹介しますので、ぜひとも敬語と一緒に英語での言い方も覚えてみましょう。英語では敬語という概念がないのであらゆる場面で使えます。

He didn't answer the phone

英語で電話にでないという場合、最もシンプルな言い方は「He didn't answer the phone」です。もちろん電話の相手が女性であればHeではなく、Sheとなります。電話に出ないということは電話をしおえたあとですので過去のできごととなります。

過去をあらわすためにdidを使います。出ないという否定の意味でnotをつけます。電話に出ないということは相手の答えがなかったという解釈するのでanswer(こたえる)という単語を使って電話に出ないということを表現します。

この英語に対して、英語での敬語というものはありませんので、上司でも部下でもこの言い方を使うことができます。

He didn't pick up the phone

He din'tまでは前述と同じです。そのあとのpick upという英語を直訳すると拾うという意味になります。その他にも取るなどという意味があり、電話に出るということを受話器を取るというあらわし方をしています。

直訳すると「電話を取らなかった」ということになり、つまり電話に出ないということになります。この言い方もよく英語で使われる言い方です。電話を拾うという訳し方をすると全く意味が異なりますのでご注意ください。

敬語は言い回しが大切

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初回公開日:2018年02月24日

記載されている内容は2018年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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