第二新卒がやばいと言われるのはなぜ？特徴や評価されるポイントも紹介
更新日：2024年10月29日
面接などでネガティブな退職理由を挙げる人は、また同じ理由で辞めてしまうのではないかと思われがちです。
退職理由で嘘をつくことはできないため、ネガティブな理由も面接官が納得できるようなポジティブな理由に変換して伝えるようにしましょう。
待遇への不満
給料が安い、残業が多いなどの待遇への不満を転職理由として伝えてしまうと、たとえそれが正当な理由であったとしても、面接官に良い印象を与えないでしょう。
そう思われないためにも、給料が安い場合には「努力や成果を正当に評価してくれる会社で働きたい」と伝えれば、ポジティブな印象を与えることができます。
残業が多い場合には「メリハリをつけて仕事をすることでさらに成果をあげたい」と伝えれば、面接官も納得できる理由になるでしょう。
人間関係の悪口
職場で全ての人と上手く付き合っていくのは難しいことです。新しい職場でも人間関係が上手くいかないことは考えられるでしょう。
そのため、面接で人間関係の悪口をストレートに伝えれば、面接官は同じ理由で辞めてしまうのではないかと考えてしまいます。
「周囲と協力しながらチームワークを活かして仕事がしたい」など人間関係の良いところで働きたいという気持ちを伝えると良いでしょう。
第二新卒が転職する際に評価されるポイント
第二新卒がやばいと言われる一方で、第二新卒を評価し積極的に採用する企業もあります。ここでは、第二新卒が転職する際に評価されるポイントについて見ていきます。
- 社会人としての基本的なマナーを知っている
- 前の会社の社風に染まりきっていない
社会人としての基本的なマナーを知っている
第二新卒は社会人としての経験は少ないものの、一度企業で働いているためビジネスマナーを学んでおり、社会人としての基本的なマナーを知っているという点が評価されます。
社会人としての基本的なマナーは身に付いているため、新たに研修などを行う必要がなく、社会人経験のない人材よりも即戦力になりやすいでしょう。
そのため、前職での経験を活かすことができ、研修コストが少ないというメリットから第二新卒を積極的に採用する企業も増えています。
前の会社の社風に染まりきっていない
第二新卒は、前職での在職期間が短いことから前の会社の社風に染まりきっていないという点が評価されます。
企業に長く勤めていると、その企業の社風ややり方に染まってしまい、転職しても前の会社での仕事のやり方などから抜け切れないことがあります。
しかし、在職期間の短い第二新卒は、基本的なビジネスマナーを身に付けつつ、前の会社の社風に染まりきっていないため、転職先のルールや仕事のやり方に柔軟に対応ができるというメリットがあります。
第二新卒が転職する際に懸念されるポイント
第二新卒が転職する際に評価されるポイントがあるのに対し、第二新卒に対して不安や懸念を抱く場合もあります。
ここでは、第二新卒が転職する際に懸念されるポイントについて見ていきます。
- まだまだ即戦力としては使えない
- また辞めてしまう可能性がある
まだまだ即戦力としては使えない
中途採用や経験者採用の場合には、即戦力となるような経験やスキルが求められることが多いです。
しかし、第二新卒は社会人経験が少ないため、スキルも身に付いていないことが多く、まだまだ即戦力としては使えないという懸念があります。
ただし、第二新卒という枠で求人募集されている場合には、その懸念については企業側も承知しているため、不安に感じすぎる必要はないでしょう。
また辞めてしまう可能性がある
初回公開日：2022年03月16日
記載されている内容は2022年03月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。