訃報のお知らせ・お悔やみの文例|町内会/社外/家族葬/会社
更新日:2024年11月02日
突然の訃報に対して
訃報は突然飛び込んできます。その訃報に対して、急いで情報を聞き込み、関係者に情報を伝えなければなりません。常に経験することでもないので、訃報のお知らせを作成することになれば、どのように知らせればよいのか、と不安になる方もいらっしゃるでしょう。そこで、訃報のお知らせをケースごとに文例で紹介します。
訃報のお知らせ・お悔みの文例
訃報で伝えること
訃報を作成するにあたり、家族、町内会、ビジネスといろいろなケースがありますが、共通して伝えなくてはならない内容が以下のとおりです。
・いつだれが亡くなったのか
・通夜、葬儀の日時と時間
・葬儀の形態(仏式、神式など)
・喪主の氏名、連絡先
これらの内容は、どのケースの文例でも共通しています。これらの内容をいかにスマートに、分かりやすく書くかが重要となってきます。
訃報・お悔みの文例
一般的な訃報のお知らせの文例を紹介します。FAXで訃報を案内する場合の文例です。
FAXで訃報を案内する場合の文例
故 山田 太郎 儀(喪主との続柄:夫)
平成36年10月1日逝去いたしました。
ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んで通知申し上げます。
故 山田 太郎 儀 葬儀告別式
昭和元年10月20日生まれ(満99歳)
日時 通夜式:平成36年10月3日(火)18:00~
葬儀告別式:平成36年10月5日(木)11:00~
式場 名称 ○○ホール
住所 ○○○○○○○○
電話番号 ○○-○○○○-○○○○
喪主 山田花子(故人との続柄:妻)
儀式形態 仏式
町内会での訃報の案内文例
回覧
次に紹介するのは、町内会での訃報のお知らせのケースです。町内会の訃報の場合、自治会の方々に、誰にでも分かりやすく、回覧で迅速に知らせる必要があります。縦書き、横書きは地域によって違いますが、縦書きにこだわる場合もあるので、確認してください。
最近では、近親者のみの葬儀を行う家庭もあるため、知らせないというケースもあるのですが、苦情が来る場合もあるので、葬儀の後に、簡単なお知らせを回すなどしてください。その際は、必ず喪主の方と事前に相談することが必要です。では、町内会での訃報案内の文例を紹介します。
町内会での訃報案内の文例
訃報
山田太郎殿が平成36年10月1日未明逝去されました。
家族葬・密葬の訃報の文例
最近では近親者のみで行う、家族葬も増えてきています。家族葬ではごくごく身内のみで行う葬儀ですので、基本的に知らせるのは電話で大丈夫です。知らせる内容については、訃報のお知らせの基本的なことを伝えます。家族葬を行った場合でも、挨拶状は必要となります。家族葬や密葬を行った場合の挨拶状の文例を以下に紹介しますので、ご参考にしてください。
家族葬や密葬を行った場合の挨拶状の文例
父 山田太郎 かねてより病気療養中のところ
去る10月1日に99歳にて永眠いたしました
なお 本人の遺志により 葬儀は身内のみにて
相済ませましたことをご報告申し上げます
故人が生前に賜りましたご暑誼に深く感謝申し上げます
平成36年10月5日
東京都○○○○○ 山田花子 親族一同
縦書き、横書きのレイアウトについては縦書きが多いですが、最近では横書きも増えています。そのケースに応じてレイアウトを変更してください。また、文中に句読点は使用しませんので注意してください。
ビジネスでの訃報の文例
初回公開日:2017年11月20日
記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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