帽子の数え方はひとつじゃない?海外の単位やサイズの目安も紹介
更新日:2024年10月23日
では、海外ではどのような数え方があるのでしょうか。
実は、海外では日本ほどたくさんの表現はなく、とても簡単に表されています。
早速見ていきましょう。
英語で帽子はhatと言いますね。
ですので、アメリカなどの英語圏では、one hat、two hats、three hatsと表記します。
とても簡単で分かりやすい数え方ではないでしょうか。
中国では「顶」という単位を使用します。
帽子は中国語でも帽子となりますので、一顶帽子と表記します。
帽子がひとつ、という意味です。
漢字を使用しているので、日本人にとっては意味が理解しやすいですね。
韓国で帽子は「모자(モジャ)」、個は「개(ゲ」)と数えます。
1個の帽子だと、한 개의 모자と表記します。
ハングル文字が少し難しいですが、韓国語でも1つの単位しかないのは分かりやすいですね。
帽子にまつわる疑問
帽子に関すること、皆さんはどれぐらい知っていますか?
今回は、帽子にまつわる興味深い話題を2つ紹介します。
実は帽子はとても奥が深いアイテムなのです。
ぜひ、明日からお友達に自慢してみてくださいね。
卒業式で帽子を投げるのはなぜ?
皆さんは、海外ドラマなどで卒業生が帽子を投げるシーンを見たことはありませんか?
日本では卒業式で帽子は投げたりしないので、少し変わった習慣に見えますよね。
この始まりは、アメリカにある海軍兵学校であったと言われています。
最初の2年間は士官候補生として訓練をしなければならず、その間は候補生用の帽子をかぶる決まりになっていました。
そして彼らが卒業するにあたり、不要となった古い帽子を空中に放り投げたのです。
これが伝統として残り、今でもアメリカの卒業式では帽子を投げているのです。
卒業できたという喜びと開放感を表していると言われています。
料理人の帽子が長いのはなぜ?
続いて、もう1つ気になる疑問に注目しましょう。
洋食レストランなどでよく見かける、料理人のあの長い帽子についてです。
コック帽と呼ばれるその帽子は、ホテルやレストランでよく用いられています。
あの独特な長さは、料理人の地位を表しているのです。
一般的に長ければ長いほど、高い地位とされています。
人の出入りが多い厨房で、帽子の長さで責任者が誰か分かるのはとても便利だと言えます。
ちなみにこれは世界共通のルールではなく、日本独自のルールです。
帽子のサイズの選び方
帽子を選ぶ際、自分に合ったサイズが分からず困った経験はありませんか?
とりあえず頭が収まればいいという基準で買っている方も多いのではないでしょうか。
確かにそれも間違いではないのですが、自分のサイズに合った選び方があるのです。
ここでは、帽子のサイズ、それから選び方について解説していきます。
自分に適切なサイズを知り、自分に合った素敵な帽子を選びましょう。
頭囲のサイズを測る
まず、頭のサイズを測りましょう。
測り方としては、おでこから耳の上を通り、後頭部の1番出ているラインを測ります。
この時、髪の毛の分の厚みも考慮しましょう。
あまりぎっちり測ってしまうと選んだ帽子が窮屈に感じます。
ですので、少し余裕を見て図るか、ピッタリ測ってプラス1センチを加えると丁度いいサイズになります。
もし自分で測り辛い場合は、家族や友人に手伝ってもらうかお店の方に相談してみてください。
大きさの目安は?
この帽子のサイズが本当に自分に合っているか確認したい場合は、指を入れて確かめてみてください。
この時、指が2本以上入るぐらい隙間があると3センチ以上帽子が大きいと考えられます。
人差し指が入るぐらいの隙間があれば1、2センチほど帽子が大きいです。
帽子を被ると少しきつく感じる場合は1センチほど帽子が小さいことを意味しています。
あくまで参考なのですが、選ぶ際の目安として覚えておいてください。
年齢別の帽子のサイズの目安は?
最後に、お子様の帽子のサイズについて説明します。
サイズを一覧にまとめましたので、ご覧ください。
0歳から1歳半まで
・0~3ヶ月:40-42cm
・3~6ヶ月 42-44cm
・6ヶ月~1歳:44-46cm
・1歳~1歳半:46-48cm
1歳半から5歳まで
・1歳半~2歳:48-50cm
・2~3歳:50-52cm
・3~4歳:50-52cm
・4~5歳:52-54cm
5歳から10歳まで
・5~6歳:54-56cm
・6~10歳:56cm
お子様は成長が早いので、帽子を選ぶのも苦労しますね。
また成長によってサイズがこれに当てはまらない場合も多いかと思いますので、その子に合わせた帽子をつけてあげてください。
帽子の種類によって数え方を変えよう
帽子の数え方や選び方について説明してきました。
今回の記事では、帽子は形状によって数え方が変わるということが分かりました。
今までなんとなく単位を言っていた方も、その違いが分かったのではないでしょうか。
普段意識することは少ないかも知れませんが、これからはぜひ正しい単位で言ってみましょう。
初回公開日:2022年08月18日
記載されている内容は2022年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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