第一次世界大戦で使用された武器とは?銃器の種類や不採用だったものも解説
更新日:2024年06月09日
第一次世界大戦にどうして日本が参戦したの?
イギリスと日英同盟を結んでいた日本は、第一次世界大戦開戦当初には中立の立場をとっていました。しかし、この大戦をきっかけに権益拡大を目指そうとする参戦論が高まり、開戦から1か月も経たない1914年8月にドイツに対して宣戦布告し、三国協商側として第一次世界大戦に参戦することになりました。
日英同盟を理由に参戦した日本でしたが、その他にも中国大陸や太平洋地域にまで勢力を拡大して、帝国主義的に領土を拡大したという思惑があったとも言われています。
当時、帝国主義を掲げていた西側諸国同様に、植民地を増やしたいと考えていたわけです。
本格的に参戦した日本軍は、アジアにおけるドイツの拠点である中国の青島と南洋諸島に軍を派遣し、山東省の西部に位置する済南までの地域を占領することに成功します。
ヨーロッパの地では塹壕戦により戦争が長期化することが予想されており、そんな中で日本にもヨーロッパへの兵士派遣の要請がありました。海軍をインド洋や地中海へ派遣され、三国協商側の勝利に貢献することになりました。
第一次世界大戦で使用された武器を知っておこう
第一次世界大戦では機関銃・毒ガス・ 戦車・飛行機などが数多く使用され、各国が勝利を目指して多くの武器を開発、戦場へ投入していきました。今回は主に使用されていた武器を一部解説しましたが、その他にもさまざまな武器が使用されていました。
その結果、第一次世界大戦による犠牲者の数は連合国側で約515万人、同盟国側では339万人。全体でみると約853万人にのぼると言われています。
また、このような悲惨な結果を招いてしまった第一次世界大戦の後でも、さらなる戦争が勃発し、次々に武器・兵器が開発されていきました。
皆さん戦争について知ろうと歴史を調べる際、武器についてまで調べることはあまりないのではないでしょうか。
しかし、武器を知ることで当時の戦争をより具体的にイメージすることができます。
本記事を読んで、戦争に使用される武器に興味を持たれた方は、ぜひ第一次世界大戦以外の戦争で使用された武器についても調べてみてください。
第一次世界大戦当時の武器と比較することで、技術の進歩を感じるだけでなく、より一層戦争の歴史・当時の戦い方について深く理解することができるでしょう。
初回公開日:2022年09月22日
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