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「厚く御礼申し上げます」の読み方とは?意味や英語表現についても紹介

更新日:2024年10月11日

「厚く御礼申し上げます」の読み方や使い方はご存知でしょうか。本記事では、普段何気なく使う「厚く御礼申し上げます」の意味や正しい使い方などを紹介しています。「厚く御礼申し上げます」の読み方や使い方に悩んでいる方は、是非チェックしてみてください。

「厚く御礼申し上げますってどういう意味なの?」
「ビジネス文書で使うときは、どのタイミングで入れるの?」
「厚く御礼申し上げますを英語で伝えたいときはどうすればいい?」
このように、「厚く御礼申し上げます」の読み方や使い方に不安や疑問を持っていませんか。

本記事では、取引相手への手紙やハガキなどに書く挨拶文によく使われる「厚く御礼申し上げます」という言葉はどういった時に使うのが良いのかを紹介します。また、言葉に込められた意味についても紹介しています。

この記事を読むことで、「厚く御礼申し上げます」の言葉の意味を深く理解することができ、使いこなせるようになるでしょう。ビジネス文書で使いこなせるようになりたい方は、是非読んでみてください。

「厚く御礼申し上げます」の意味

普段、何気なくもらう年賀状や手紙に、取引のある企業の担当者から「厚く御礼申し上げます」といった文言の書かれたものを受け取る事があると思います。

この「厚く御礼申し上げます」という表現は、どういった意味合いの言葉なのか知らずに使っている事が多いのではないでしょうか。ビジネスシーンで感謝を伝えるときに使いやすい表現なので、覚えておきましょう。

「厚く御礼申し上げます」の言葉の意味を紹介します。

読み方は「あつくおんれいもうしあげます」

「厚く御礼申し上げます」の「御礼」は「おれい」ではなく「おんれい」と読みます。

口頭では「おれい」と言う機会が多いでしょうが、文書で書かれているときは「おんれい」と読みます。よりかしこまった表現にも聞こえる上に丁寧な表現なので、ビジネス文書で多用されます。

意味は「お礼を言わせていただきます」

「厚く」の意味は心からいたわる、心をこめて、という意味があります。「御礼申し上げます」は相手に感謝するという意味なので、「厚く御礼申し上げます」の意味は「心を込めて感謝いたします」といったような意味になります。

なので、企業などが取引先の人に出す挨拶文には、「いつもありがとうございます」という気持ちをこめて、より丁寧な言葉である「厚く御礼を申し上げます」を使います。

「御礼」は「お礼」でも可

「御礼」は「お礼」と表記しても間違いではありません。ただし、「お礼」表記だと「おんれい」とは読まないため、ビジネス文書として書くなら「御礼」の方が無難でしょう。

上司や目上の人に送る文書の場合は、「御礼」にしておいた方が、かしこまった表現として伝わる可能性があります。取引先の人など、送る相手のことを考えて、表記を選びましょう。

「厚く御礼申し上げます」の使い方

ハガキや手紙の書き出しの拝啓から始まり、時候の挨拶の後に相手に対して「貴社のますますのご清栄のことと存じます」などと書いた後、「平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます」を加えます。

その後に、本来伝えたい文章を書きます。「厚く御礼申し上げます」は「いつもお世話になっております」という挨拶を丁寧にした言葉なので、相手の企業への挨拶文の、すぐ後に書くようにしましょう。

例としては、「拝啓 貴社のますますのご清栄のことと存じます。平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます」という様になります。

スピーチ

文書だけでなく、スピーチでも「厚く御礼申し上げます」を使用します。

ビジネスシーンや結婚式などのフォーマルなシーンでは、「おれい」ではなく、「おんれい」と読むほうが良いでしょう。「おれい」では少しカジュアルな表現に聞こえてしまう場合があるからです。

かしこまった表現で、お礼を伝えたいときには「厚く御礼申し上げます」を使うと良いでしょう。

ビジネス文書

「厚く御礼申し上げます」は、ビジネスメールやビジネスでの手紙、年賀状に良く使われる文章です。感謝の気持ちを表す「厚く御礼申し上げます」は、ビジネスの場面で良く使われています。

大抵のビジネスに関するメールや手紙のやり取りでは、「普段から感謝しています」という事を挨拶文の最初の方に書くようにしましょう。

また、「厚く御礼申し上げます」はビジネスだけで使われているだけではなく、個人的な事柄にも使われる事の多い表現と言えるでしょう。

手紙・年賀状

結婚式や葬儀に来てくださった方々へ、お礼状を書く時、目上の人や上司などに出す年賀状、暑中見舞い、寒中見舞いなどにも「いつもお世話になりありがとうございます」の気持ちを込めて使える表現となります。

仕事以外の個人で、目上の人とのお付き合いでも「厚く御礼申し上げます」は使用可能な文章なので、目上の人やお世話になった人への一文として使用することができます。

幅広く色々な挨拶状に使える「厚く御礼を申し上げます」を、使いどころを間違わずに使う事で、取引先とのやり取りもスムーズになり、また目上の人からの印象も良くなるでしょう。

「厚く御礼申し上げます」の言い換え

次のページ:似た文の「深くお礼申し上げます」は文法的に誤った表現

初回公開日:2017年07月24日

記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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