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亡くなるの正しい敬語・亡くなる前の症状や行動|足のむくみ

更新日:2020年08月28日

日本人は死を良くないものとしてとらえ、また葬儀に関しても儀式やしきたりが多い民族です。「死んだ」という言葉も「亡くなる」と言い換えます。しかし万国共通なのは死に目に会えるか会えないかです。看取る覚悟に、死の直前の段階を知ることも必要であることを紹介します。

闘病生活をしていたり、老衰などの場合、死期が迫ってくると手や足がむくんでくるのは本当のことです。心筋梗塞や脳卒中などの突然死の場合は、この兆候は見られませんが、そうでないときは亡くなる前には手足がむくみます。

余命が短い人が、そろそろと言われている場合は、抹消(手足)にむくみが出てくると、1週間持たない場合がほとんどです。なぜなら、心臓の循環作用がかなり低下してしまっているため、全身に血液を送れなくなっているからです。

このため、特に腎機能の低下によって、体の老廃物が外に出なくなってしまい、むくんでくるのです。その証拠に、死期が近くなると排尿や排便が極端に少なくなります。体が水分を排出できずにむくむのは当然です。

腎臓だけならず、脳神経の働き・呼吸機能・肝機能・免疫・消化機能など、どれも機能不全となってしまい最期を迎えます。

亡くなる前の足のむくみかどうかを判断する方法

亡くなる前の手足のむくみかどうか判断するには、状態を総合的に診る必要があります。もう長くないと言われている中で、手足が同時に徐々にむくんで来たのであれば、亡くなる兆候と言えます。

あとは、亡くなる前にはなぜ手足がむくむのか、という理由を考えて見てみることです。亡くなる前に手足とは言っても抹消部分までむくんでくるのは、利尿作用が著しく低下しているからです。

ですので、排尿が少なくなって来た、もちろん排便も無くなって来た、だけれども点滴などで水分を補っているのであれば、尚更むくみは早く強く出ます。

これらの症状があって、なおかつ手足がむくむのであれば、もう亡くなる直前という覚悟をしておいた方がよいでしょう。

手足だけでなく両下肢のむくみにも注意

いきなり抹消である手足がむくむということはありません。腕や脚もむくんで来るのが通常です。特にがん患者さんの場合は、余命が1ヵ月を切ったことの判断材料として、両下肢のむくみも視野に入れます。

なぜならがん患者さんの場合は、むくみをある程度薬で緩和できるからです。もちろん中には薬が効かない人もいますが、薬がきかなくなって来て、両下肢がむくみ出したら「余命1ヵ月程度」との判断が下ります。

また、がん患者さんの場合は、最終的に転移なども起こしています。なので、腹水の溜まり具合も判断基準に入れます。お腹に水が溜まって膨れ上がってきます。

それだけ、腎機能・代謝機能が著しく低下していっていることを表します。

クロスレッグサインにも注意して見る

余命を判断するために、今がどんな状態か判断するサインが、この「クロスレッグサイン」です。

患者さんが横たわっている時に、脚を頻繁に組み替えたりずらしたり、またムズムズと動かすような症状を見せるようになったら要注意というのが、このクロスレッグサインです。

亡くなるのが近くなると、このサインが出やすいのでこれをある程度目安に診ているドクターも少なくはありません。

人が亡くなる直前にとりやすい行動

よく、亡くなる前には「お迎え現象」が起こることがあります。そういうことを信じていない人もいるでしょうが、「既に亡くなった身内が来て話しかけてきた」など色んなお迎え現象の話を耳にします。

その「お迎え現象」も意識混濁から来るものもあるのでしょう。亡くなる直前には、幻覚が起こったり、認知症のように今どこにいるのか、また別の場所にいると言い出すこともあります。

そういった亡くなる直前に取ることもある行動、取りやすい行動や、亡くなる直前に起こりやすい変化をご紹介します。

認知症のような症状が出ることがある

亡くなる前になって来ると、酸素飽和度が低くて幻覚を見るのか、薬のせいか、理由はハッキリしていませんが、見えない人が見えると言ったり、自分が病院などに居るということが分からなくなる場合があります。

それが最後まで続くわけではないのですが、一見これまでとは違う変わった行動をとることもあります。

寝具をポリポリと掻いたり引っ張ったり、昔のトラウマを思い出してその状態が今続いているかのように「怖い・助けて」と言ったりすることもあります。

これまでと違う行動や言動が出る場合は、今どこにいて、側には私がいるよ、と優しく教えて安心させてあげることが大切です。

表現・表情が薄くなる

亡くなる直前というのは、心肺機能が落ちて来ているので、抹消血管まで血液がしっかりとまわらず、手足はもとより肌が冷たくなります。

気力はあったとしても、もう体力も限界近くまで来ているので、いつものような弾ける笑顔はうっすらとした微笑みになり、喜怒哀楽の表現も完全に薄くなります。

亡くなる前は、それだけ体が動かず、血流が滞っているので脳機能の低下も相まって反応や感情が出にくくなります。

眠気が増して呼びかけへの対応が鈍くなる

亡くなる前は、体力が湧かなくなることと、体が余計な力を使わないようにするためや、脳機能の低下、更には酸素飽和度も低くなっているので、眠気が強くなります。

昔は自宅で家族を看取っていました、そういう時代に老衰で亡くなる方も、寝ている時間が長くなればなって行くほど、「そろそろかな」と家族は覚悟してきました。

現代でも看取りもやっている老人介護施設の職員や看護職であれば、亡くなる気配がする人に気付きます。どんどん眠っている時間が増え、呼びかけに対しても、やっと視線をこちらに向けるだけなど、反応が悪くなります。

亡くなる前兆のような状態ではありますが、「もっと頑張って」などと無理やり体をゆすったりせず、横で色々話をしてあげる方が良い対応です。

終末期には極端に口数が減る

亡くなる直前になると、極端に口数が減ります。特にがんなどで闘病生活をしていた人が、昨日まではお見舞いにいったらよく喋っていたのに、今日は極端に口数が少なく、返事も「うんうん」と頷く程度になったと思ったら、次の日急逝した、という話もよく耳にします。いつもと違う極端な異変は要注意です。

まだ亡くなる直前ではなく、あと1週間くらいが山だと言われていたり、まだ頷いたり目で追ったりするようなら、話を聞いていない訳ではないので、たくさん話しかけてあげましょう。

あなたの話が聞こえていない訳でも、理解できない訳でもない場合があります。昏睡状態でない限り、「反応できないだけなのかも」と思って話をしてあげましょう。

亡くなる直前に起こる体の体の症状

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初回公開日:2017年11月08日

記載されている内容は2017年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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