使えない社員に共通する特徴を種類別に紹介|効果的な対処法もあわせて解説
更新日:2024年08月16日
ミスの原因分析ができない
ミスの分析ができていないと、同じような問題が起こったとき、また同じところでミスをしてしまう可能性が高くなります。
「どこに問題があったのか」「自分がこのミスをしてしまったのはなぜか」「次にミスをしないために気をつけることは何だろう」など、物事について細かく考えないタイプの人に多いでしょう。
また、ミスした内容よりも、「自分はなんて能力がないんだ」「この仕事向いていないのかな」など、ネガティブなところばかりに気持ちがいって落ち込みやすい人も要注意です。
そのようなタイプは、「嫌なことは忘れたい」と、ミスの分析自体からも目を背けてしまうことがあります。結局同じようなミスを繰り返し「使えない社員」になってしまうでしょう。
ミスをした自覚すらない
ミスをした自覚すらない人は、自分に非があると思っていないことがあるため、何度も同じような問題を起こす可能性があります。ミスをしても自覚がなく、誰かに言われるまで自分の落ち度に気づけません。
このタイプの人は、物事を俯瞰で捉えられないため、相手の立場を想像する力に乏しいでしょう。自分の判断基準に重きをおいて、何かあっても「これはミスとは言わない」と思っているでしょう。
周囲から顰蹙をかっても「その程度で大げさだな」「それは自分の仕事なのか?」「こっちがそんな細かいことまで気にする必要はないだろう」など、反抗的な感情を持っていることもあります。反省の姿勢など見られないでしょう。
「対応力」を原因とする使えない社員に共通する特徴
次は、「対応力」を原因とする使えない社員に共通する特徴を紹介していきます。対応力とは、思いもよらぬ出来事に遭遇したとき、状況に応じて臨機応変に行動できるか、という能力です。
業務が一定化している仕事、状況の変化が少ない仕事をしている場合は、基本的にマニュアル通りの動きをこなせれば問題ないでしょう。
しかし、開発職やサービス業など、イレギュラーな事態やトラブルが発生しやすい職種の場合は、対応力がないと仕事ができないと思われてしまうことがあります。
メンタルが弱く不測の事態に対応できない
メンタルが弱く不測の事態に対応できないと、ここぞという大事な場面で仕事ができないことになります。
想定外のことが起きたからといって、パニックを起こし、フリーズするのは駄目でしょう。どうような状況でも、仕事を任せられていれば、収めるのが自分の職務です。
あなたの行動によって、会社として大切な信用を失ってしまうようなことがあれば大問題です。仕事上発生した事態に対応ができないということは、「使えない社員」と言われても仕方ないでしょう。
責任感がなく何事も人任せである
責任感がなく何事も人任せにする人は、ミスが起きても人任せで、自分が任せた人が問題を片付けてくれれば、それでいいと思っているでしょう。
自分がやりたくないことはノータッチで「後は任せた」と言って逃げてしまったり、自分の言うことを聞いてくれそうな相手を見つけるのが得意だったりします。
また、「今他のことで手が回らない」「それは○○さんに任せた方が安心だと思うよ」など、自分が触りたくない仕事は引き受けようとしない特徴もあるでしょう。
このような人はいつまでたってもできることが増えず、成長しないため、「使えない社員」の可能性が高いです。
自分で判断できる対応力がない
自分で判断できる対応力がないと、突然発生した事故などに対応できません。肝心なところで思考が停止したり、「できません」「わかりません」と慌ててしまったりすることになるため、「使えない社員」になってしまうでしょう。
誰かの指示を待っている人、マニュアル通りの仕事しかできない人などは、主体的に動くのが苦手な傾向があります。判断力の問われるイレギュラーな事態に弱いでしょう。そのような事態では、柔軟に動けず、周りに迷惑をかけてしまうことも出てきます。
「性格」を原因とする使えない社員に共通する特徴
学生のときは、テスト範囲をしっかり勉強しておけば良い点が取れることもあったでしょう。しかし、仕事はそう簡単にはいきません。能力だけが高くても実は仕事ができない状態に陥ってしまうこともあります。
続いては、「性格」を原因とする使えない社員に共通する特徴を紹介していきます。自分の性格的な面で仕事に支障が出ている人は、ぜひ参考にしてください。
また、「性格」を原因とした部分で難ありだと感じる部下がいる方も、以下のような特徴がないかチェックしておきましょう。対策を考える際、性格に合わせた指導が必要になる可能性があります。
コミュニケーション力に難がある
初回公開日:2022年06月21日
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