「でしたら」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年09月02日
メールでの使い方の例文を紹介します。メールでは良い印象をもってもらえるように敬語を上手に使って円滑なコミュニケーションを取りましょう。
例:
いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の山田です。
お忙しいところ申し訳ありませんが、〇月〇日に開催される商品セミナーについて質問があります。
1.今から申し込みをしても参加は可能でしょうか。
2.可能”でしたら”、申し込み方法を教えていただけますでしょうか。
お手数をおかけいたしますが、ご返信をお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。
「~でしたら」を使うことで申し込み方法を教えてもらうという行動が相手に丁寧に伝えることができます。
ビジネスメールでの使い方
ビジネスメールでの使い方では丁寧語としていろいろな使用例があります。
例:
株式会社〇〇
〇〇△△様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の〇〇太郎です。
〇月〇日付でご注文いただきました製品について、
本日以下のとおり発送いたしました。
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ご注文内容:〇〇〇〇
ご注文個数:〇〇個
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なお、製品の到着をご確認いただけましたら
お手数ですが同封の受領書をご返送いただきますよう
よろしくお願いいたします。
<同封物>
(1)納品書...1通
(2)受領書...1通
ご不明な点がおありでしたらお気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
「でしたら」を敬語表現するときの例文
でしたらを敬語表現するときの例文を紹介します。ビジネスメールにもよく使う表現ですので参考にしてください。
例文:
〇〇につきまして
〇月〇日〇曜日にメールを送りましたが
お手元に届いておりますでしょうか?
もし、届いていないようでしたら申し訳ございません。
再度、お送りいたしますのでご確認いただければとおもいます。
「もし届いてないようでしたら」という敬語が無い文章だとどことなく上から言うような印象に感じてしまいます。
幸いです
「でしたら幸いです」という言い方は注意が必要です。幸いですという表現に「幸いにも~できた」「運が良かった」という曖昧なニュアンスが含まれて違和感を感じる場合もあるでしょう。「でしたら幸いに存じます」という表現を使った場合はより丁寧な表現になります。相手が目上の場合は「幸甚です」というような使わけもできるでしょう。
「でしたら」の別の敬語表現例
「でしたら」の他の敬語表現例を紹介します。日程を打ち合わせする場合に「でしたら」という敬語表現はよく用いられるでしょう。社内でのメールのやり取りの他にも取引先や顧客との時間調整など幅広い部分で「でしたら」という敬語が使われています。
であれば
相手に日程を打診した時に、いつであればといった問いかけをする場合に「でしたら」という敬語を使うこと多いでしょう。「~であれば」という言葉も「可能であれば」というニュアンスが含まれるので「~でしたら」という言葉に変えても敬意を表現することができるでしょう。
例:
もし日程変更が難しいようでしたら
〇〇様のご都合の良い日程をいくつかお知らせいただければと存じます。
日程調整をし、改めてご連絡いたします。
「でしたら」と「なら」の敬語の違い
「でしたら」と「〇〇なら」という敬語には違いがあります。例文の「でしたら」という敬語の部分を「なら」に変えると違った印象になります。
「もし、日程が難しいなら~」
「もし、商品が届いてないようなら~」
といったようにかなり曖昧な表現になってしまします。一見失礼に当たらないような印象を持ってしまいますが、「もし、日程が難しいようでしたら~」であったり「もし、商品が届いていないようでしたら~」というように「でしたら」の方が丁寧な印象が出ます。
ビジネスの関係ではない相手とのメールや、丁寧に連絡を取る場合では「~なら」という言葉を使えますが、相手との立場が重んじられるビジネスの場合では「~でしたら」を使うほうがより敬意を表現できるでしょう。
「でしたら」という敬語をうまく使いましょう
初回公開日:2018年02月12日
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