【職業別】日本の平均の始業時間・出勤時間との違い|会社/役所
更新日:2024年06月04日
始業時間と出勤時間の違い
みなさんは毎日のお仕事に遅刻しないよう、時間の計算をして家を出発なさるでしょう。それぞれの勤め先に「始業時間」があって、それに合わせて出勤時間も変えておられるのではないでしょうか。
まず「出勤時間」とは、勤務先に出勤する時間です。そして「始業時間」とは、お仕事を始める時間です。始業時間ぎりぎりに出勤するのは、社会人としてNGといえます。そのため「出勤時間」と「始業時間」をしっかり定めておくことは大切です。
日本の職業別の平均の始業時間
日本での幾つかの職場の平均の始業時間を見ていきましょう。「始業時間」ですので、お仕事を「始める」時間ということになります。
会社
会社と一口に言ってもさまざな場所がありますが、平均して9:00始業が多いです。それに続いて、8:30と9:30が多くなっています。始業時間が9:00という点で「早すぎる」という意見や「ちょうどいい」という意見「遅すぎる」という意見と、三者三様の意見がありますが、就業時間の平均が5:00ということを考えるなら「ちょうどいい」と言えるのではないでしょうか。
郵便局
郵便局の職員は、以前は公務員でしたが2007年10月1日づけの「日本郵政グループ各社への業務移管、人事移管」を境に、公務員ではなくなりました。そんな郵便局の始業時間は何時なのでしょうか。
窓口が開く時間を始業時間とみなすとすると、郵便局の始業時間はどの地域も9:00になります。就業時間は地域によって多少前後しますが、始業時間はどの地域も統一されています。また、土曜日でも窓口を利用できる郵便局もあります。
その場合、始業時間は同じく9:00で就業時間がいつもより早くなります。実際には、公務員だった頃と現在では始業時間に違いはないと言えるでしょう。
幼稚園
幼稚園は、その場所場所で取っているスタイルがさまざまです。そのため始業時間もその幼稚園によって変わってきます。
「早番」「中番」「遅番」とあり、シフト制になっているところがほとんどでしょう。例えば「早番」だった場合、朝の7:00〜14:00となります。「中番」だった場合は、朝9:00〜18:00となります。「遅番」だった場合は、朝10:00〜子供が帰るまでとなるでしょう。
早朝保育や延長保育や深夜保育など、行っているサービスも違いますのでその幼稚園に合わせて始業時間も変わってくるはずです。
幼稚園で働きたいと考えている場合は、その幼稚園の始業時間をよく調べてみることをおすすめします。始業時間と一口に言っても、それが「早番」の始業時間なのか「遅番」の始業時間なのかでも変わってきますので注意が必要です。
公立小学校
公立小学校もその地域によって多少始業時間が前後します。その中で、一般的なのが8:00始業でしょう。しかし、8:00始業というのは学生が登校し、授業が始まる時間のことです。そのため教員の方がお仕事を始める時間はもう少し早くなるはずです。8:00始業の30分から1時間前からが教員の方の始業時間といえるでしょう。
教員の勤務時間は、国で「7時間45分」と定められています。しかし、現実問題として教員の勤務時間を7時間45分とすることはできていないのではないでしょうか。出勤時間から始業時間、帰宅時間についてよく考えてみることが大切です。
県立高校
県立高校もその地域でまちまちですが、平均して一般的なのが8:10始業です。小学校よりも少し遅めの始業時間になっています。もちろん8:00始業の高校もありますし、場所によっては8:30という学校もあります。
やはり、教員の方は授業が始まる時間に出勤するわけではありませんので、8:10よりも30分から1時間早い出勤になるのではないでしょうか。
県庁や市役所
県庁や市役所などに勤める方は、ほとんどが公務員でしょう。県庁、市役所の始業時間は全国共通して8:30になっています。さきほど見た会社の始業時間が8:00なのに対して30分遅めの時間です。就業時間はほとんどの場合5時15分か30分です。
始業時間ギリギリの出社はアリ?
初回公開日:2017年11月05日
記載されている内容は2017年11月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。