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2019年10月01日

「後で」の敬語表現・後での使い方と例文・別の敬語表現例

相手と仕事のやり取りをしているときに、資料などを送ることをあらかじめ口頭やメールで連絡することがあります。そんな時に使いたいのが「後で送る」といったフレーズです。今回は「後で」という言葉の敬語表現を例文を交えて紹介していきたいと思います。

「後で」を敬語表現すると?

丁寧な言葉遣いで表現をすると、「後で」は「後ほど」と直すことがほとんどです。

ビジネスに置いては、相手が社内の人間ではない限り、「後で」と言わないように気を付けましょう。社内で会っても目上の方には「後ほど」を使うことをおすすめします。

文章の場合は、「後ほど」を「のちほど」とひらがなで表現すると、すこし柔らかい印象を与えることもできます。同じ敬語の言葉でも漢字の有無で相手に伝わる印象は変わってきます。

「後で」の敬語での使い方は?

「後で」の敬語での使い方をご紹介していきます。

「後で」を使って何かの連絡や渡したいものがあることを伝えたい場合、敬語で伝えるにはどのように表現していくのかを詳しく見ていきましょう。

「後で」を敬語にすると「後ほど」という言葉になります。「後ほど」はとても便利な敬語です。「後ほど」には、はっきりとした期限がありません。やんわりと、今はできないとお断りするときに使える表現です。

「後で」とはどれくらいの期間?

そもそも「後で」とはどれくらいの間までが許されるのでしょうか。「後で」が実際にはどれくらいの時間を指しているかは分かりません。

多くの人の場合、最低でもその日の内に「後で」の連絡がくると認識している人が多いです。「後で連絡する」と言っておいて、2日後だったり、一週間後だったりすると相手は違和感や「遅い」と言った認識を持ってしまう恐れがあります。気をつけましょう。

「後で」の敬語に種類ってある?

冒頭で、「後で」を敬語に直すと、「後ほど」になると紹介しました。「後で」をそのまま敬語に直した表現は「後ほど」のみとなります。別の表現や、数日後になる場合の連絡で使える「後で」に変わる敬語表現は、後述の「別の敬語表現例」で紹介していきます。

「後ほど」は自分がこれからおこなう動作に対して使用できますが、「後ほどご確認ください」のように、相手の行動に対しては使えませんので注意をしてください。

「後で」というときの使い方とタイミング

連絡や資料が後追いになる場合に、「後で送る」と説明するために使うことが多いです。

少し間が空くようなやり取りの場合、何も連絡をせずに結果が出るまで相手を待たせることは、相手が依頼していたことが進んでいるのか不安を覚えてしまうことがあります。

事前に相手が望んでいる連絡や資料の作業を「こちらは忘れていませんよ」という意味で「後で送る」と知らせることで、相手は安心感を持つことができます。

トラブル発生中はとにかく素早く連絡を

ビジネスにおいては自分の担当範囲で問題が発生したときは、自分のミスでなくとも、上司に報告しなければならないことがほとんどです。「後で」障害状況や再発防止策を提出すると伝えることで、相手の仕事がスムーズに進む目途が立つので安心感が生まれます。

特に、トラブル発生時は焦っている場合も多いので、丁寧な対応をすることは大切です。相手の怒りを軽減させられる可能性がありますし、より信頼感を得ることができます。

その日のうちに送れずいつになるのかも分からない時は?

もし、期日も分からないような場合は、目安でもいいのでどのような状態になれば、相手の望むものが用意できるのかを丁寧に敬語で伝えることが大切です。

また、期間が自分の想像より多くかかっている場合は、きちんと待ち状態であることを定期的に敬語を使って連絡しましょう。待っているものが届いていないなどの理由を、メールや電話で「後ほど」などの敬語を使って伝えると、相手に安心してもらえて信頼関係が増していきます。

メールで「後で」というときの使い方

メールでのやり取りでは、あえて2通に分けて連絡することもあります。

例えば、セキュリティの問題で、パスワードのかかったファイルで1通、その後にパスワードように1通と2通で分ける場合があります。最初のメールで「後でパスワードを送る」と説明しておきます。

相手がそのメールを読んで、パスワードが後で届くことが分かりファイルを開こうとしてパスワードがかかっていても相手が混乱せずに済みます。

「後で」を敬語表現するときの例文を紹介

「後で」を敬語表現した例文と使用するタイミングを紹介していきます。

「後で」は敬語にすると「後ほど」になります。「後ほど」の敬語表現のビジネスでの使用例を挙げて説明していきます。この機会に正しい敬語の使い方を覚えていきましょう。

「後ほど」はビジネスシーンでは、今日中に済ませることはできるが時間がはっきりしない場合などによく使われる言葉です。明日以降に返事ができる場合は「後日」という表現が一般的です。

「後ほど、ご連絡します」

「後ほど、ご連絡いたします」は、結果までに少し間が空くことを敬語で相手に伝えたい場合に使用できます。相手が顧客など、目上の方の場合は以下のように、後に続く言葉を謙譲語に直しましょう。

謙譲語では「差し上げる」という言い方もできますが、こちらは少し使いどころが難しい表現になります。「後ほど、こちらからお電話でご連絡差し上げます」となります。「差し上げます」は「いたします」でも問題ありません。

