賃貸マンションのエアコンの交換の方法・何年でするのか｜10年
更新日：2024年02月13日
賃貸のエアコンの交換時期って？
平均使用年数と故障
メーカーが想定しているエアコンの寿命はおよそ7年～10年のため、適切な買い替えは7年を過ぎたあたりとなっています。また、実際にエアコンを買い替えるまでの平均使用年数は13.6年ともいわれています。
エアコンを買い替えるきっかけとなる目安は、故障です。異音がする、急に大きな音が出るようになった、異臭がする、冷風・温風が出なくなった、などといった項目があげられます。こまめに掃除をしておけば防げると言われている項目もありますが、経年劣化による故障の場合もあります。
賃貸物件に備え付けられているエアコンに異常が見つかった場合、掃除をしたら直るのか、修理や交換を依頼する必要があるかどうかを見極めるためにも、まずはエアコンの製造年度を確認し、可能な範囲で掃除をしてみることをします。
賃貸のエアコンの交換時間は？
エアコンの交換時間には、備え付けのエアコンがある場合、そのエアコンの取り外し作業時間も必要となってきます。新規にエアコンを取り付けるだけの場合は、エアコン1台あたりおよそ1時間半程度の作業時間となります。エアコン取り外しは1台あたり約30分となるため、取り外しも行う場合はおよそ2時間程度の交換時間となります。
エアコンを取り付ける際の標準工事として、配管パイプ用の穴を開けたり、室内機と室外機をそれぞれの場所に取り付けたり、配管パイプで接続したりといった作業があります。また、最後にはエアコンの試運転を行い、問題なく使用できるかどうかのチェックを行います。この作業を行うのに、約1時間半程度必要と言われています。
エアコン掃除で対応
「エアコンの効きが悪くなった」「以前に増して電気代がかかるようになった」といった場合、エアコンのフィルターを掃除をすることで、これらの問題点を解消できることもあります。
エアコンのフィルターは想像以上にほこりがつきやすいため、フィルターの掃除を行うことで冷房や暖房の機能が改善され、電気代を減らすことができる場合もあります。自分で掃除をすることもできますし、本格的に掃除をしたければプロに頼むこともできます。
どちらの方法も、エアコンを交換するよりも安く済ませることができるので、賃貸マンションで気軽にエアコンを交換できない場合、一度エアコンの掃除をしてみることをします。
賃貸物件でも快適なエアコン生活を
さまざまなタイプのある賃貸物件ですが、エアコンが備え付けの物件も増えてきており、季節に関係なく転居してすぐ快適な生活が送れるようになってきました。
とはいえ、備え付けのエアコンが古い場合、電気代や健康面で心配な点も出てきます。ですが、古いエアコンであっても掃除をすることで快適に生活を送ることもできたり、管理会社や大家さんによっては交換をしてくれたりといったこともあります。
エアコンは、今や生活には欠かせない電化製品の一つとなりました。借りたいと思える賃貸物件の備え付けエアコンについて気になる点があるならば、正式な契約を交わす前に、管理会社や大家さんにエアコンについて相談してみるのも1つの手です。
賃貸物件でも快適なエアコン生活が送れるよう、いろいろと試してみてください。
初回公開日：2018年02月05日
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