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SEの業種別の仕事内容とは?活躍する業界・転職に適した職種も解説

更新日:2024年10月29日

SEからの転職を考えるとき、どのような業種に注目するべきかをご存じでしょうか。本記事では、SEから転職するのに向いている業種や具体的な仕事内容などについてご紹介します。SEからの転職について疑問や不安があれば、是非チェックしてみて下さい。

Web業界は、Webサイト全般の制作やWebサービスの制作や提供を扱う業界です。

大規模なWebサイトの制作や手広いWebサービスを提供するためには、いろいろなスキルを持った人が集まり、協力して働く必要が出てきます。なかでも、WebデザイナーやWebディレクターは、SE業種に含まれます。

WebデザイナーはWebサイトをデザインする際に、UI(ユーザーインターフェイス)のデザインやコーディングをするための知識が必要です。

Webディレクターは、Webサイトのクオリティのチェックやリリース後のアクセス解析などを受け持つため、やはりエンジニアとしての知識を求められ、WebデザイナーとともにSE業種のひとつとして扱われます。

SEの仕事内容

SEという業種には、さまざまな仕事を受け持つ職種が含まれます。

情報システム開発における上流工程である、クライアントからの要求の聞き取り、システムの仕様決定、大まかな設計までを担当するのがSEという業種です。

ただし、職場によってSEが担当する仕事は変わるので、職種によっては、上記以外の細かい設計やシステムのテストなども受け持つことがあります。

以下で、いろいろな業種におけるSEの仕事を見ていきましょう。

マネジメント業におけるSE

マネジメント業において、SEという業種に求められるのは、クライアントからの聞き取りや営業職との折衝などです。

クライアント、営業職、制作チームの間を取り持つことができるため、タスクや進捗の管理といった業務を任されることもあるでしょう。

そのため、マネジメント業におけるSEは業務経験を積むことにより、プロジェクトにおいてもっと包括的な役割である、プロジェクトマネージャーへのスキルアップを期待できます。

営業職におけるSE

営業職のなかにおけるSEは、セールスエンジニアとも呼ばれます。セールスエンジニアは、営業職寄りの職種です。

ソフトウェアや電気製品の営業をする際には、クライアントの希望を聞き取って、それに適したサービスや製品を提供するため、それらの知識が必要になります。

専門知識がなければ、要求されているものを自社で提供できるかどうかの判断ができず、都度技術者に問い合わせなければならないため、クライアントにも自社にも負担がかかってしまうでしょう。

セールスエンジニアは、そうした手間を省き、営業を円滑に進めるのが仕事です。

インフラにおけるSE

インフラにおけるSEは、インフラエンジニアと呼ばれます。

インフラとは、いろいろなシステムやインターネットを利用するために必要となるサーバーやネットワークのことです。これらに関するあらゆる業務を受け持つのが、インフラエンジニアです。

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークのIT基盤を扱い、担当する技術範囲によっては、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアに分けて扱われることもあるでしょう。

先端技術に携わるSE

SEという業種のうち、先端技術に携わるSEは、AIエンジニアと呼ばれます。最先端技術であるAI(人工知能)に関わる仕事をするのがAIエンジニアです。AIの技術を活用することで、さまざまなサービスが生み出されています。

AIエンジニアの仕事は、プログラミングによるAIの開発や実装をするプログラミング分野と、AIが学習することによって蓄積されたデータを解析して、プログラムを改善するアナリティクス分野の2種類に分けることができます。

システム開発に携わるSE

システム開発に携わるSEは、業種としてのSEのほか、職種としてのプログラマーを含みます。

業種としてのSEがシステム開発に携わる場合、クライアントの要求や自社の能力などから総合的に判断して、システム全体の設計図を書くことが仕事になるでしょう。

プログラマーは、業種としてのSEから要請を受けて仕事をします。SEが書いた設計図にしたがってコードを書き、実際にシステムを構築するのがプログラマーです。

コンサル業におけるSE

コンサル業においては、業種ではありませんがITコンサルタントという職種があり、SEの上位職とされています。広い意味において、コンサル業で求められる業種としてのSEと呼べるでしょう。

ITコンサルタントもSEも、システム開発に携わる仕事ですが、それぞれの役割や仕事の内容には違いがあります。

ITコンサルタントはシステム開発にかぎらず、クライアントの抱えている課題を、IT技術を用いて解決に導くことが仕事です。

運用保守に携わるSE

システムの運用保守に携わる技術者は、業種としてのSEのなかでも、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアと呼ばれます。

常に稼働しているサーバーやネットワークなどのインフラを維持・管理して、故障などによってシステム障害が起きた場合には復旧作業を行うのが仕事です。

インターネットが現代社会に必須の存在である以上、それを動かすシステムの運用保守は非常に重要になるため、欠くことのできない仕事と言えるでしょう。

SEからの転職に適した職種・働き方

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初回公開日:2022年08月25日

記載されている内容は2022年08月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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