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【職業別】日本の平均の始業時間・出勤時間との違い|会社/役所

更新日:2024年11月16日

日本において「始業時間」の平均はどのようなものなのでしょうか。また「始業時間」のもつ意味とはなんでしょうか。今一度、お仕事の始業時間について見直してみるのはいかがでしょうか。社会を回す一端を担うお仕事の数々の「始業時間」について取り上げています。

みなさんは、始業時間ギリギリの出社に関してどのような意見をお持ちでしょうか。毎日「ギリギリセーフ」と滑り込みで出社してくる社員を見るとどのような気持ちになりますか。

世間の意見は

とあるアンケート調査の結果では、ギリギリ出社に関してアリ派はわずか20%ほどでした。それだけ「出社には余裕を持って」という考えの方が多いのでしょう。アリ派の意見では「ギリギリでも始業時間に間に合ってればOK」というものがあります。

対してナシ派の意見にはさまざまなものがあります。「時間には余裕を持って」という意見がかなり多い傾向にあります。やはりギリギリに出社することは気持ちの余裕もなくなり、いい仕事ができないのではないでしょうか。周りの社員もいい気持ちがしませんし、良い印象も与えません。

出社は余裕をもって!

そのため、始業時間ギリギリ出社はなるべく避けるようにしましょう。時と予見し得ない、やむを得ない事情で遅れてしまうことも時にはある可能性がありますが、いつもは時間に余裕を持って出社してください。

始業時間のもつ意味

そもそも「始業時間」が定められていることにはどのような意味があるのでしょうか。「始業時間を定める必要はないのではないか」とか「自分の好きな時間に仕事を始めれば、それでいいのではないか」という意見を耳にすることがあります。果たしてどうなのでしょう。

もちろん自分の決めた時間に仕事を始める「自営業」や「フリーター」といった方たちも大勢いらっしゃるでしょう。しかし会社や役所、公共施設において始業時間が定められていることは、社会がスムーズに動く秘訣となるのではないでしょうか。

例えば、学校の始業時間が定められていなかったとするとどうなるか考えてみてください。教員が出社していないことで生徒に必要な教育を与えることができなかったりするのではないでしょうか。社会がスムーズに動くために「始業時間」は大切な役割を果たします。

始業時間と就業時間の間の平均就労時間

日本人の一日の平均労働時間は8時間となっています。しかしこれは、一般的なサラリーマンや公務員の統計です。近年では正社員ではなくパートタイムで働く方も多くなってきていますので、そのパートやアルバイトをされている方の時間も合わせて計算するともっと短くなるでしょう。

実際に平均労働時間が多い国一覧では、日本は低めになっています。やはり、パート職員やアルバイトが多くなった影響といえるでしょう。

あくまで、ここで述べた8時間というのは「始業時間から就業時間までの就労時間の平均」ですので、残業の分は含まれていません。最近は「ブラック企業」という言葉もよく耳にするように、「残業」は今の日本の大きな課題になっています。そういった点で「始業時間」や「就業時間」を見直していくことも大切なのではないでしょうか。

始業時間はしっかり守って良い仕事を!

始業時間について理解は深まったでしょうか。お仕事の種類はひとそれぞれで、取り組み方もそれぞれです。それでも自分の「始業時間」はしっかりけじめとして守っていくことで、自分なりの「いい仕事」ができていくのではないでしょうか。

会社勤めのサラリーマンの方や公務員の方は、毎日朝早くの始業で時には疲れてしまうこともあるでしょう。決して無理をすることなく、自分を大切にしながらお仕事してください。ブラックの沼にはまってしまわないようにしましょう。

そして、次の始業時間にはしっかりお仕事できるようにしてください。みなさん「時間に余裕を持ち」「始業時間をしっかり守り」良い仕事をして、社会をスムーズに動かすお手伝いをしていきましょう。

初回公開日:2017年11月05日

記載されている内容は2017年11月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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