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家鳴りの原因・うるさいときの対処法|古い家/マンション

更新日:2024年11月22日

1人で家にいるときや夜中などに聞こえてくる家鳴りですが、何だか気持ち悪いと感じられる方も多いでしょう。しかし、家鳴りにはちゃんと理由と原因、対処法があります。この記事では、家鳴りの原因と対処法についてご紹介しています。家鳴りでお悩みの方は、ぜひお読みください。

家鳴りの原因って?

木造の家によく聞こえてくる家鳴りですが、怖いと感じられる方も多いでしょう。しかし、この家鳴りという現象にはちゃんとした理由があります。よく、新築の家では家鳴りが多いといわれていますが、実は新築に限ったことではありません。

ここからは、家によって違う家鳴りの原因についてご紹介していきましょう。

古い家で起こる家鳴りの原因

古い家でも家鳴りは起こります。ただし、新築の時と理由は少し異なってきます。古い家で家鳴りが起きるのは、気温や湿度によって乾燥していた木材が水分を含んで膨らんだり、水分が抜けて縮んだりするためです。切られて何年も経っている木材でも、生きているように収縮をしたりすることがあります。この時に家鳴りがします。

また古い家の家鳴りでは、木材だけではなく、鉄板や釘などの材料でも音が出ることがあります。鉄も収縮を繰り返すためです。温度が下がり、湿度が上がる夜中や気温が下がり始める夕方などに特に起こりやすいでしょう。ただし、家鳴りの種類によっては注意が必要です。気温などに関係なく家鳴りが続くようであれば、木材のいたみが考えられます。

重さに耐えられず圧力が多すぎることもあり、限界を超えて家鳴りがすることもあるので、古い家では注意が必要になります。

古い家では家具の配置に注意!

家が古くなっていて家鳴りが頻繁に起こる場合、重さや圧力に家が負けてしまっていることが考えられます。大量の本を一つの部屋の本棚に入れている、一箇所に重い家具を集中して置いている、なども家鳴りの原因となります。ただしこの場合は、家が無理をしている状態なので早めに対策をし、重い家具を分散させるか、処分することも検討したほうが良いでしょう。

家が重圧に耐えられなくなっている場合にも、木材は家鳴りと似たような音を出すことがあります。家の倒壊などの危険はないにせよ、床が抜ける、傾くなどの状況になることは十分考えられるので、重圧が一箇所に集中したりしていないか確認してみましょう。

マンションで家鳴りが起きる原因

実は、マンションでも家鳴りが起こることは大いにあり得ます。マンションは縦長なので、その分重さが一箇所にかかってきます。この時に家鳴りが起こります。それ以外でも多くの理由で家鳴りが起きます。

例えば、マンションの建っている土地の地盤の問題です。地盤が柔らかかったり、水分の多い土地の上に建っている場合、マンション自体がほんのわずかに揺れます。

その時に家鳴りのような音が出ることもあるでしょう。また、鉄筋や鉄骨は鉄ですから、温度によって縮んだり膨らんだりします。この時に周囲の母材を引っ張ったりするため、家鳴りのような音がするときがあります。もしくは、建物が音を出しているように感じられますが、設備器具が家鳴りのような音を出すことあります。

照明器具やエアコンなどは熱くなりやすく、温度に関わるものは家鳴りのような音を出しやすい性質があるでしょう。

アパートでも家鳴りが起きる原因は?

アパートの多くは、マンションと似たような鉄筋の作りか、木造のものもあるでしょう。これのいずれも温度変化によるものといえます。鉄や木材の温度による膨張や収縮によって家鳴りのような音が出ます。またアパートの場合、内装の中にすでに設置されている戸棚や建具が多くあります。

実はこれらの建具はきしみやすく、ここから家鳴りのような音が出ていることもあります。アパートの建具によっては鉄の釘の代わりに、安価な木の釘を使って作られているところもあり、木の釘は特に音が鳴りやすいと言えるでしょう。

また、温度変化で影響を受けやすいのは窓です。アパートによっては、窓のサッシが温度変化で家鳴りの音を出すこともあります。

新築で家鳴りがする時の原因

新築の建物はもっとも家鳴りが多く発生します。木材は切られてからもしばらくは水分を多く含んでいるため、家の基礎や梁などに組み込まれた木材同士がしっかり馴染むまではおよそ6~10年ほどはかかるといわれています。お互いの木材同士が馴染むために膨張したり収縮したりを繰り返すため、新築の家はしばらくは家鳴りに耐えなくてはならないでしょう。

しかし、これは新鮮な木材を使って建物を建てたということの証明なので、生きている木材が出す音としてプラスにとらえることができるでしょう。新築でその上、冬場に乾燥が強くなった場合には特に収縮が進むため、家鳴りがひどく感じられるでしょう。

また、深夜は部屋のストーブを消したりと温度の変化があるため、夜中に家鳴りがひどくなることもよく起きる現象です。

新築は家鳴りがつきもの

木造の新築の家であれば、必ずと言っていいほど家鳴りは発生します。夜中などの温度の変化があるときに家鳴りがするため、眠れないと感じる場合もあるでしょう。しかし、これは5,6年は辛抱しなくてはなりません。対処するためには室温を上げすぎないなど、外との温度変化を緩やかにしてやることで家鳴りがやむことはないものの、少し緩和されることもあるでしょう。

地震が原因の場合も?

ここ最近の地震の多さから、地震前に家鳴りがするという説が上がっています。これは、人間には体感できないような微弱な振動に対して、家が軋んだりするために起こる家鳴りと言われています。また地震の前だけではなく、地震の後にも家鳴りがあります。これは地震によって家が歪んだために、そこから木材が馴染もうとして発生させます。

地震の前の家鳴りは、現在ではまだ科学的根拠は証明されていませんが、地震の発生した現地では多く聞かれている説です。

家鳴りがうるさい時の対処法は?

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初回公開日:2018年04月10日

記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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