Search

検索したいワードを入力してください

「講演を聞く」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年04月21日

ビジネスでは、「講演を聞く」ことが取引先とのつきあい上よくあります。取引先が「講演を聞く」ことを敬語で話す場合と、自分が「講演を聞く」ことを取引先に敬語で話す場合があります。この記事では、「講演を聞く」の敬語表現について紹介します。

「講演を聞く」を敬語表現するときの例文を「講演をお聞きになる」「講演を聞かれる」「講演をお聞きになる」「講演を聞きました」の4つについて紹介します。

「講演をお聞きになる」は?

「講演をお聞きになる」は、「講演を聞く」の尊敬語で目上の人が「講演を聞く」ことに対して敬意を表します。「講演をお聞きになる」の過去形は、「講演をお聞きになりました」です。

使用例
・○○先生の講演をお聞きになると伺いました。ありがとうございます。
・途中から講演をお聞きになられたそうでいかがでしたでしょうか。
・明日の講演をお聞きになられるということで楽しみにしております。

「講演を聞かれる」は?

「講演を聞かれる」は、「講演を聞く」の尊敬語で目上の人が「講演を聞く」ことに対して敬意を表します。「講演を聞かれる」の過去形は、「講演を聞かれました」です。

使用例
・○○先生の講演を聞かれると伺いました。ありがとうございます。
・途中から講演を聞かれたそうでしたがいかがでしたでしょうか。
・明日の講演を聞かれるということで楽しみにしております。

「講演をお聞きする」は?

「講演をお聞きする」は、「講演を聞く」の謙譲語で目上の人が「講演を聞く」ことに対して敬意を表します。「講演をお聞きする」の過去形は、「講演をお聞きになりました」です。

使用例
・○○様の講演をお聞きすることを楽しみにしています。
・△△様の昨日の講演をお聞きました。大変感動いたしました。
・明日の貴社主催の講演をお聞きさせていただきたく、お願いにあがりました。

「講演を聞きます」は?

「講演を聞きます」は、「講演を聞く」の丁寧語で目上の人がすることに自分や身内のことについても使用できますが、主に第三者的表現のときに使用します。「です」や「ます」を語尾につけ丁寧に話すことにより相手を敬います。また、通常の会話でも丁寧にしゃべるときには、丁寧語を使用します。「講演を聞きます」の過去形は、「講演を聞きました」です。

使用例
・これから○○様の講演を聞きます。
・△△様の昨日の講演を聞きました。とてもよかったです。
・電車の遅延で開始時間にとても間に合わないので途中から講演を聞きます。

「講演を聞く」の別の敬語表現例は?

「講演を聞く」の別の敬語表現例として「講演を拝聴する」について説明します。

拝聴するは?

「講演を拝聴する」は、「講演を聞く」の謙譲語で、「講演を拝聴する」の過去形は、「講演を拝聴した」になります。

「講演を拝聴する」は、「講演を聞く」の敬語のなかで一番敬意の高い敬語なので、口頭では、特別なお客さんにしか使用せず、メールや手紙などの文面ではあまり親しくない人にたいしてより丁寧に表現したい時に使用します。

使用例は下記になります。
・○○先生の講演を拝聴することを楽しみにしています。
・△△会長の昨日の講演を拝聴しました。大変感動いたしました。
・明日の□□市長の講演を拝聴させていただきたく、お願い申し上げる次第です。

「講演を聞く」の敬語をしっかりマスターしよう

ビジネスの世界では、「講演を聞く」ことも仕事でよくあります。その多くは、お客さんとの関わりがあります。主催がお客さんの側の講演だったり、自分の会社側の講演だったり、そのどちらでもなく、お客さんと一緒にいく講演だったりさまざまです。「講演を見る」ことによってお客さんとの親交を深めれば、ビジネスチャンスも広げることが可能です。

「講演を聞く」の敬語表現ができていなかったり、尊敬語と謙譲語を間違えて使ったりすると恥をかいてしまうだけでなく、せっかくのビジネスチャンスもなくなったりしますので、日頃から敬語の使い方について理解して、実際に使用する場でスムーズに使いこなせるようにしましょう。

初回公開日:2018年03月02日

記載されている内容は2018年03月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests