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「親身になって」を使った敬語別の表現と3種類の敬語別例文

更新日:2024年04月15日

「親身になって」の敬語表現には、どのようなパターンあるか、すぐに思い浮かびますか。本記事では、「親身になって」という言い回しの、敬語表現や使い方、例文などをご紹介しています。類似表現もご紹介しているので、それぞれの言葉による言い換え表現も参考にしてください。

例文3|謙譲語の例文

目上の人に、「親身になってもらう」「親身になって〇〇してもらう」という状況では、謙譲語を使って表現します。

・会社の上司には、いつも親身になっていただいている
・会社の上司には、いつでも親身に話を聞いていただいている

いつ使うのか

「親身になって」という表現は、日常でも、ビジネスでも使う機会があります。いずれの場合も、思いやりのある人への行動に対する敬意を込めて使います。

自分が「親身になって」もらった場合は、相手に対する「ありがたい」という気持ちを込めます。

ある人が誰かに「親身になって」あげていたのを見かけた場合などは、親身になって行動できる「ある人」への敬意を込めて使います。メールなどの文書の中でも使うことができます。

メール

プライベートのメールはもちろん、ビジネスメールでも「親身になって」という表現を使って構いません。

ただし、個人としてのメールではなく会社としての正式メールで使うのは好ましくありません。

上司へのお礼や、親しくしている取引先担当者に対する個人あてのメールであれば、感謝の意を込めて、使うことができます。

「先日は、親身になってご対応いただき、本当にありがとうございました」のように、文頭でも文末でも使えます。

文書

文書に関しても、メール同様に個人としてのお礼を述べる場合であれば、「親身になって」をプライベートでもビジネスでも使うことができます。

先生へのお礼で、「親身になってご指導いただき、ありがとうございました」と礼状をしたためることもあります。

ビジネスでは、お礼の他、紹介文などにも使えます。「鈴木さんは、いつでも家族のように親身になって介護に取り組んでくれるヘルパーです」のように第三者の紹介文に使えます。

メールや文書に自信がない人におすすめ

自分が持っているボキャブラリーを、メールや文書の中で使っていいのか、不適切なのか、判断がつかなくて困っている、という人には、本書「イラッとされないビジネスメール 正解 不正解」をおすすめします。

本書はビジネスメールに関する解説ですが、「ビジネスでどういう形式が適しているか」を理解できれば、プライベートでどう使うかも理解できます。

友人など親しい人とのメールしか普段経験がない人には、一読をおすすめします。

「親身になって」のその他の敬語表現

ここでは、「親身になって」と類似の表現についてご紹介します。「親身になって」と同じ状態を表現したいが「親身になって」では不適切だというときに、類似表現で言い換えてみましょう。

お気遣いいただき

「親身になっていただきありがとうございます」は、「お気遣いいただきありがとうございます」と言い換えが可能です。

「お気遣いいただき」と比べた場合、「親身になって」の方が、より深く考えてくれていることを表現できます。

あたたかいご対応

「親身になって」は、「あたたかいご対応」と言い換えることができます。「あたたかいご対応」は「親身になって」とほぼ同じ意味で使うことができます。

手厚いサービスを受けたときなど、「御社の窓口担当の方には、あたたかいご対応をいただき、大変助かりました」のように使えます。

「あたたかい対応」をそのまま「親身になって」と言い換えても、表現されている内容に変わりはありません。

ご親切に

「親身になって」は「ご親切に」や「ご親切に対応」などで言い換えが可能です。「親身になって」よりは「ご親切に」の方が、関わり合いが若干弱いイメージになります。

「親身になっていただきありがとうございます」は「ご親切にありがとうございます」「ご親切に対応いただきありがとうございます」と言い換えが可能です。

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初回公開日:2018年02月09日

記載されている内容は2018年02月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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