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内定式後に内定辞退は可能?内定辞退率・電話やメールでの伝え方

更新日:2020年08月20日

内定式が終わると就職が決まったとほっとする人は多いです。しかし内定式後であっても気が変わり、内定辞退を考える人もいます。内定式を終え、内定承諾書にサインをしても内定辞退は可能なのでしょうか。今回は内定式後の内定辞退についてご紹介します。

内定式後に内定辞退することは出来る?

就活の一旦の目標は内定をもらうことです。6月に面接など本格的に就活が解禁になり、10月には内定者を対象に内定式が行われます。かなりタイトなスケジュールで行われますが、内定式が終わるとほっとするという人も多いです。

しかし短期間で意思決定をしなければならないため、後々考えればこの企業の内定を受けていいのだろうかと悩む学生も多いようです。しかしそういった迷いを抱えていてもすでに内定式後で、内定承諾書などにサインしてしまったという人もいます。

内定式後となると内定辞退は出来ないと考える学生も多いですが実はそうではありません。内定式後であっても内定辞退は可能な場合があります。

内定とは?

内定式後の内定辞退について考えるにはそもそも内定とはどのようなものなのかを知っておく必要があります。内定とはその学生を採用するということが企業の内々に決まっていること。新卒採用の場合は大学の卒業を条件に、指定した期間から企業で働く(基本的には4月1日から)ことを定めた労働契約です。

内定は企業と学生で労働契約を結んでいる状態ですので、内定辞退は出来ないと考える人は多いですがそれは間違いです。内定とは企業と学生双方の合意で成り立っている労働契約です。そのため学生がその契約を破棄する意思を見せれば内定式後であっても内定辞退は可能です。

2週間前までが期限

内定は企業と学生の対等な労働契約と考えて問題ありません。そのため内定式後であろうが、内定承諾書にサインをした後であろうが内定辞退をすることは可能です。しかしそれにも期限はあります。内定辞退は最低でも就職の2週間前までには連絡をしなければなりません。

これは礼儀云々ではなく、法的な契約として決まっているものです。2週間の猶予なく内定の労働契約を打ち切ることは出来ないとされています。内定式後であっても就職の2週間前までであれば問題なく内定辞退は可能ですが、2週間の猶予がなければ内定辞退が承諾されなくても文句は言えません。

内定辞退が出来ないと一旦はその企業に就職しなければならず、他の企業の内定を持っている場合は二重就職になってしまうので注意が必要です。

内定式とは?

内定式後であっても内定辞退は可能なわけですが、それではなぜ内定式を行う企業が多いのか。内定式の目的は企業によって様々であり、同期の顔合わせや就職する学生との親睦を深める。企業の一員になることを意識させるなどが考えられますが、その根底に共通してあるのは、学生を逃がさないようにするということです。

内定式自体に法的な拘束力はないものの、そこに参加したということで内定辞退は出来ないと考えてしまう学生もいますし、歓迎されているのに今更自体するのも申し訳ないという気持ちも生まれます。

法的な拘束力はなくとも精神的にはある程度の拘束力があるものなので、内定式を行い、内定辞退を減らそうとしている企業も多いです。

内定式後の内定辞退率

内定式後の内定辞退は法的には可能とは言え、なかなか切り出すのは勇気がいることです。周囲を見渡しても内定式後はそのままその企業に内定を決めるという学生は非常に多いと思います。

しかし内定式後であっても内定辞退をする学生がいるのは事実です。一体どれぐらいの割合の学生が内定式後であっても内定辞退をしているのでしょうか。

内定辞退率は増加傾向

近年では経団連の指針により面接などの本格的な選考の開始が6月になり、10月の内定式までの期間が短くなったため、内定式後であっても内定辞退率は増加傾向にあるようです。その理由は短期間で就活に集中しなければならず、また意思決定の期間も短くなっているということが考えられます。

就活では矢継ぎ早に様々な企業を受験しなければならず、その一つ一つに深く向き合っていくことはかなり難しいです。内定をもらい、内定式に参加することでようやく一息つくことが出来ますが、そこでようやく冷静な思考を取り戻し、現在の企業の内定辞退を考えるということも多いようです。

