Search

検索したいワードを入力してください

「話す」の敬語表現・話すの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年02月26日

敬語で「話す」を表現する際、普段の会話ではよく使う丁寧語の「です。」、「ます。」では言えても、謙譲語や尊敬語ではなかなか表現はしないのではないでしょうか。敬語は意識して使用することで身につくことなので表現の仕方を覚えることから始めてみましょう。

【謙譲語】

自分や自分の身内についてへりくだって表現する言い方です。自分や自分の身内にまつわるものの動作や持ち物について述べるときに用います。

「そちらに行きます」は「そちらに伺います」
「担当が行きます」は「弊社の担当が参ります」

のように、主語が自分やその身内、自分の組織の人になります。

使い方

「話す」の敬語の3種類の使い方例を次の記載しています。

【謙譲語】

自分をへりくだる表現なので、自分の意見を上司に話す場合などで使用します。自分が目上の人に話す場合の表現は以下の内容となります。

(例)「(自分の)意見を話します。」→「(自分の)意見を申し上げます。」

【尊敬語】

目上の方に対して使う表現ですので、動詞に対して「れる」、「られる」などの言葉を付け加える事で用います。上司が話をする場合表現は以下の内容となります。

(例)「上司が話す」→「上司が話される」または「上司がおっしゃる」
※「おっしゃる」に「られる」を付けた「おっしゃられる」は二重敬語になるので注意しましょう。

【丁寧語】

「です。」や「ます。」、名詞に「お」や「ご」を付けるといった表現の内容は以下となります。上長が話をする場合の表現は以下の内容となります。

(例)「上長が話す。」→「上長がお話します。」

メールでの使い方

メールでの使い方は社内と社内のメールで異なります。文章例は以下の内容となります。

(社内例)先輩に対してお礼のメール
〇〇様

お疲れ様です。
〇〇部 ○○です。

先日は、楽しいお話ありがとうございました。
おかげさまで、仕事にも慣れてまいりました。ありがとうございます。


(社外例)取引先に対して資料の提出を催促するメール
 ○○株式会社
 〇〇部 〇〇様

いつも大変お世話になっております。
○○会社の○○です。

先日はお忙しいところお時間を割いていただきありがとうございました。
失礼ながら重ねて申し上げます。先週までにとお話いたしまして、お見積りの提出をお願いいたします。

ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
(署名)

※ほかにもサイトなどに例文がありますので、参考にしてください。

「話す」を敬語表現するときの例文

「話す」の敬語表現での例文は以下のとおりです。

【謙譲語】申す、申し上げる
・先日わたくしが申し上げたとおり~

【尊敬語】おっしゃる
・先ほど部長がおっしゃった件について確認したいのですが。
・部長のおっしゃるとおりです。

【丁寧語】お話します
・結果は○○さんにお話します。

「話す」の別の敬語表現例

「話す」の別の敬語表現は「言う」です。同じような表現をします。 謙譲語、尊敬語は「話す」と同じ敬語の表現をします。例文は以下のとおりです。

【謙譲語】申す、申し上げる
・先日わたくしが申し上げたとおり~
・課長の○○と申します。(取引先でのあいさつや上司を紹介する場合)

【尊敬語】おっしゃる
・先ほど部長がおっしゃった件について確認したいのですが。
・部長のおっしゃるとおりです。

【丁寧語】言います
・結果は○○さんに言います。

上記のような表現になります。「話す」「言う」はよく使う言葉なので「謙譲語」「尊敬語」「丁寧語」はきちんと使い分けができるようになりましょう。

敬語で話す練習方法

次のページ:「話す」の敬語を使ってみよう

初回公開日:2018年03月08日

記載されている内容は2018年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests