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人事の心を掴む「学生時代に最も打ち込んだこと」の書き方と例文

就職活動の際に必ずと言っていいほど「学生時代に最も打ち込んだこと」というのはエントリーシートで書かされ、かつ面接でも問われます。中には「学生時代に大した成果も残せていないし、面接で胸を張って話せるようなことは一つもないよ…」と悲観している方もいるかもしれません。ですが、企業側としては成果よりも、その人がどのような価値観で行動し、努力し、成果を残すのかというプロセスを見ているのです。

私が最も学生時代に打ち込んだのは野球部での活動です。そこで私はマネージャーとしてチームの勝利に貢献しました。もともと、私は小中高と選手として活躍し大学3年生までもレギュラーを目指して練習していました。ですが、ある日監督に呼ばれ、マネージャーになってみる気はないかと言われました。事実上の戦力外通告で、選手として最後まで諦めずに活動するかどうか悩みましたが、私が最もやりたいことはチームの勝利に貢献することだと思い、マネージャーとしてチームに貢献する道を選びました。主に私がやったことは、練習の環境を整えることです。もともと私も選手だったので、どこでどのようなサポートをされたら嬉しいか、だいたい想像がつきました。ですが、チーム事情というのは刻々と変わっていくものなので、毎週一度、監督やコーチとマネージャーが集まって会議をして情報交換をする時間を作ることを提案し、実現しました。また、チームメイトから本音を探るために毎日違う選手から2、3分ずつでもコミュニケーションを取る習慣を作りました。その結果、練習効率が高まりチームは1部に昇格することができました。そのときに、監督や選手たちからも多くの感謝の言葉をいただくことができました。

例文:「研究」

私が学生時代に最も打ち込んだことは研究活動です。私は地域社会に関する研究を頑張りました。それは、私が生まれた地域はとても田舎で、十数年後には消滅する可能性のある都市として名前も上がっています。そこから地域社会を維持するためになにができるのかを考えたかったからです。そこで、大学3年生のゼミの配属が決まった段階で、まずはなぜ若者が自分の生まれ育った地方に戻りたがらないのかをアンケートを取ることにしました。学内で100人以上から統計を取り、そこから働き先が現代の日本の地方で課題になっていることが分かりました。また、そのアンケートをもとにどうすれば地方の企業が活性化するのか、大学4年生の1年間で10以上の地方に出向き教授とともにフィールドワークをするなど、積極的に問題に取り組みました。

例文:「バイト」

私が学生時代に最も打ち込んだことは飲食店でのアルバイトです。私は家の経済的な事情で、サークル活動に積極的に参加することはできませんでした。しかし、大学生活でひとつでもやりきったと思えることをしたいと、時間帯責任者になることを目標に頑張りました。しかし、中には短時間しかシフトに入れない高校生や週に1日か2日しか入れないダブルワークの社会人もいてそれぞれの特徴を把握するのに苦労し、その人にはできない仕事を割り振って失敗し社員さんにフォローしていただくこともありました。そこで、一人一人の特徴や得意不得意を把握するために注意深く観察しました。それを店長からも評価をいただき大学4年生になるころに時間帯責任者に任命していただきました。

例文:「サークル」

私が学生時代に最も打ち込んだことは、ボランティアのサークルです。そのなかでも、事務処理を中心に私は力を発揮しました。もともと、私はボランティアのような人のためになにかをするような活動が好きでそのサークルに入っていました。しかし、なかには自分のやりたいことをやるために、また自分の考えたことを成果にしたい、と考えてサークルに入ってくる人もいます。そういう人たちの言うことは正しいですし、魅力的なのですが事務処理が疎かになったり周囲との折衝が不足しがちになっていました。そこで、私は人のためになにかをすることが好きだったため、そういった人たちがやりたいことをサポートする役割に回りました。その結果、今までは新しいボランティアの取り組みは年に1つか2つ行われたら良い方だったのですが、私が事務処理の部署で活動するようになってからは年に4つの新しい活動が生まれました。

自己分析をして、採用担当者の心に刺さる体験を語ろう

最後に、どれだけ綺麗に学生時代に最も打ち込んだことを書けたとしても、あなた方の性格や他のエピソードに合っていなかったりすると「本当にこの人はそのような体験をしたのかな?本当にこれが学生時代に最も打ち込んだことなのかな?」と不安になってしまいます。

まずは、自己分析をして自分の強み・弱みをきちんと把握したうえで、それに合った内容を用意しましょう。そうすれば、履歴書や面接を通してあなた方のキャラクターというものがしっかりと伝わり、ひとつひとつが心に刺さるエピソードになるはずです。

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