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「待ち合わせ」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年04月22日

日常生活からビジネスまであらゆる場面でする「待ち合わせ」ですが、正しく敬語で言うのは難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では「待ち合わせ」の敬語表現を紹介します。「待ち合わせ」の敬語表現について詳しく知りたいという方はぜひ読んでください。

「待ち合わせ」の敬語表現

「待ち合わせ」の敬語表現は日常生活からビジネスにおいてまであらゆる状況で頻繁に使われる表現です。

自分が誰かと待ち合わせる場合や目上の人が誰かと待ち合わせる場合に「待ち合わせ」を正しい敬語で目上の人に言えるでしょうか。「待ち合わせ」はどのように敬語で表現するのでしょうか。

まずはじめに「待ち合わせ」の敬語表現について丁寧語、尊敬語、謙譲語の3つに分けて具体例と共にご紹介していきます。

丁寧語

「待ち合わせ」を丁寧語で表現すると「待ち合わせをします」です。丁寧語は「です、ます、ございます」を使って丁寧に話をする敬語表現です。なので「待ち合わせ」に丁寧語の語尾「ます」をつけて「待ち合わせをします」となります。

「待ち合わせ」の丁寧語「待ち合わせをします」という敬語表現を用いた例文をいくつかあげていきます。
・「この後駅で友達と待ち合わせをします。」
・「終わったらここで待ち合わせをしましょう。」

尊敬語

「待ち合わせ」を尊敬語で表現すると「待ち合わせをなさる」です。

尊敬語は目上の人に対して敬意を示す敬語表現なので目上の人が待ち合わせをします。実際に待ち合わせをする人である目上の人に敬意を示さなければいけません。尊敬語の敬語表現の「~なさる」という尊敬語の敬語表現を利用して「待ち合わせをなさる」とします。

「待ち合わせ」の尊敬語「待ち合わせをなさる」を用いた例文をあげます。
・「取引先の方と午後3時から○○カフェで待ち合わせをなさるそうです。」
・「この後お友達と待ち合わせをなさるそうなので早めに切り上げましょう。」

謙譲語

「待ち合わせ」の謙譲語は「待ち合わせをいたします」になり、謙譲語は自分が待ち合わせをすることをへりくだって表現することで相手に敬意を示します。そのため待ち合わせをするのは自分自身になります。

「待ち合わせ」を謙譲語にするには謙譲語の敬語表現「~いたす」をつけて「待ち合わせをいたします」とすることで謙譲語にすることができます。

「待ち合わせ」の謙譲語「待ち合わせをいたします」を用いた例文をあげていきます。
「明日は取引先の方と午後4時から待ち合わせをいたします。」のような例文になります。

「待ち合わせ」の敬語での使い方

「待ち合わせ」の敬語表現は実際どのように使われるのでしょうか。ここでは「待ち合わせ」の敬語表現の基本的な使い方、メールでの使い方、ビジネスでの使い方を例文をあげながらそれぞれご紹介していきます。

敬語の種類

「待ち合わせ」の敬語表現のところでもすでにご紹介したように敬語の種類には大きく分けて丁寧語、尊敬語、謙譲語の三種類があります。「待ち合わせ」の敬語表現を丁寧語、尊敬語、謙譲語に分けてまとめると以下のようになります。

丁寧語「待ち合わせをします」は「待ち合わせ」に丁寧語の表現である「です、ます、ございます」などを使って丁寧に表現し、丁寧に話すことで話し相手に敬意を示す敬語表現です。

「待ち合わせ」の尊敬語「待ち合わせをなさる」は尊敬語の表現「~なさる」を用いて自分ではなく、目上の人が待ち合わせをすることに対して敬意を示します。

「待ち合わせ」の謙譲語「待ち合わせをいたします」は謙譲語の表現「~いたす」を用いて、自分が待ち合わせをすることをへりくだって表現します。

使い方

「待ち合わせ」の敬語表現は目上の人が待ち合わせをすることを表現したり、目上の人に自分が待ち合わせをすると言いたいときに使われます。

「待ち合わせ」の使い方としては丁寧語「待ち合わせをします」では丁寧さは高くはないですが待ち合わせをするということを目上の人に敬語を用い簡潔かつシンプルに伝えることができます。

「待ち合わせ」の尊敬語「待ち合わせをなさる」を用いると敬意をはらうべき目上の人が待ち合わせをする場合に使うことができます。目上の人が待ち合わせをするということ対して敬意を示すことができます。

「待ち合わせ」の謙譲語「待ち合わせをいたします」は自分が待ち合わせをするときに自分をへりくだって表現することで相手を持ち上げてに敬意を示したいときに用いる敬語表現です。

メールでの使い方

「待ち合わせ」の敬語表現はメールではどのように使われるのか、具体例をあげて使い方をご紹介していきます。まずは「待ち合わせ」の丁寧語「待ち合わせをします」を用いた例です。

・「午後5時に夫と○○駅で待ち合わせをしますので、それまでの時間でご都合のよろしいお時間をお伺いできますでしょうか。」

続いて「待ち合わせ」の尊敬語「待ち合わせをなさる」を用いた例です。
・「午後6時からご友人の方と待ち合わせをなさるということでございましたら、午後3時からはいかがでしょうか。」

最後に「待ち合わせ」の謙譲語「待ち合わせをいたします」の例です。
・「○○駅で午後5時から待ち合わせをいたしますので、午後3時くらいからだとありがたいのですがご都合はいかがでしょうか。」

上記のようになります。

ビジネスでの使い方

「待ち合わせ」の敬語表現はビジネスではどのように使われるのでしょうか。具体例をあげて使い方をご紹介していきます。

まずは「待ち合わせ」の丁寧語「待ち合わせをします」を用いた例です。
・「担当者の方と午後2時から待ち合わせをしますので、今日の会議を途中で抜けさせていただくことは可能でしょうか。」

続いて「待ち合わせ」の尊敬語「待ち合わせをなさる」を用いた例です。
・「部長が取引先の方と午後2時から待ち合わせをなさるので定例会議の時間を午前11時からに変更いたします。」

最後に「待ち合わせ」の謙譲語「待ち合わせをいたします」の例です。
・「午後5時以降は上司と待ち合わせをいたしますのでそれまでのお時間でしたらいつでも大丈夫です。」

次のページ:「待ち合わせ」を敬語表現するときの例文

初回公開日:2018年04月12日

記載されている内容は2018年04月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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