コキアが丸くならない時の対処法とは?上手な育て方・増やし方も解説
更新日:2024年11月13日
植物が育つのに水は必須です。コキアも同様で、土が乾いた状態が続くと上手く成長できません。庭に地植えで雨があたる場所であれば、水やりは自然に降る雨に任せてしまって大丈夫です。日照りが続いた場合は水をたっぷりと与えましょう。
鉢植えの場合は土が乾いたらしっかりと水やりをします。夏場は特に土が渇きやすいので、朝と夕方の2回水やりをしましょう。また、鉢を二重鉢にしたり半日陰に鉢を置くと水切れしにくくなるのでおすすめです。
日当たりを見直す
コキアの育成には日光が重要で、日光をしっかりと浴びたコキアはしっかりと葉を伸ばし丸く育ちやすくなります。しかし、夏場など日差しが強すぎると、せっかくあげた水をあげてもすぐに乾燥してしまうので、目安として1日の半分は日が当たる場所で育てるのがベストです。
鉢植えで育てている場合は移動ができますが、庭など動かせない場所に植えるのであれば、どの程度日が当たるのかをチェックしてから植えましょう。
適切な肥料を与える
コキアの成長を促すために、肥料を与えるのも一つの手です。コキアは直根性の植物で、根をちゃんと育てないと枯れてしまったり丸く育たない可能性があります。そこで、根の成長を促してくれる成分が含まれる肥料を与えてあげましょう。
カリウムには、根がまっすぐに育つのを助けてくれます。肥料を選ぶときにはこのカリウムが多く含まれる肥料を選ぶとよいでしょう。
コキアを苗から育てる方法
コキアの苗は、ホームセンターなどで手に入りやすく、種から育てるよりも手間もありません。特に初心者の方は、種から育てるよりも苗から育てる方を選んだ方がベターです。ここからは、苗からコキアを育てる方法を紹介します。
元気な苗の選び方も紹介しているので、購入前にしっかりチェックしてみてください。
苗の選び方
苗を選ぶときには、根がしっかりと生えているものを選ぶのが大切です。表面上で見分けるのはむずかしいので、地上に生えている葉の状態をみて元気な苗を選びます。
葉にピンとしたハリがあり、緑黄色の色鮮やかな葉が生えているものが元気な苗の証拠です。更に本葉が3枚生えているものがベストです。弱い苗を選んでしまうとすぐに枯れてしまう可能性もあります。じっくりと細部まで観察をして決めましょう。
植え付けの時期・方法
コキアが育つには気温が20度以上必要です。そのため、苗の植え付けは4月~5月におこないます。植え付けの方法は、まず苗がすっぽりと入る程度の穴を掘り苗を植えます。植え付けた後は水をたっぷりと与えましょう。
苗をポットから出した後、根についた土を落とすために振るったり崩したりしないように注意が必要です。根に傷がつくと上手く育たず枯れてしまうため、土の部分にはなるべく触れないように植え付けます。
コキアを種から育てる方法
こんもりと丸いコキアを育てるには、まずは植えた種が発芽しないと始まりません。適した時期に種を植えることはもちろん、上手く発芽させるためのポイントをしっかりと押えておくと
発芽の成功率もぐっと上がります。
ここからはコキアを種から育てる方法についてまとめました。種まきの方法も併せて紹介しているので、育てるうえで参考になれば幸いです。
種まき時期
コキアが発芽するためには温度が15度以上必要となります。なので、種まきの時期は冬の寒さが収まった4月~5月中がおすすめです。
一応7月まで種まきは可能ですが、その分紅葉も遅くなり、鑑賞の時期が早く終わってしまうので、なるべく春のうちに種まきをしておくとよいでしょう。
上手く発芽させるコツ
種は花壇に直接蒔いても育ちますが、園芸用のセルトレイや3号ポットなどに種まき用の培養土を用意して育てるのもおすすめです。コキアが発芽するには温度が15度以上必要なので、日当たりがよく暖かな場所を選んで種を植えましょう。
種を植えたら、水やりをしっかりとおこない土が乾燥しないように気を付けます。またうどん粉病などを防ぐために風通しのよい環境にするのも忘れてはいけません。
種まき方法
初回公開日:2022年09月12日
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