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市役所の志望動機の例文|経験の有無・職種別の書き方と注意点

更新日:2024年01月25日

市役所に就職したいと考えている人は多いでしょう。市役所試験を受ける場合には、志望動機を書かなければなりませんが、なかなかどう書いて良いか迷うところです。ここでは、市役所の志望動機の書き方や注意点、また職種別の志望動機例文などをご紹介します。

地元以外の方の市役所の志望動機例文が以下になります。

(例文)「以前、新聞で○○市の特集を見て、素晴らしい伝統芸能がたくさんある地域なのに過疎化が進んでいるとの情報を得ました。わたしは、町づくりを専門とした研究室に所属していたためこの○○市の過疎化がとても気になって、せっかくの素敵な特産品や伝統芸能をなくしたくないとおもい採用試験を受けることにしました。

まずは、この○○市の素晴らしい○○、それから観光客をどのように増やしていくかなど町の活性化を図りたいと考えています。人が集まって活性化されれば、自然とそこにいる人たちの年齢層も若返って伝統も引き継がれていくとおもいます。ぜひ、○○市の活性化に貢献させていただきたいと考えております。」

市役所の志望動機の書き方;地元出身

市役所などの地元に密着したところへの就職希望者は地元出身者が多いです。また、一度は大学進学や就職などで地元を離れたけれどUターンして市役所職員となることを目指す方も大勢いらっしゃいます。地元出身の方の志望動機としては、地元だからこそわかる問題に対する解決意欲や、また自分が身に着けた技能を活かしての貢献などを前面に出してみると良いでしょう。

市役所の志望動機の例文;地元出身

地元出身の場合の市役所の志望動機の例文が以下になります。

(例文)「○○市が行う防災活動について雑誌を読んで知りました。○○市は、雪害が多い地域で、特にお年寄りの独居世帯の雪下ろしや人が住んでいない空き家の雪の被害への対策など、問題が多いと認識しております。

わたしは、大学在学中に防災に関して学び、また災害があったときは各地でボランティア活動に従事してまいりました。この経験を活用して、○○市の雪害を主とした防災活動への貢献をするとともに、これまで育ててもらった○○市へ恩返しができればと考えております。」

市役所職員の仕事

市役所職員の採用試験における志望動機についてみてきましたが、実際に市役所職員とはどんな仕事をしているのでしょうか。ここでは、市役所職員の仕事の内容をみていきます。

市役所職員の仕事は多岐にわたる

市役所職員と一言で言っても、前述しましたように部署は財務、総務、税務、福祉、医療、環境など多岐にわたります。例えば、ライフラインの一つである上下水道整備やごみ処理についても市役所の仕事ですし、納税や、生活支援、学校運営にかかわる仕事や教育委員会や選挙管理委員会事務局なども市役所が管轄しています。

市役所職員は異動が多い

市役所職員になれば一生そこで働くとおもわれている方もいますが、実は市役所職員は頻繁に異動があります。一般的な自治体で3~5年程度で異動、ローテーションということになります。例えば、市役所の窓口業務や生活保護世帯への確認業務、税金滞納した人に対しての差し押さえ、認可保育園希望者に対する割り振りや通知などさまざまな業務があります。

そのため、志望動機として、この部署でこういうことをやりたいと熱い思いを伝えるのも良いのですが、この業務しか考えてないという内容だと「市役所って異動あるから」と逆に質問されることになります。

市役所=楽と考えない

市役所を就職先として選ぶ理由として、楽そうだからということが本当の理由だという方もいらっしゃるでしょう。しかし、そのような志望動機だけで軽い気持ちで受けては落とされる可能性が高いです。

市役所が行っている業務をしっかりと把握していないと、ちょっと質問されたときにボロが出てしまいますし、あなたが本当に市役所職員の業務に興味がないということがバレてしまいます。市役所=楽という理由ではなく、しっかりと自分がしたいことや将来のビジョンをもって採用試験に臨むようにしましょう。

市役所職員の仕事の魅力

市役所職員が多岐に渡る業務を行っていることがわかりましたが、では市役所職員の仕事の魅力とは何でしょうか。ここでは、市役所職員の仕事の魅力についてみていきます。

1.仕事が多岐に渡る

通常、民間の企業に就職した場合は、その企業に関わる分野のみにしか携われません。しかし、市役所職員は前述のように財務、税務、総務、環境、福祉、医療、観光など多岐に渡るジャンルの仕事に関わることができます。

2.仕事の規模が大きい

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初回公開日:2018年03月08日

記載されている内容は2018年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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