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【履歴書】文化活動とは・書き方と例文・文化活動をしていない場合

更新日:2024年07月05日

文化活動ってなんでしょうか。きいたことありますか?知ってる?実際どうやって履歴書や面接で紹介していくべきかご存知ですか?こちらでは文化活動の捉え方から履歴書に書く際に有用な方法、なかった時の対処法まで束広くを紹介しています。​

「文化活動」したことある?

「文化活動」とはどんなものでしょうか。あまりよく聴く言葉ではないのは確かです。そもそもどのような場面で使われる言葉なのかといえば、就職活動であったり、大学進学の際に利用されたり、履歴書を書く時などに使われることが多いのですが、主に大学進学の観点からすれば、部活動やクラブ活動というように言い換えられているのが通例です。だからと言って文化活動イコール部活動及びクラブ活動であるという訳ではありません。では、文化活動とはいったいなんなのでしょうか。

文化活動って?

端的にいって「文化活動」という言葉に明確な定義づけは存在しません。一番身近に感じられる例としては、日本国憲法25条生存権に「健康的で文化的な最低限度の生活」という文言が登場します。この70年以上存在しているこの条文でさえ、未だに文化的な生活という言葉に正解はなく、以降もずっと論争は続き、終わることはないのです。
この憲法の例からわかるように、なぜそのような一般的、普遍的な概念をわざわざ履歴書や面接で述べなければならないのか。実は、答えはとても簡単なことなのです。

文化活動という曖昧な概念は、面接を受ける際や履歴書を記入する際に、就活生または学生に、より幅広い解答のチャンスと選択肢を与えるために使います。つまり、この文化活動というあまり聞きなれない言葉は、面接や履歴書において、今までの枠組みに囚われず自分を積極的にアピールすることができる項目なのです。

履歴書に文化活動ってアリ?

文化活動がどのようなものかを知った所で、さて次は具体的に文化活動をいかに履歴書や面接に組み込んでいくか、どのようなものが記入するにふさわしいのかをお話ししていきましょう。

この話を進める上で、まず最初に紹介しておかなければならないのは、この文化活動を面接や履歴書に記入また組み込む事に対する反対意見です。そのような方々の意見として「文化活動を就職活動の際などに使うときは、厳しい目線で選び抜いたものでない限りは言わない方がよい」というものがあります。

なるほど仕事や今後の進路などが決まる重要な場面で、あまりよいイメージのない活動であったり、趣味を言ってしまうのは少し軽率な判断の様にも感じられます。しかし、自分を表現するための場所が履歴書や面接であるならば、そこで自らを文化活動で表現する事にまったく問題はないと言う事ができるでしょう。

であれば、履歴書に記入すべき文化活動というものに決まったものはなく、自らを表現できるような活動をそのまま素直に記入するのがベストだという事が出来、書き込むことを躊躇する理由はないということになります。

履歴書に文化活動はどの様に書くのか

それでは次にどのように書くべきかという点に入っていきましょう。

もちろん場所や物によって形は異なりますが、公務員試験や大学推薦などの履歴書には過去の文化活動についた項目があります。(必ずしも文化活動と記されているとは限らないので注意しましょう)。先ほどの項でお話ししたように、その項目に自分が過去に行った事を簡潔に述べます。

ここでのポイントとして、活動そのものに関する記述は簡潔に収め、後の項目の例で説明するように、その文化活動から学び取ったもの、得たものについて、より詳しく履歴書に記載するのがよいでしょう。人間的にいかに高尚な活動を行っていたとしても、その活動に内実がまったく伴っていなかったり、何も学んでいないとなった場合、まったく意味のないものとみなされるためです。

履歴書では何を学んだかを明示しよう!

さて、前の項目で履歴書上または面接にて文化活動について言及する際は、活動そのものよりそこで学んだ事、得たものをより詳細に記載すべきと書きました。では、具体的にどんなものを得たという形で書いていけばいいのか。ここではそれについて詳しくお話しします。

どんな事を体得したかが重要

まず最初にもっとも王道かつ有用なものとして、今後の社会生活を過ごす上で必要になってくるであろう性質、選好があげられるでしょう。例えば、グループ活動をすることによって得た協調性であったり、リーダーシップ、自己表現力など様々です。

このようなものは先ほど述べましたように社会生活で必要不可欠なものです。それを次の段階に進む前に一定の文化活動で得たとなれば大きなポイントであり、面接などはそれらをアピールするせっかくの機会ですので、逃すことはできません。

また、次にこちらを使うかたはあまりいらっしゃらないように感じられますが、文化活動を行った過程で犯してしまった失敗や挫折を「学んだ事」として面接や履歴書にて話題にするのは極めて有用であると言えるでしょう。良いことばかり経験しましたと一方的に主張するよりも、履歴書内の文章に抑揚が生まれてより印象的です。

また有名な言葉で人間は失敗から学ぶといったものがあるように、挫折や失敗を文化活動を通して経験して、そこからなにか学び取れた人は採用する側からすれば人間的に魅力的に感じられるのは請け合いでしょう。

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初回公開日:2017年08月10日

記載されている内容は2017年08月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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