「急がせてすみません」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現
更新日:2024年10月03日
お急ぎ立てしてしまい申し訳ありません
「急がせてすみません」を丁寧に敬語で表現した言い方です。例文を紹介します。
・講演会の突然の予定変更でお急ぎ立てしてしまい大変に申し訳ありません。
・会議に配布する資料の原稿が届いておりません。お急ぎ立てしてしまい誠に申し訳ございませんが早急にご送付下さいますようお願い申し上げます。
御用立てしてしまい
「急がせてすみません」とほぼ同じ意味で「御用立てしてしまい」という言い方もあります。
・お寛ぎのところ御用立てしてしまい、大変に申し訳ない次第です。
・この度はお取込み中のところ、御用立て致しまして大変申し訳ありません。
正しい敬語表現を使いましょう
バイト敬語という言葉があります。敬語のように聞こえますが間違った言い方ですからうっかりと使わないように注意しましょう。
よく使われるバイト敬語に次のようなものがあります。
・よろしかったでしょうか
ファミレスで「こちらのお席でよろしかったでしょうか」と聞かれることはよくありますかが「よろしかったでしょうか」ではなく「よろしいでしょうか」が正しい表現です。
・○○円からお預かりします
コンビニの会計時によく聞かれる言い方です。「○○円から」という言い方は間違った言い方です。「○○円お預かりします」と言うのが正しい言い方です。
・~のほうになります
どんな場合でも「~のほう」を使う店員さんがいます。「デザートのほうになります」と言って持ってきてくれますが、本来は「デザートをお持ちしました」が正しい言い方です。
気持ちを込めて伝えましょう
「急がせてすみません」を言葉だけ丁寧な表現で言っていても、気持ちがこもっていないと相手には伝わらないことも多いです。人間のコミュニケーションは実は80パーセントは非言語の情報を優先して受け取っていると言われているからです。
非言語とは「目線、表情、雰囲気、手や腕のしぐさ」など言葉以外の人間が感情を表す全ての情報で、人間は常に相手の本当の気持ちを探ろうと無意識でこれらの情報をキャッチしようとしています。
気持ちは態度に現れますから、心から「急がせてすみません」と正しい敬語で伝えられるようにしましょう。
初回公開日:2018年02月25日
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