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「働いている」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年08月12日

「働いている」は敬語にすると「働いています」「働かせていただいている」「働いてくださっている」の三つの形になります。それぞれの使い方を実例を上げながらご紹介します。また、「働いている」の別の敬語表現もご紹介いたします。ぜひご覧くださいませ。

「働いている」はどんなシーンで使うか

「働いている」はどんな場面で使っているかによって敬語にする方法が変わってきます。

自分が働いている場合は「働かせていただいている」と、謙譲語の形で敬語にします。相手が働いているという場合は「働いてくださっている」と、尊敬語の形で敬語にします。「脳が働いている」「胃が働いている」などの場合は、丁寧語の形で敬語にします。丁寧語にすると「働いています」になります。

機能が動いている

「脳機能がきちんと働いている」など「機能が正常に動いている」ということを表現するのには「働いている」という言葉を使います。「機能が動いている」ということを表す場合は丁寧語の形で敬語にします。「働いている」の丁寧語は「働いています」です。

自分が働いている

「私はこの会社で働いている」など、自分が働いているということを伝えるためにも「働いている」という言葉を使います。この場合は謙譲語にします。「私はこの会社で働いている」は敬語にすると「私はこの会社で働かせていただいている」になります。

相手が働いている

自分以外の人が働いていることを伝えたいという場合は「自分が雇った人が働いている」「自分の為に誰かが働いている」「自分の身内が働いている」という三つの状況があります。

「自分が雇った人が働いている」場合は、「働いてもらっている」の敬語表現が相応しいので「働いていただいている」になります。「働いてくださっている」と言っても問題はありません。

「自分の為に誰かが働いている」という場合は「働いてくれている」の敬語表現、「働いてくださっている」になります。

「自分の身内が働いている」ということを誰かに伝える場合は丁寧語か謙譲語の形で敬語にします。「働いています」「働かせていただいています」になります。

「働いている」の敬語表現の具体例

「働いている」は使う場面によって使う敬語の形式が変わってきます。状況ごとの具体的な例文をご紹介します。

自分が雇った人が仕事をしている

「ご紹介いただいたAさんは大変よく働いてくださっていて助かっています」「この店舗で私どもと一緒に働いていただける方を募集しております」などの使い方をします。

自分が仕事をしている

「こちらで働かせていただいています」「昔、この店で働かせていただいていたことがあります」などの使い方をします。

目上の人が自分のために仕事をしている

「働いてくださっている」が目上の人が仕事をしてくれている時に使う敬語にあたりますが、目上の人が働いている場合は「働いている」ではなく「動いている」というのが一般的です。

「その件では今部長が動いてくださっています」「社長が動いてくださいました」などの言い方をします。

脳機能などが動いている

物の動きを敬語にする場合は丁寧語にします。「脳機能は正常に働いています」「パソコンは正常に働いています」などの使い方をします。

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初回公開日:2018年02月13日

記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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