内定式後の内定辞退率が増加傾向にあるのは就活のスケジュールが過密したことに原因があります。

電話やメールでの内定辞退の伝え方

内定式前でも内定式後であっても内定辞退を決めたのであれば企業にその旨を連絡しなければなりません。内定辞退は重要な連絡でなりすましなどがないように実際に企業の人にあって直接伝えるというのがベストではありますが、そのために時間を割くのも難しいです。

内定式後の内定辞退であれば基本的には電話になります。取り急ぎメールで伝えるというのも構いませんが、本人確認のためにも後日電話をすることになります。内定辞退を伝える電話やメールにも様々なマナーがありますので、失礼のないように伝えなければなりません。

電話の場合

電話で内定辞退を申し出る場合は時間帯にも気を付けなければなりません。避けるべき時間は始業と終業時間の前後30分程度です。この時間はどの企業も忙しい時間帯なので避けるようにしましょう。

企業に電話をかければ必ず人事担当者に変わってもらい直接話す必要があります。担当者に変わってもらえれば、今時間を取れるかということを必ず聞くようにしましょう。

きちんと自分の身分を明かした上で内定辞退の理由を簡潔に述べていきます。内定をもらえたことは光栄だということも伝えておきましょう。内定辞退をすればその企業との関わりがなくなるわけではありません。どこでどう繋がるか分からないので、失礼のない振る舞いを心がけましょう。

メールの場合

内定辞退を取り急ぎ伝えるためにはメールも有効です。内定式後であれば特に早く連絡をしなければならないので、まずメールで伝え、後日電話するという方法でも構いません。

件名は内定辞退のご連絡など見てすぐに分かるものにしておきましょう。本文の一文目には必ず企業名、部署名、担当者名を明記し、その企業宛てで間違いないということを確認しておきましょう。

次に大学名、学部名、氏名と自らの身分を明かし、内定をもらったことへのお礼。そして内定を辞退するということを簡潔に記しましょう。そして内定辞退をする理由も簡潔に記しておきましょう。

言葉遣いなどにも気を付けなければなりませんが、誰から、誰宛て、何のメールかがすぐに分かるようにしておきましょう。

内定式後に内定辞退する理由

電話でもメールの場合でも内定式後に内定辞退をすると理由を尋ねられることが多いです。内定式前であれば他の企業の内定を受けるでも充分ですが、内定式後であればそうもいかない場合があります。

もちろん内定式後であっても簡潔にそう伝えても構いませんが、他にも内定辞退をする理由はありますので、企業に失礼のないように気をつけて内定辞退を申し出ましょう。

熟考の末の決断であることを伝える

内定式後に内定辞退を申し出る多くの場合は多忙な就活がようやく落ち着き、冷静に真剣に考える時間を持った結果内定を辞退するというものが多いです。そのため単に他の企業の内定を受けると伝えるよりは考えに考えた末、内定辞退をすることになったと明確な理由があった方がいいです。

内定辞退の理由としては職種が合わないと感じた、別の業界に自分の本当にやりたい仕事があったなどが良いでしょう。自分が望むものがその企業にはなかったのであれば、企業としても無理に引き止めることは出来ません。しっかりと考えた上での決断であることが大切で、嘘をつくのではなく、自分の素直な気持ちで伝えることが大切になります。

内定先はしっかりと考える

日本には数多くの企業があり、その中から一つを選ぶというのは非常に難しいことでもあります。内定を決めるということは自分の人生を決めるということでもあります。自分が最も望む企業への内定を受けることを決める必要があります。

内定には法的な拘束力はありません。内定式後であっても2週間前までであれば内定辞退をすることは可能です。しかし可能といっても企業に迷惑をかけることには変わりないので早めに連絡をする必要があります。

就活はタイトなスケジュールで行われるので冷静に考える期間が必要です。内定式後に就職先に不安になることも当然あります。後悔だけはないように就活に真剣に取組み、内定先を決めていくことが大切です。

初回公開日:2017年07月18日

記載されている内容は2017年07月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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