面接の受け答え方・返事の仕方｜「はい」の使い方・受け答えのコツ
更新日：2024年09月17日
それでは、実際の受け答えではどのようなことに注意すればいいのでしょうか。面接官が聞いていることに応えるのは基本ですが、そこから話を広げてもいいでしょう。もちろん、それだけの余裕がある場合だけです。無理して話がうまい学生のような振りをしてはいけません。面接官にはそれくらいのことは見抜かれていると考えてください。
語尾をはっきりと
特に聞き取りにくい話し方は語尾の声が小さくなってしまうことです。受け答えの始めは大きな声なのにだんだんと小さくなってしまう人がいます。緊張していますから、ある程度は避けられないかもしれませんが、練習の時に同じことを指摘されているなら要注意でしょう。
話の内容も自分が好きなこと詳しいことならどんどん話が出てくるけれども、不得手なことになると途端に無口になってしまう人も少なくありません。場慣れしているわけではないですから、ある程度までは許容されるとしても限度があることを認識しなければなりません。
隣の人の受け答えに注意する
何人も並んで面接を受ける時は同じ質問に対して順番に受け答えすることがよくあります。このような質問では自分をアピールしやすいですが、他の人を貶めるような表現をしてはいけません。それはレッドカードに近いでしょう。他の人は関係なく、自分がどう思っているか、どのような経験をしたかを話すことが大切です。もちろん、隣の人の話し方が悪いと感じたら、自分はそうならないように注意して話してください。それができれば十分な受け答えになっているはずです。
その結果、自分が目立たなかったとしたら、それは自分のレベルなのだと考えるのです。もちろん、次回のための糧としなければなりません。
受け答えできない人の改善方法
自分が上がりやすくて面接官の質問にスムーズに受け答えできないと思っているなら、まずは上がらないようにすることです。また、上がっても何とか受け答えができるようになればいいのです。
それから、上がっていなくても緊張のために的確な受け答えにならずトンチンカンなことを話してしまうこともあります。ただ、そのような対応も面接の一部であることを認識してください。誰でもがお手本にしたいような話ができるわけもありませんし、豊富な経験を持っているわけではないのです。
途中で言葉に詰まったら
言葉に詰まってしまい、受け答えできていないと自覚できたならば、もう一度話を戻して、始めからやり直すのです。面接官は聞く気があるなら黙っていてくれるでしょう。もちろん、何度も同じ話を繰り返してはいけません。悪いのは黙ったままで固まってしまうことです。面接の練習をすることで、肩の力を抜いて口を動かすことができるようになります。
面接の受け答えの練習は社会人になるための準備
面接の練習ばかりをやっていても最終目的を達成できるわけではありません。目的は面接ではなく、希望の会社に就職することでしょう。もちろん、簡単に受かるわけではありませんから、みんな受け答えの練習をすることになります。
どのような仕事が自分に向いているかを明確にわかっている人はほとんどいませんし、その会社で何ができるわからない人が多いのも事実です。それでも仕事をすることが一人前になるために必要な試練だと考えてください。
面接を経験して、スムーズに受け答えができるようになれば、自分の話し方に自信を持つことができるでしょう。
そして、どのような会社でもうまくやっていけるでしょう。
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初回公開日：2017年07月24日
記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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