ヤフオクで送料を変更するには?出品中・落札後の方法と注意点を解説
更新日:2024年11月02日
送料を変更する理由には、出品者側が想定していた送料よりも高くなってしまったり低くなってしまったりした場合があります。落札者側だと着払いを元払いに変更したい、同じ出品者から違う商品を買ったのでまとめて発送してほしいなど様々なケースがあるでしょう。
しかしヤフオクでは落札が完了してしまうとシステム上での手続きは不可能になりますので、取引相手との交渉が必要になってきます。
出品時に設定した送料が変わってしまった
実際に商品を梱包してみると提示した送料よりも高くなったり安くなったりすることがあるでしょう。提示した送料より安くなった場合は、落札者側は支払う額が少なくなるので、取引は成立しやすいでしょう。
しかし反対に提示した送料より高くなってしまった場合は、落札者側は購入を決めた値段よりも支払う額が高くなってしまいます。購入を決めた額から支払う額が高くなってしまうことは誰しも気分の良いものではないでしょう。そのためトラブルになる可能性があります。
出品時からきちんと送料を調べておくことが大切ですが、万が一送料が変わってしまった場合は誠意をもって取引相手と交渉しましょう。
着払いを元払いにしたい
ヤフオクで落札者が落札した商品を着払いから元払いに変更したい場合は、その旨を出品者にメッセージで交渉しましょう。
出品者に送料を教えてもらったら、かんたん決済で送料が0円になっているところに送料を入力し、送料も含めて支払いをしましょう。
金銭的な変更はありませんが、出品者側の手間になることも想定して交渉することが大切です。
送料を誤って入力してしまった
送料を誤って入力してしまった場合は支払い完了前であれば変更可能ですが、支払いの手続きが完了した後は変更することができません。
その場合は取引メッセージで取引相手と交渉する以外に方法がありません。支払い完了後の送料変更の取引はシステム上の変更ができないだけでなく、完全に個人間のやり取りとなってしまうので非常にトラブルが起きやすいと言えるでしょう。
取引でトラブルが発生した場合はヤフオクにお問い合わせすると解決のための案内をしてくれるそうです。万が一そのようなことが起きた場合は活用すると良いでしょう。
商品をまとめて送ってほしい
ヤフオクで商品をまとめて送ってほしい場合は、落札者側が出品者側に取引メッセージで交渉します。同じ出品者から商品を複数購入したのでまとめて送って欲しいと出品者にお願いをします。
落札者側にとっては送料が安くなるメリットがありますが、出品者側は送料を調べなおしたり、既に梱包されていた場合は梱包しなおすなどの手間がかかるので、交渉は誠意をもって行いましょう。
まとめて送ってもらう際は、一つの商品を取引ナビで送料込みの手続きを行い、その他の商品は送料0円で支払い手続きを行ってください。
商品をまとめて送ってもらっても送料がお得にならない場合もあるので注意が必要です。
送料を変更する時の注意点
送料を変更するというのはあらかじめ締結された契約を変更するということですので、金銭トラブルにつながったり、取引相手や自分自身に手間がかかってしまったりすることが多く、双方にとって負担となる要因が多くなる場合、交渉が上手くいかなくなることもあるでしょう。
また、支払いが完了してしまうと、ヤフオクのシステム上での変更ができなくなってしまいますので取引相手との直接的な交渉が必要になります。
システムを仲介しない直接的な交渉ではトラブルが発生しやすくなるので、互いに誠意をもって対応することが大切です。
送料固定の場合は送料の変更はできない
ヤフオクで送料固定の場合は送料の変更はできません。送料固定の設定で送料を変更したい場合は、取引メッセージで取引相手に送料の変更をお願いして交渉する必要があります。
また、誰にも入札されていない場合は一度出品を取り消して、再出品する際に送料を変更するという方法もあります。「マイオークション」の画面から「オークションの取り消し」で商品を取り消しましょう。
そして「出品終了分」を表示して「再出品」ボタンを押し、送料を変更しましょう。
また、送料固定の商品の決済が完了した後に送料を変更したい場合は落札者側に取引メッセージで交渉をしなければなりません。
取引ナビで送料変更の更新はされない
ヤフオクでは取引メッセージで相手との交渉の結果、送料を変更することができても、それはシステム上落札者側からの送料を変更しているだけなので取引ナビでの送料変更の更新はされません。そのため取引メッセージで行った相手との交渉記録を残しておくことが大切です。
入札があった出品の取消には利用料がかかる
ヤフオクのオークションでは「オークションの管理」から「オークションの取り消し」ボタンを押すと、出品した商品の取り消しの設定をすることができます。
しかし、一度でも入札された商品の取り消しの場合は商品取消システム利用料がかかってしまうのです。商品取消システム利用料は1出品あたり550円かかります。取り消す商品が自動車やオートバイ、車関係のものだと1出品あたり3,080円かかります。
トラブルが起きないように取引メッセージを活用しましょう
初回公開日:2022年08月31日
記載されている内容は2022年08月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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