「仕事を受ける」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現
更新日：2024年08月10日
「仕事を受ける」という言葉について
ビジネス用語として「仕事を受ける」という言葉は頻繁に使う機会があり、その場合でもきちんと敬語表現をもって相手にその旨を伝えることが大切です。何らかの仕事を受ける場合は、先方会社や上司から依頼されてその仕事に就く形になります。
「仕事を受ける」という言葉を使うタイミング
先述のように「仕事を受けるタイミング」は、何らかの新しい企画や事業計画を立ち上げる場合が非常に多く、そんな折りに仕事を受けることになるため「きちんと仕事を受ける姿勢」を示すことが大切になり、「お仕事をお受けさせていただきます」や「ご依頼の案件をぜひお引き受けいたします」といった敬語表現を使うことも必要になります。
ビジネス上のやり取りでは、常に新しい企画や仕事に挑戦する姿勢が認められるため、この「仕事を受けるタイミング」というのは必ずどのタイミングかでやってきます。そんな場合でも円滑に依頼された仕事を引き受けられるよう、「仕事を受ける」という旨を敬語表現をもって相手に伝えられるようにボキャブラリを増やしておくことが大切です。
「仕事を受ける」の敬語表現
「依頼された仕事を受ける」という旨を相手に伝える場合は、特にビジネス上のやり取りの場合、必ず敬語表現によってその旨を伝えることが必要になります。
・ぜひ、ご依頼されたお仕事をお引き受けさせていただきます。
・ご依頼された案件につきまして、ぜひお引き受けさせていただきます。
・ぜひご企画にご協力させていただきます。
・改めてお引き受けさせていただきます。
・微力ながら、わたくしどもの力をお使いください。
これらの表現が並びますが、どの言葉・表現にも「ありがたく仕事を引き受けます」、「ぜひ自分に仕事を受けさせてください」、あるいは「仕事を受けることを許容ください」といった、へりくだった謙譲表現をもって伝えられることが多いです。
丁寧語
丁寧語というのは「不特定多数の人々に公示できる、丁寧な言葉遣いによって示す敬語表現」を意味し、主に「です・ます口調」によって伝えられる一般的な敬語表現になります。これはテレビのニュースやいろいろな番組のテロップ、またはインターネット上の宣伝広告などに使われる当たり障りのない敬語表現として、多くの場面で認められます。
・お引き受けいたします。
・ぜひご協力させてください。
・喜んでご協力させていただきます。
・ぜひお引き受けさせていただきます。
・お受けさせていただきます。
このように、多少なりとも話者（仕事を受ける側）がへりくだった姿勢をもって仕事を引き受けることを相手に伝えることになります。
「仕事を受ける」の敬語での使い方
「仕事を受けること」を敬語表現する場合は、必ずと言ってよいほど上司と部下の関係がまず先に想定され、これは上司でなくても先方会社の場合でも同じく、「仕事を受ける際の言葉遣い」は敬語表現によって伝えられることが必須となります。
・お引き受けさせていただきます。
・ぜひ、ご協力させていただきます。
・微力ながら、ぜひ尽力させていただきたく存じます。
・ぜひ、弊社へお任せください。
・喜んでご協力申し上げます。
これらの表現が一般的に使われる「仕事を受ける際の決まり文句」のようにありますが、たいていどの場合でも「仕事を依頼してくれる相手へのへりくだった姿勢や態度」が求められることになります。
敬語の種類
日本語の敬語表現には大きく分けて3種類あり、尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つの敬語表現によってそれぞれの場面でさまざまな活用・表現がなされます。
尊敬語は「目上の人や立場が上位にある人に対し、話者が一方的に尊敬の念をもって示される敬語表現」となり、一般的にはビジネス上のやり取りにおいて使われる著名な敬語表現となります。
謙譲語というのは「相手と自分の立場や関係性を問わず、話者が自発的にへりくだって相手に敬意を示す敬語表現」を意味し、これはビジネス上のやり取りでもプライベートでも多くの場面で見られる、多く使われている敬語表現となります。
丁寧語は「不特定多数の人々に公示できる、丁寧な言葉遣いによる敬語表現」を指し、主に「です・ます調」によって表現される当たり障りのない敬語表現となります。これはテレビや宣伝文句などで使われる、ポピュラーな敬語表現として認められます。
「仕事を受ける」の使い方
「仕事を受ける」という表現は先述のとおり、何らかの仕事を依頼される場合や、あるいは新しい企画や事業計画を発足する際に使われることが多く見られ、その仕事や企画の達成に向けて社員全員の統一された姿勢が求められます。
・お引き受けさせていただきます。
・ぜひご協力させていただきます。
・尽力させていただきます。
・ぜひお受けさせていただきます。
・ぜひご依頼のお仕事に就かせていただきます。
・ぜひよろしくお願いいたします。
仕事を受ける際にはこれらの言葉・表現が主に使われ、上司から依頼された場合でも先方会社から依頼される場合でも、変わらず相手への敬意を示した態度・言葉をもって「仕事を受ける」という旨を伝えることになります。
メールでの「仕事を受ける」の使い方
ビジネスメールで「仕事を受ける」という旨を伝える際でも、先述でご紹介しましたように「相手への敬意を示した上で、へりくだった姿勢をもって仕事を受ける姿勢」を示すことが大切で、必ずその際には「仕事を受けること」を伝える敬語表現を使うことが必須になります。
・ぜひご協力させていただきます（先方会社から仕事を依頼された場合）。
・微力ながら尽力させていただきます。
・ぜひお引き受けさせていただきます。
・ぜひお受けさせていただきます。
・ぜひご依頼のお仕事に就かせていただきます。
・ぜひよろしくお願いいたします。
このように「仕事を受ける」という旨を伝える際の敬語表現をそのまま使うことができます。
「仕事を受ける」を敬語表現するときの例文
初回公開日：2018年03月26日
記載されている内容は2018年03月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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