Search

検索したいワードを入力してください

辞令交付式の司会のやり方|挨拶/渡し方/例文/マナー/服装

更新日:2024年03月22日

一般的に入社式で執り行われる辞令交付式。社員の「人事に関する重要事項」を間違いなく本人に渡すという大きな役割を持っています。新入社員も既存の社員も流れやマナーを確認して、受け取る時に恥をかかぬよう、司会を任されてもスムーズにできるようにしておきましょう。

企業の正式なセレモニーである辞令交付式では服装にも気を付けなければなりません。身だしなみでその人の印象は大きく左右されますので注意しましょう。

制服がある場合

制服がある企業であれば服装に迷うことはありません。指定された制服を着用するのか否かを事前に確認し、着用する場合にはアイロンをあてて辞令交付式に参加します。

男性の場合

男性は正式なセレモニーやかしこまった場にはスーツでいけば問題はありません。その際にはダークスーツを着用することをお勧めします。リクルートスーツで無くても構いませんが、派手なストライプやチェック柄などは避けましょう。シャツも派手な色付きのものは避け、白無地のものにしっかりとアイロンをあてたものを着用します。ネクタイも派手ではない控えめなものが良いとされます。

スーツの着方ですが、正式な場では一番下のボタンは明けておくのがマナーです。また身体にあったサイズのものを選びましょう。靴はしっかりと磨いて式に臨みます。

また、髪型は耳にかからない程度に短くし染髪はしない方が良いでしょう。髭は剃り、普段ピアスなどのアクセサリー類を身に付けている人でも外して参加しましょう。

女性の場合

女性も場合は男性のスーツに匹敵する服装を心がけます。リクルートスーツで無くてもかまいませんし、スーツの指定がない場合はオフィスカジュアルでもかまいません。派手になりすぎないように注意しましょう。たとえば、襟付きのシャツを着用してスカートはひざ丈のものを選びます。ジャケットは着用しましょう。パンツスタイルでも問題ありません。

女性の場合は服装よりも化粧や装飾品に気を付けることが重要です。髪の色は明るすぎず、お辞儀をした時に顔にかからぬように長髪の場合は結んでおきましょう。化粧は派手になりすぎないように心がけます。化粧は社会人の身だしなみの一つですのでスッピンは避けてください。アクセサリー類もできるだけ控えて、さり気ない程度にしておきましょう。

辞令交付式の時期

先にも述べましたが入社式の際に辞令交付式を行う企業が多いので、一般的には4月1日とされています。人事異動の際も辞令交付式を行う場合は同じ時期にすることが多いです。

辞令交付式のマナー

企業から辞令交付されるということは大変大きな意味を持ちます。入社の際の辞令交付は一度きりですので、大きな意味を持っていることを自覚して式に臨みましょう。

辞令交付式は正式なセレモニーですので、ピリピリと重い空気が流れています。そこで無駄話をして学生気分でいるようなことはやめましょう。キリッと社会人としての振る舞いをします。それに伴い服装などの身だしなみも気を付けましょう。ダサいから、目立ちたいからというような考えは捨て、上に述べたように社会人としての身だしなみを心がけてください。

辞令交付書の例文

辞令交付書はただの連絡文書ではなく命令文書であることを念頭に置いておきましょう。「人事に関する重要事項」ですので、内容に誤りが無いように細心の注意を払います。例文を参考に見ていきましょう。

書き方としては「○○年〇月〇日付で○○部○○課の勤務を命じます」という文章が一般的です。シンプルではありますが、いつどこの部署に配属されるのかが明確です。この文書の前後には、誰に対して交付したものであるのか、誰が交付したものであるのかを明記する必要があります。

辞令交付書の渡し方

次のページ:重要な意味を持つ辞令交付式

初回公開日:2017年11月13日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests