Search

検索したいワードを入力してください

年功序列のメリット5つとデメリット8つ|成果主義との比較

更新日:2020年08月20日

「年功序列」という言葉は、みなさんも一度は聞いたことがあるでしょう。年功序列という言葉は、いったいどのような意味なのでしょうか。この記事では、年功序列のメリットやデメリット、終身雇用との違いなどについて解説していきます。就職活動などの参考にしてみてください。

年功序列の意味

年功序列は、企業の雇用形態の一つであり、年齢を重ねると共に給料がアップしたり、出世をしていく制度を意味しています。年功序列に似た雇用形態に、終身雇用が存在していますが、細部は異なるものとなっています。

近年は、成果主義の企業が増えており、年功序列は前時代的な雇用形態として扱わるケースが多いです。しかし、年功序列にもメリットがあり、採用している企業は一定数残っています。

終身雇用との違い

終身雇用は、「一度入社したら退職するまで会社が面倒を見る事」のみを約束する制度であり、基本的に年齢と共に出世していく年功序列とは違います。

年功序列の場合は、年齢が高くなると給料が上がったり、役職に付くことが多いです。年功序列は終身雇用制よりも魅力的に見えますが、終身雇用の場合は、社員が何か大きな問題を起こさない限り、定年退職まで雇用され続けるというメリットがあります。

年功序列のデメリット8つ

年功序列を終身雇用や成果主義と比べた場合、メリットとともに当然デメリットも存在しています。ここからは、年功序列の代表的なデメリットについて、8つに分けて詳しく解説します。

デメリット1「若手社員の早期退職」

年功序列では、年齢と勤続年数を重視しているので、若手社員はどれだけ能力があっても評価されない事に我慢できず、早期退職してしまう事が多いです。

例えば、25歳のAさんと30歳のBさんという社員がいたとして、Aさんがどれだけ会社の利益になる成果を上げても、Aさんよりも5歳年齢が高いBさんが先に出世するという事が起こります。Aさんが正当に評価されていると感じるのは難しく、早期退職に繋がってしまいます。

デメリット2「事なかれ主義に陥る」

年功序列を採用していると、業務上問題があっても、積極的に解決しようとせず「事なかれ主義」に陥ってしまうことがあります。問題点を解決しようが解決しまいが、給料や出世に反映されないことが多いからです。

成果主義であれば、問題を積極的に解決する人は重宝され、スピード出世も可能です。「事なかれ主義」は、やる気のある若者が年功序列の会社に定着しにくい原因の一つとなっています。

デメリット3「人件費がかさむ」

年功序列制度に適応した人は、長年会社に勤める傾向があるので、どんどん給料が上がり、会社にとっては人件費がかさんでしまいます。一方で年功序列では、人件費が予測しやすいという面もあります。

成果主義では、社員が会社に対して予想以上の利益を生み出した場合、予定していた以上の給料を支払う事態が発生することがあります。対して年功序列は、勤続年数から支払う給料が計算されるので、人件費の予算を立てやすくなります。

デメリット4「無能な人が上司になる」

年功序列では、目立った成果を上げなくても昇格する場合があるので、若手社員は、自分より能力的に劣る上司の部下になる事があります。能力に自信のある若手社員ほど、会社での立場に満足できず、最悪の場合は辞職するという事態に陥ってしまいます。

もちろん、年功序列の企業にも能力的に優れた管理職は多く存在します。しかし、成果主義の企業と比べると、有能な上司の下で働く機会は、少ない傾向にあると言わざるをえません。

デメリット5「モチベーションの低下」

年功序列では、年齢と共に給料がアップしたり出世をしていく事が多いので、若い人が成果を出そうとするモチベーションが低下してしまうデメリットがあります。どれだけ成果を出しても、若いうちは給料が変わらず平社員のままなことが多く、若手社員が現状維持で満足してしまう危険があります。

利益を出せば一定の評価が得られ、勤続年数を重ねるごとに給料アップや出世は見込めますが、若い人が気力を保つ事は困難です。

デメリット6「実力がある人が頭角を現せない」

モチベーションの低下により、若手社員が本来の実力を発揮できないということが起こります。他の同期社員と比べて、頭一つ抜け出した実力があっても、会社からの扱いが変わらないのであれば、成果を出すことに消極的になってしまいます。

一生懸命仕事をしても、給与が変化しない事に不満を持ってしまうからです。しかし長期的に見れば、勤続年数を重ねるうちに評価の差は出るので、我慢強く成果をあげていくことが大切です。

次のページ:年功序列のメリット5つ

初回公開日:2018年04月05日

記載されている内容は2018年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests