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「お子様」の敬語表現・お子様の使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年02月21日

「お子様」の尊敬語は?謙譲語は?ふだん使っている「子ども」を表す言い方は正しいの?そういった疑問がある方もいらっしゃると思います。疑問が解消するように調べてみました。合わせて敬語の基本や文例にも触れているので参考にしてください。

お子様を敬語表現した例文をあげました。よくあるシュチュエーションなので、先に書いた手紙の例文と一緒に覚えておくと便利です。

入学祝の例文:このたびはご子息〇〇様が〇〇高等学校にご入学されますとの由、心よりお祝い申し上げます。ご家族の皆様のお喜びもひとしおかと存じます。希望に満ちた学校生活がお送りできますよう祈念いたしまして、失礼かと存じますがお祝いの品をお送りします。

結婚祝いの例文:このたびはご息女さまのご結婚、誠におめでとうございます。お二人の輝かしい門出を祝福、末永いご多幸とご家族も皆さま方のご隆盛を祈念いたします。ご息女さまは二重敬語ではありますが、このような改まった結婚祝いなどの場合は、使用してもよいとされています。

「お子様」の別の敬語表現例

お子様(お子さま)以外の敬語表現を尊敬語よ謙譲語でまとめてみました。

尊敬語:ご子息 ご令息 ご令郎  ご子女 ご息女 ご令嬢 ご子弟

謙譲語:息子、愚息(長男、次男)、娘(長女、次女)、上の子、下の子

「お子様」と「お子さま」の敬語表現の違い

「お子様」と「お子さま」の違いに、これといった明確な違いはありません。ただ「お子様料金」、「お子様ランチ」、「お子様メニュー」などは、小さな子供に使われることが多いイメージがあります。たしかに大学生、成人した子どもに対してまで「お子様」とういうのは違和感があります。その場合は「お子さま」を使う場合が多いです。

しかし大学の入学案内などでも「お子様」という表現される場合もあります。「ご子息」「ご令嬢」というのは少し大学側がへりくだり過ぎている感じがして不自然ですし、「生徒様」という言い方も聞いたことがありません。お子様、お子さまのいずれかを使うのが一般的で、どちらを使うかは、使う側の好みと言ってよいでしょう。

敬語とコミュニケーション

「お子様」を例にとって、子どもに関する敬語をまとめてみました。子どもの言い方ひとつ取っても、いろいろなルールがあって、少々面倒な感じはします。

お子様どうしが仲がよいママ友とのメールならば「また、うちの〇〇ちゃんと遊んであげてね」などと言う場合もあります。気になる人は、自分の子にちゃん付けしたり、「遊んであげる」という言い方に上から目線な印象を持って不快になる人もいるでしょう。

互いに使っていて心地よい関係であれば、言葉に振り回される必要はありませんが、一方が違和感や不快感を覚える言い方は避けた方がよいでしょう。

また敬語の誤用はビジネスにおいては評価が下がってしまう恐れもあります。まずは常識的な敬語表現を知った上で、相手との関係性や距離感、TPOで言い方、書き方を考えるようにしていくと、コミュニケーションスキルやのコミュニケーションの幅が広がっていくでしょう。

初回公開日:2018年02月12日

記載されている内容は2018年02月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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