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結婚で退職する場合の履歴書の書き方とは?例文や注意点も解説

更新日:2023年12月09日

前社の退職理由が結婚の場合、履歴書にどのように記載するか悩みますよね。この記事では、履歴書の職歴欄・自己PR欄の例文や記載にあたっての注意点などをまとめています。結婚によって退職する場合の履歴書の書き方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

結婚の予定を履歴書に記載する必要はありません。記載しなかったために後から問題になるということは、ほぼないと言えます。

しかし、結婚の予定を履歴書に書くことで採用選考において不利になる可能性はあります。転居や妊娠・出産で早期に退職する可能性があると見られるからです。

入社日から数日後に入籍する予定がある場合は、面接の場で口頭で伝えましょう。

一方、入籍に伴い近日で転居や出産の予定がある場合は、現時点での転職活動について見直すといいかもしれません。

転居予定先で就職先を探したり、出産後に転職活動を再開したりするほうが、安定的に働ける職場を見つけやすいでしょう。

2:細かい結婚歴

履歴書に結婚にまつわる事柄を書く理由は、退職理由を詐称しないため、結婚によって業務に支障が出ないことをアピールするためです。

したがって、細かい結婚歴を履歴書に書く必要はありません。

ただし、現在の配偶者の有無は記載しましょう。ほとんどの履歴書フォーマットには「配偶者の有無」という欄があるので、配偶者がいる方は「有」に○、いない方は「無」に○をつけましょう。

3:事実婚である場合

事実婚とは「共同で生活している」「双方に婚姻の意思がある」状態の男女を指すのが一般的です。

この場合、履歴書に記載する必要があるのは、法的な婚姻関係がある場合のみです。つまり、事実婚は履歴書には記載しません。

前述しましたが、結婚の予定がある場合でも履歴書への記載は不要です。転居や妊娠の予定がある場合のみ面接のときに口頭で伝えましょう。

4:出産や子育てによる経歴のブランク

「職務経歴が途絶えている時期(ブランク)があると、いい印象を持たれないかも」と不安に思う方は多いのではないでしょうか。出産や子育てに伴うブランクをあえてアピールする必要はありません。

履歴書は学歴や職歴を記載するものです。履歴書の自己PR欄では、前職の経歴だけでなく、出産・子育てで得た経験が活かせることを前向きに記載してみましょう。

たとえば「子育てと家事を両立してきたからタイムスケジュール管理には自信がある」といったアピールです。

一方、面接ではブランク期間について「この時期に何をしていたのか」を聞かれる可能性があります。出産や子育ての経験をポジティブに伝えられるよう、事前に回答を考えておきましょう。

退職理由が結婚の場合の履歴書への書き方を知っておこう

前職の退職理由が結婚の場合、履歴書にはどのように記載したらいいのかを解説しました。結婚はポジティブな退職理由です。したがって、「一身上の都合により退職」といった書き方をせず、「結婚に伴い退職」と正直に書くのがベストです。

また、前職での経歴と合わせて、結婚や出産、子育ての経験を自己PR欄や面接で前向きにアピールできるとなお良いでしょう。男性の場合は、結婚に伴う退職理由を面接時に詳しく述べられるように準備しておくと安心です。

ぜひこの記事を参考にして、履歴書を作成してみてくださいね。

初回公開日:2022年08月31日

記載されている内容は2022年08月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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