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未婚の母になった理由例・後悔した体験談・結婚できる確率・認知

更新日:2024年11月06日

未婚の母になった理由は人それぞれ違います。未婚の母でも負けずに明るい未来を目指して子育てを楽しみましょう。そんな未婚の母が受けられる手当や認知のことについてお話をしていきます。未婚の母の人たちのために役立てれば幸いです。

母親とは分娩の事実により親子関係が証明されるので、法律では母親の認知は不要とされています。では、父親にも認知をしてもらったほうが良いのでしょうか。認知してもらうメリットとデメリットについてお話します。

認知とは?

法律上、婚姻関係にない男女の間に生まれた子供(嫡出でない子または婚外子)を父親が自分の子供だと認めることを認知といいます。認知には任意認知と強制認知と遺言認知があります。

任意認知とは、父親が自発的に認知を認めることをいいます。強制認知は父親が自発的に認知を認めない場合に子供または法廷代理人が裁判所へ訴えて認めさせます。強制認知は父親が死亡した後でも請求はできますが、父親が死亡して3年経過すると請求はできなくなります。遺言認知は父親が遺言で認知することをいいます。

また、胎児の間から認知は可能で胎児の間のみにできる認知を胎児認知といいます。胎児認知は父親が病気などでいつ亡くなってもおかしくない時に認知することで親子関係を証明することを目的として設けられた制度です。

認知は口約束だけは法律上効力はなにもなく正式に認知したことにはなりません認ので必ず書面で手続きをしましょう。

認知した場合

認知した場合、父親との親子関係が認められるので、互いに扶養する義務が発生し、互いに相続する義務が発生します。また、父親を親権者とすることも可能になります。そして、子供の戸籍の父親欄には父親の名前が記載され、父親の戸籍には子供を認知した旨が記載されます。

認知後に子供が父親の姓を名乗りたいときは父親の姓を名乗ることもできるようになります。子供を認知したことにより、子供と父親が面会できる権利も発生します。

メリットとしては、扶養関係が認められるので養育費の請求が可能になります。また、相続を受けることもできます。デメリットとしては、父親の戸籍にも子供を認知した旨が記載されてしまいますので、父親の家族には子供の存在が明らかになってしまいます。相手が既婚者の場合は、要注意です。

認知しない場合

認知をしない場合、父親との間に親子関係を認めることができないので、扶養義務や相続義務は発生しません。子供にとっても母親にとっても認知することのデメリットはほとんどありません。しいていえば、認知をすると子供にも父親の扶養義務が生まれることくらいです。認知する、しないはよく考えてから行うようにしましょう。

父親に養育費を請求するには?

父親に養育費を請求する場合、法律上の親子関係が認められなければなりません。未婚の母でも、父親が認知をしていれば父親には養育義務が発生しますので養育費の請求を行うことができます。認知をしていない場合でも、任意で父親が支払うと言っている場合は養育費を受け取れますが、法律上は親子関係が認められないので、支払いが滞っても請求をすることはできません。

のちのち面倒なことにならないように、認知はしないが、養育費は支払うと言っている父親とはきちんとその旨を書面に残すようにしましょう。

未婚の母で寡婦控除は受けられるの?

未婚の母でも寡婦控除は受けられるのでしょうか。寡婦控除とは、離婚してその後再婚しないでいる女性、夫と死別してしまった女性、夫の生死が不明な女性の納税者が受けることができる所得控除のことをいいます。

寡婦には条件があり、扶養親族がいる人もしくは生計を一にする子供(総所得金額などが38万円以下で扶養親族や他の人の控除対象配偶者になっていない人)がいる人、死別後再婚をしていないまたは夫の生死が一定期間分からない人で合計所得が500万円以下の人が対象になります。

寡婦は結婚していた女性が対象になりますので、未婚の母は寡婦控除を受けることはできません。ですが、厚生労働省は2018年から未婚のひとり親を支援するための取り組みとして「寡婦控除のみなし適用」を実施すると発表しました。寡婦控除が受けられるようになると行政サービスの利用料のうち所得金額によって異なる保育料などが安くなる可能性があります。

未婚の母が受けられる手当て

未婚の母でも受けられる手当てがあります。

児童扶養手当、児童手当(旧:子供手当)、児童育成手当(自治体により異なる)、特別児童手当、医療費助成制度(ひとり親、乳幼児・義務教育就業児)などがあります。その他にも、粗大ゴミ処理手数料無料、水道料金の割引、交通機関の割引などがあります。

それぞれの自治体により受けられる手当や制度が異なりますので、お住いの自治体にお問い合わせ下さい。

子供と明るい未来を

未婚の母になる決断は並大抵のものではありません。決断するにあたって涙した日も多いことでしょう。一人で子供を育てることはとても大変です。不安に思うことや辛い時も多々あるでしょう。協力者がいるにこしたことはありませんが、一人でも立派に子供を育ててる人はたくさんいます。一人でも立派に育てていけるようにうまく制度を利用して子育てを楽しみましょう。

子供は可愛いです。子供はいつでもママの味方です。子供と一緒に楽しい明るい未来を目指して人生を歩みましょう。

初回公開日:2018年04月13日

記載されている内容は2018年04月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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