「後ほど、パスワードをお送りします」

前項で説明した、パスワードの別送信を敬語で伝えたい場合に使用することができる「後で」の敬語表現です。

もちろんこちらも、謙譲語にしたい場合は「お送りいたします」と直すことができますが、こちらは「差し上げます」は不自然な文章になってしまうため使用は避けてください。

また、次の項でも登場しますが「後ほど」を「別途」に置き換えて使うこともあります。

「では、後ほど」

一度、別れて数時間後にまた会う場合に「では、後ほど」という表現がされます。

これはかしこまったビジネスシーンというよりは、カジュアル的な内容の場面でよく使われる敬語表現です。後で会いましょう・連絡しますなどの意味で気軽に使用することができる「後で」の敬語の使い方です。

時間を指定するほどではないが、しばらく後に会ったり連絡を取り合ったりする場合によく使われる表現です。

「後ほど、お伺いします」

「後ほど、お伺いします」は後で訪問させていただきますという意味の敬語表現です。

「お伺いします」は二重敬語ですが、一般的に使用されている表現なので、ビジネスシーンではよく使われています。「伺います」でも敬語としては正しい表現になります。「尋ねます」や「参ります」を使っても同じような意味になります。

「お伺いさせていただきます」は避けた方がよいでしょう。

「後で」を別の敬語表現したい場合の例

「後で」を別の敬語表現したい場合の例をご紹介していきます。

「後ほど」ではしっくりこない場面があります。そこで「後で」という言葉を別の言葉に置き換えた敬語表現の例文を挙げていきますので、詳しく見ていきましょう。

「後ほど」以外の「後で」と同じ意味の敬語表現はたくさんありますが、ひとつひとつが微妙に違うニュアンスをもっています。以下の例文を参考にして、ビジネスシーンで使い分けていけるようになりましょう。

「別途」

「別途」の敬語の例として「パスワードは別途FAXでお送りいたします」という文を挙げておきます。

メールや電話で連絡をして、資料をFAXや郵送やメールで「後で」送るときに使用します。「後で」よりも期日があいまいです。こちらもあまり時間を開けると相手に不信感を与えてしまいます。

もし、後日となってしまう場合は、その旨も敬語で伝えておきましょう。

「改めて」

「改めて」の敬語の文章の例として、「正式な結果がわかり次第、改めてご報告いたします」を挙げておきます。

途中経過の連絡をするときなどに使用します。相手が連絡を催促してくる場合などは、あくまで途中経過ということを知らせるために、連絡の最後に「後で」最終結果を知らせすると念押ししたい場合に使える敬語です。

「後日、改めてお詫びに伺わせていただきます」なども「改めて」の敬語表現です。

「追って」

「追って」の敬語表現として「原因が分かり次第、追ってご連絡いたします」という例文を挙げておきます。

相手を待たせないように分かっていることから連絡したい場合に、この後も連絡が続くことを知らせる時に使用します。状況にもよりますが「後で」よりも長い時間が空いても相手が気にならない敬語表現です。

しかし、自分の想定より時間がかかっていると判断できるならば、作業が継続中であることを伝えておいたほうが無難です。

「後日」

「後日」の敬語表現の例文として「後日、正式な書類を送付いたします」を挙げておきます。

「後で」というには少し期間が空くことが分かっているときに使用できる敬語表現です。しかし後日という表現は具体的にいつなのかがはっきりしていないので、送付する日にちがはっきりとわかっている場合は、その日にちを伝える方が丁寧な印象を与えます。

「後日」と伝えたからといっても、あまりにも長く待たせるのは失礼にあたります。

期日がはっきりしない場合は「~次第」を使おう

期日がはっきりしない場合は「~次第」を使ってください。

「改めて」の例文にも登場しましたが、「後で」を使うには少し間が空きすぎる可能性がある上、具体的な期日がはっきりしないときは、どういうタイミングでこちらから発信できるのかを「次第」を使って相手に伝えましょう。

「次第」は動詞の連用形につき、その動作が済んだらただちにという意味になります。自分の仕事がいつ終わるかわからない場合などに使用できます。

連絡がバラバラと複数送っているときにはお詫びも

あれもこれもと、同じような内容の連絡を立て続けに送っているような状況のときに以下のようなお詫びを添える場合があります。

「五月雨となってしまい、申し訳ありません」

詫びたところでどうしようもない状況もありますが、相手のイライラを多少ですが抑えられることができます。あらかじめまとめて連絡ができるように配慮することも大切です。

「五月雨」とは、梅雨の雨のように断続的になっていることを意味しています。

作業の経過を伝えて相手に安心感を与えましょう

「後で」と言いたくないと考えて、結果が出るまで連絡なしに相手を放置するよりも、適度に相手に情報を与えて安心感を与える方が、相手の信頼を得ることができます。

相手が鬱陶しいと感じるほど連絡をまめにしてしまうのも問題ですが、全く連絡がない状態が続くと相手は頼んでいた仕事が進んでいるのか分からず不安になることもあります。作業を進めていますというメッセージを込めて、経過報告をすることが重要になります。

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