コミュニケーショを取るのが得意
「潤滑油」は言い換えると、組織や集団の中で満遍なくコミュニケーションをとって敵を作らないことや全体の満足度を高める役割を担っているということです。ただし、一歩間違えれば八方美人、腰が軽いと思われる可能性があります。
なぜ就活生は「潤滑油です」と言いたがるのか
自己PRで自分を潤滑油に例えたがる就活生は非常に多いです。しかし採用担当者にとってはもはや聞き飽きた表現となっています。むしろ「潤滑油です」と言われた時点で、マニュアルに沿った独創性のない人間と落第点をつけられるリスクさえあります。
採用担当者が知りたいのは、何をしてきたかではなく、それによって何を得たのかどんな成果を感じたのかです。具体性のある回答こそ今の就活で求められているものです。
潤滑油ではありません
もしもESや面接で、人と違う点をアピールしたいのであれば、むしろ自分が潤滑油ではないことを言う方が良いでしょう。潤滑油というのはあまりにもありきたりで、具体性に欠ける自己PRだと言えます。これではぜひ採用したいと考えさせることは難しいでしょう。むしろ潤滑油ではないものの、能力が高く具体的な成果や成長が期待できる人物の方が採用されやすいです。
潤滑油というのは、やろうと思えば誰でもできるようなことです。就活では自分にしかできなことだからこそ強みになるということを心がけるべきです。