銀行での出向とは?銀行の出向先と年収|出向は左遷?転籍はある?
更新日:2024年06月13日
銀行員で、入社から定年まで銀行に勤める人は、非常に少ないと言われています。一般的には、銀行員は、40才代で役職に付き、50才過ぎから役員になる人が現れます。役職につけなかった銀行員は、有能な若手社員の銀行内での雇用創出のため、関係会社への出向となるケースが多いです。
一方、支店長や部長クラスの役職に就いたとしても、55才を迎えると役職定年となります。この場合、そのまま銀行に残るためには、役職を落とさなければなりません。役職定年の日を境に、今まで部下だった後輩が上司となるわけです。それに耐えられない銀行員は、銀行には残らずに関連会社などに出向し、そのまま銀行を去るという選択をすることになります。
大手の銀行では、関連会社だけでも数百の企業があります。そういった意味では、出向先の受け口は、普通の会社よりも多く、かなりの数の銀行員が出向しているのではないでしょうか。
出向した方が良い場合もある?
出向というと、出世コースから外れ、行きたくもない関係会社に追いやられるという悪いイメージが浮かびがちです。しかし、必ずしも出向が不幸せとは限りません。例えば、銀行から関連会社の証券会社に出向するというのは、ある意味で花形の職業への転向です。これを契機に、キャリアを磨き、さらなるキャリアアップというケースもあります。
また、出向先で配属された部署に働きがいを見つけ、思いもよらぬ自分を見つけるというケースも少なくありません。その場合には、新たに見つけた才能を元にキャリアを伸ばし、銀行に居続けたよりも、結果的には幸せな銀行員生活を送ることができます。
銀行員の出向は新しい自分探しのチャンス!
いかがでしたでしょうか?今まで、銀行員の出向というと、最近のドラマや映画で描かれる姿の印象もあり、端に追いやられたような暗いイメージがあります。しかし、銀行員が出向する割合は以外にも高く、見方を変えれば、一つの銀行で勤めるという流れの一つなのかもしれません。
また、出向という大きな銀行員としての転機が、新たな自分を見つけ、その後の社会人生活を幸せなものにする可能性もあるのです。そういった意味で、一概に出向を左遷という暗いイメージの一言で捉えるのは、正しくないのかもしれません。
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初回公開日:2017年08月03日
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