自己紹介におけるテンプレ例を紹介｜ポイント・注意点も解説

「どのような自己紹介が高評価を受けるのだろう？」
「時間指定された自己紹介にどのように対応すれば良いのだろう？」
このように思いながら就職活動をしている人は多いのではないでしょうか。

この記事では、自己紹介におけるテンプレ例をポイントと注意点を添えて紹介していきます。

自己紹介では、1分で、2分で、と時間指定される場合もあります。記事を参考にあらかじめテンプレを用意しておけば、1分であればこのパターン、2分であればこのパターン、時間指定がなければこの基本テンプレ通り、と自己紹介に盛り込む内容を冷静に判断して対処できます。事前にテンプレを用意しておくことが高評価へと繋がるでしょう。

自己紹介は第一印象を決める大事な面接の入口です。慌てずに面接に対応するために、自己紹介のテンプレも準備して面接に臨みましょう。

自己紹介のテンプレとは

人事担当が面接中の写真素材 - ぱくたそ

自己紹介のテンプレとはいったい何を指しているのでしょうか。「自己紹介」とは、初めて会う人に氏名、所属・経歴や自身の人柄について簡単に伝えることを言います。「テンプレ」とは、テンプレートの略で雛形のことを言います。

この2つをまとめると、自分を紹介するための文の雛型ということになります。

まずは基本のテンプレを用意し、業種別でアレンジして、使い分けができるように準備しておけば、色々な面接に備えることができます。

用意するテンプレの種類としては、業種別以外にも時間別、アピール別など自身の状況によって異なるので、どのように準備するかという点についても考えてみましょう。

自己紹介のテンプレに盛り込む項目

後ろを歩く美人社員に左手の薬指を見せ未婚をアピールする独身貴族の写真素材 ...

就職活動の自己紹介であれば、面接官に「この人のことをもっと知りたい」と思ってもらうことが重要です。

さまざまな項目をテンプレに盛り込むことはできますが、面接官に興味を持ってもらう定番としては、「基本情報」「アピールポイント・強味」「意気込み・決意」で構成されている基本テンプレを用意しておくことをおすすめします。

自己紹介は、アイスブレイクという意味合いも含まれています。長すぎたり、見当違いな内容をアピールしたりすると、面接官に悪印象を与えることもあるので、気を付けましょう。

名前・大学名・学部・学科

基本情報となる名前、大学名、学部、学科を盛り込みます。評価に繋がる要素ではありませんが、自己紹介の必須項目です。

面接官とある程度の面識があったとしても、名前は必ず自己紹介の項目としてテンプレに盛り込みましょう。名前を宣言することで、これから自己紹介するという意味合いもこめられています。この項目を抜かすと、自己紹介となりません。冒頭に必ず入れましょう。

大学名、学部、学科をテンプレに盛り込むことで、あなたが今まで何を学んできたことを伝えます。この項目もあなたの印象を左右する項目となりますので、面接官にきちんと伝えるようにしましょう。

アピールポイント・強み

アピールポイントや強みをさりげなくテンプレに盛り込むことで、面接官が自分の能力に興味を持ってもらうことも、自己紹介での重要なポイントです。

必ずといって良いほど聞かれる項目です。さりげなく強みをアピールできるように準備しておきましょう。

ですが、あまり長くなりすぎても良くありません。いくつかアピールできる点を用意しておき、自己紹介できる時間に合わせて使いわけましょう。

意気込み・決意

これから何を目指して、どのように取組んで行くといった意気込みや決意についても、テンプレの項目として盛り込むようにしましょう。自分のことに興味を持ってもらうためには、とても有益な自己紹介の項目です。

そして意気込みや決意を伝えることで、面接官に熱意が伝わると同時に、「目標を持ったしっかりした人」という印象も与えられます。

意気込みや決意の最後には「本日は宜しくお願いします」といった挨拶文で締めくくりましょう。このような挨拶文で締めくくれば、礼儀正しい自己紹介という印象で自己紹介を終結できます。

自己紹介のテンプレ

書き出せない履歴書の写真素材 - ぱくたそ

自己紹介は面接のアイスブレイクとも言われているので、面接の最初に口頭で自己紹介をします。ESや履歴書などの書面で自己紹介する機会はあまりありませんが、企業によっては「自己紹介欄」なども用意しているケースもあります。

ここでは口頭による面接での自己紹介のテンプレ、ESや履歴書といった書面での自己紹介のテンプレを紹介します。

面接の場合

もしESや履歴書に自己紹介文を記載していれば、面接の時に話す自己紹介もそれと同じ内容にしましょう。書いた文面をそのまま話すのではなく、口頭で伝わりやすい表現にすることが必要です。もしESや履歴書に自己紹介文の記載がなければ、ESや履歴書の内容と整合性がとれる自己紹介としましょう。

自己紹介は基本、利き手が興味を持って話が聞ける時間となる1分で話せるボリュームで用意しておくのが良いでしょう。テンプレに盛り込まれた項目から実際に文字を起こした場合、1分間であれば250字～300字程度となります。
できれば1分以内で終えられるようにしたいので、150文字～200文字程度でテンプレを準備しましょう。

時間指定がなければ、1分程度の自己紹介で問題はありませんが、それより長い時間指定があった場合に備えて、100文字程度で説明できる強み、アピールポイント、決意などを別に用意して、使い分けができるようにしておけば安心です。