市役所の志望動機の例文|経験の有無・職種別の書き方と注意点
更新日:2024年07月08日
大都市の市役所であれば、民間企業よりも大規模なことに関わることができます。その地域に根差した規模の大きな仕事に携われるということは大きな魅力です。
市役所職員試験で重視されるもの
市役所職員の試験は一次試験と二次試験があります。試験期間は各自治体によりますので、自分が受けたい自治体の情報を各自で収集してください。大体の期間としては、大学4年の4月~9月頃になります。一次試験は筆記試験です。筆記試験に受かった場合には、二次試験で小論文と面接が行われます。
試験科目としては、文系職種であれば「行政」「法律」「経済」で、理系職種であれば「建築」「電気」「機械」です。
試験内容の配分
試験内容としての配分は、以前は筆記試験重視で大勢がふるい落とされ、面接は順当にいけば大体受かるというものでしたが、最近は人物重視の傾向があり、面接配分が大きくなってきています。この傾向からすれば、市役所職員の試験において履歴書に書く志望動機は重要であることがうかがえます。
市役所職員に向いているタイプ
市役所の採用試験における志望動機の書き方や例文、また市役所職員の仕事の内容をみてきましたが、では市役所職員に向いているタイプの人とはいったいどのようなタイプの人なのでしょうか。市役所職員に向いている人のタイプを以下にご紹介します。
1.柔軟な考え方
市役所職員は異動が多く、多岐にわたる分野の仕事を担当しますので、柔軟な考え方が求められます。また、自分が希望していた部署とは違う分野のところに配属されることも多々ありますので、すぐに考え方を切り替えて行動できる柔軟力が市役所職員には必須です。
2.地域貢献したいという意欲
市役所職員は、よく言われるように何事もなければ定時に出勤し定時に帰ることができます。しかし、災害が起こったり財政難に陥ったときは残業を行わなくてはならないこともあります。また、緊急事態の場合は業務時間以外でも地域のために奔走しなくてはならないことがあります。
3.市を豊かにしたい
現在、東京などの中心都市を除く地方都市では人口が減り続け、財政難に陥っている市も少なくありません。そのような厳しい財政の中、いかにその市を豊かにしていくか、改善していくか市役所は難しい問題を抱えています。そのような市を心から豊かにしたい、改善したいという意欲がある人が市役所職員に向いています。
経験の有無別の志望動機の例文
市役所の採用試験を受ける方の中には、新卒が最も多いですが、既に就職して中途採用を目指している方もいらっしゃいます。ここでは、社会人を経験した中途採用者の志望動機と新卒の志望動機をどのように書けば良いのか、経験の有無別の市役所の志望動機の例文をいくつかみていきます。
転職・社会人中途採用・経験者
一度民間企業に就職した方でも公務員への転職を希望する方がいらっしゃいます。中途採用の採用枠は狭く、採用まではなかなか難しいのが現実です。しかし数は少ないながらも中途採用される方はいます。
採用側としては、中途採用者の場合は民間で身に着けた仕事のノウハウを市役所の仕事に結びつけて役立たせられる人材を求めています。志望動機だけで中途採用が決まることはありませんが、職歴を活かしたり、その意欲を志望動機に書くことは有効です。そのため、社会人中途採用者の市役所の志望動機には、前職の経験などを盛り込むと良いでしょう。
初回公開日:2018年03月08日
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