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OB訪問する際の服装マナー・例|私服やアクセサリーの対処法

OB訪問の服装は、相手から特別指示がある場合を除いて、基本的にはスーツで行くのが一番適しています。面接ではないのでそれほどかしこまらなくても問題ありませんが、社会人は無意識的に服装で人となりを判断することも多く、取引先も含めてスーツを着ている人を見る機会が多いため、一番ベターな服装です。

OB訪問の際は極力不必要な装飾は、避けた方がいいでしょう。高級時計やネクタイピンを付けていくと、相手の顰蹙を買ってしまう可能性も考えられます。学生に不相応なブランド品は避け、どうしてもアクセントで付けたい場合は質素なデザインのものを選びましょう。

女性も派手なピアスやネックレスを付けていくことで、相手方に良い印象を与えることはほぼありません。OB訪問に着飾って必要はないのです。社会人の素質には、服装を時と場合に合わせて切替えができることも大切なスキルの一つです。

社会人全員がそれほど細かくチェックするというわけではありませんが、中にはアクセサリーを見てこちらが意図しない印象を持ってしまう人もいます。OB訪問の相手方がどのような印象をもつのかは、こちらが判断することはできませんので、マイナス評価を与える可能性があるものは控えた方が無難なのです。目上の人に会う時は、あくまでも謙虚にというポイントを忘れないようにしましょう。

OB訪問の時のコートのマナー

コートのマナーは、相手に余計な気を遣わせないためにも覚えておく必要があります。人によっては特に気にせず会場内で脱ぎ着する人もいますが、スマートではありません。会場のある建物に入る前に脱ぎ、出る時も建物から出てから羽織るということを覚えておきましょう。

コートを脱いでいる間は、軽くたたんで腕にかけておきます。コートは外で着るもので外のホコリや汚れを室内に持ち込まないため裏返して折りたたみます。また裏返しに折りたたむことで、コートの型崩れを防止することができます。

たたみ方はコートの内側が自分の方を向くように持ち、両肩にそれぞれ左右の手を入れます。そのまま両手を合わせるようにして両肩を合わせ、右手で左肩の部分を持って左手を抜き、そのまま左側の前身ごろを右手にかぶせます。この時左右どちらの手を使っても構いません。実際にやってみてやりやすい方の手を使いましょう。そのまま縦に二つ折りになるように腕にかければOKです。

たたんで置く場合は、コートの長さに応じて三つ折りや四つ折りにしてたたみます。この時に注意しなければならないのは、コートのポケットにお財布やスマホを入れている場合です。

たたむ時ポケットがさかさまになるとポケットの中のものが落ちてしまいます。コートを脱ぐときにポケットの中のものは出してカバンに入れておくか、そのままたたむ場合もポケットの向きに十分注意しましょう。

冬のコートは会場の建物の外で脱ぎ着しますが、夏のジャケットも同じです。ジャケットを脱いだまま建物に入ってしまわないよう注意してください。これは建物内で脱ぎ着をすることにより、面会する相手方に寒い中(または暑い中)来させてしまったという気を遣わせないためのマナーです。

とても細かいことですが、こういった気遣いができるかどうかは社会人になる上で、今後もずっと必要なスキルなので忘れないようにしましょう。

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