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「応援する」の敬語表現・応援するの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年02月29日

「応援する」と正しく敬語で言えますか。正しい敬語は難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では「応援する」の敬語表現について解説していきます。「応援する」の敬語表現について知りたいという方はぜひ読んでみてください。

手紙での使い方

「応援する」の敬語表現は手紙ではどのように使われるのでしょうか。いくつか具体例をあげて使い方をご紹介していきます。

丁寧語「応援します」や「応援しています」を用いた例です。
「先日お誘いいただきました演奏会ではとても素敵な音楽を聴かせていただき、ありがとうございました。これからも応援しています。」

続いて「応援する」の尊敬語「応援なさる」や「応援してくださる」を用いた例です。
「先日はお足元の悪い中、会場までお越しいただきありがとうございました。応援してくださったおかげで優勝することができました。これからもおっしゃっていただいたことを意識しながら技術向上に努めて参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。」

最後に「応援する」の謙譲語「応援しております」や「応援いたします」の例です。
「何もお力になることができず大変恐縮ではございますが、これからも陰ながら応援しております。」

「応援する」を敬語表現するときの例文

「応援する」と敬語で表現する際にはいろいろな状況がありますが、ここではよく使われる表現に絞って、どのように使われるのかを具体例と共にご紹介していきます。

今回は、応援をしてもらった時に感謝の気持ちを伝える「応援ありがとう」の敬語表現について例文をあげて取り上げていきます。

ありがとう

丁寧語で「応援ありがとう」と伝える場合はそのまま「応援ありがとうございます」です。例文としては「皆さま日々の応援ありがとうございます。」となります。

尊敬語で「応援ありがとう」を伝える場合は「応援してくださりありがとうございます」です。例文としては「雨の中私たちのために応援してくださりありがとうございます。」となります。

謙譲語で「応援ありがとう」を伝えるとすると、謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意をはらう表現なので「応援」をするのは自分になります。自分に「応援ありがとう」ということはないので謙譲語の「応援ありがとう」の敬語表現はご紹介しません。

「応援する」の別の敬語表現例

「応援する」を別の敬語表現で表すと、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは「応援する」の別の敬語表現とその具体例をご紹介していきます。

支援する

「応援する」を別の敬語表現を用いて表せる言葉に「支援する」があります。ただし「支援する」はお金など具体的に何かを提供するニュアンスが強いです。

例えば「応援する」の丁寧語「応援します」や「応援しています」は、「支援する」を用いると「支援します」や「支援しています」となります。例をあげると、「これからも応援します」は「これからも支援します」と言うことができます。

「応援する」の尊敬語「応援なさる」や「応援してくださる」は「支援する」を用いると、「ご支援なさる」や「ご支援くださる」となります。例をあげると、「今後も応援してくださる」は「今後もご支援くださる」と言うことができます。

最後に「応援する」の謙譲語「応援しております」や「応援いたします」は、「支援する」を用いると「ご支援いたします」となります。例をあげると、「これからも応援しております」は「これからもご支援いたします」と言い換えられます。

協力する

「応援する」を別の敬語表現を用いて表せる言葉に「協力する」があります。「支援する」と同じように具体的に何かをするというニュアンスがあります。

例えば「応援する」の丁寧語「応援します」や「応援しています」は、「協力する」を用いると「協力します」となります。例をあげると、「これからも応援します」は「これからも協力します」と言うことができます。

続いて「応援する」の尊敬語「応援なさる」や「応援してくださる」は、「協力する」を用いると「ご協力なさる」や「ご協力くださる」となります。例をあげると、「今後も応援してくださる」は「今後もご協力くださる」と言うことができます。

最後に「応援する」の謙譲語「応援しております」や「応援いたします」は、「支援する」を用いると「ご協力いたします」となります。例をあげると、「これからも応援しております」は「これからもご協力いたします」と言い換えられます。

「支援」や「協力」の敬語表現には「ご」がつく

「支援する」と目上の人に対して敬語で言うには、「支援」や「協力」という言葉に丁寧さを表現する「ご」をつけて「ご支援」や「ご協力」という形で使われることもよくあります。そして誰がその動作を行うのか、動作主によって「ご支援」や「ご協力」の後ろの敬語表現が変わってきます。

たとえば「ご連絡」、「お引越し」などのように「お」や「ご」をつけて丁寧な敬語表現になる言葉はたくさんありますが、「支援する」や「協力する」にも「ご」をつけて「ご支援」や「ご協力」とすることでより丁寧な敬語表現になります。

ふとしたときに正しい敬語が使えるとカッコいい

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初回公開日:2018年03月19日

記載されている内容は2018年03月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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