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論文での要旨の書き方例|修士論文/卒論/講演.学会発表

更新日:2024年03月21日

論文の要旨は、書いてみると意外と難しいもので、書き方についても体系的に勉強しようと思ってもなかなか難しいものです。そこで今回は、卒業論文や修士論文などのいろんな場面における要旨の書き方について、段階に応じて、求められる内容を紹介します。

学会発表の場では、要旨とは言わず、抄録という呼び名で要約を求められることがほとんどです。基本的な書き方や構成については、他の要旨を大きな違いはありません。ただし演題登録する学会によって構成が微妙に違う場合があるため、事前に確認が必要です。

また最近では、インターネット上から投稿するパターンも増えてきており、ファイル上の文字列と登録フォーム上の文字数が変わる場合があるので、文字数にある程度余裕を持った書き方が必要になります。

講演での要旨の書き方のポイントについて

研究の実績が多くなると講演やシンポジウムといった場での発表があります。こういったさいについても抄録集には要旨が掲載される場合がほとんどです。この場合についても注意するポイントに大きく変わりありません。ただし総説のような書き方になるので、全体像がわかるような簡潔な書き方が求められるでしょう。

小学生の要旨の書き方

小学校の場では、要旨というよりかは、要約やあらすじといった形で行う場合があります。その際には、研究の要旨とはことなり、文章の中のクリティカルな文章を抜粋して簡潔に集約することが求められるでしょう。基本的にはトレーニングなので、どうしてそこが重要な箇所になるのかといった所から教えてあげるのが望ましいでしょう。

レポートの要旨の書き方

レポート課題の場合には、研究背景の部分は削って、目的、方法、結果、考察という順番で書くことが望ましいでしょう。基本的な書き方の注意点に変わりはないといえるでしょう。

要旨は論文の顔

要旨は論文やレポートの顔になる部分です。ここがうまく書けるかどうかによって教授や読者からの評価が大きく変化するともいえます。成績や単位にも大きく関係する部分ですので、しっかりとした書き方を身につけましょう。これは論文だけではなく、社会に出てからも十分に役に立つことが期待できる能力でしょう。

初回公開日:2017年12月18日

記載されている内容は2017年12月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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