レポートでの引用の書き方と注意点|Webや写真を引用する場合
更新日:2024年07月10日
知りたい!レポートの引用の書き方
レポートにWEBを引用
レポートは、大学に通っていると誰しもが書かなければいけないでしょう。自分の内容を明確にするために、引用は必要となってくるでしょう。さまざまな引用の書き方についてまとめてみました。
レポートにWEBの引用をする際は、どこからどこまでが引用した文書なのかわかりやすいようにし、文書の後には必ず数字を記入します。これは、後から引用詳細を書くときに、どの部分の引用なのか、複数引用がある場合はどの部分の引用なのか分かりやすくするためです。
(※1)・※1・(1)と記入し読者の方にわかりやすくしましょう。引用の詳細は、巻末に記入します。記入することは、サイト名・URL・検索日の3つを記入します。
(例)
このように『男がどんな嘘をついても、女にはお見通し』(1)と述べている。
1)佐藤花子の人生感
https://www..............(検索日:2017年10月10日)
レポートに写真を引用
写真をレポートに引用するでしょう。その際のレポートに記入する方法についてです。サイト内からコーピーしレポートに貼り付けます。写真を貼り付けた後に(※1)・※1・(1)と記入し、またどういったものなのかも記入すると、読者の方もわかりやすくなります。
そして、巻末にサイト名・検索日・URLを記入するといいでしょう。写真を何度も貼り付ける場合には(図1参照)だけでいいでしょう。
(例)
(ここには写真が貼ってあります。)高齢者が一人で住んでいる家(1)
1)高齢者について https://www..............(検索日:2017年10月10日)
レポートに参考文献を引用
参考文献とは、レポートを書くにあたって、あなたが本や雑誌などを読み参考したもので、レポートの文書中にそのまま引用はしません。しかし、レポートに参考したことを記入しなければ「盗作」となるので必ず巻末に「文献リスト」を記入しましょう。レポートに参考した文書を書いた後に(※1)・※1・(1)と記入をしましょう。
読者の方にわかりやすくするために、著作権を守るために引用詳細もきちんと巻末に記入をしましょう。参考にした文献を書く場合には、巻末に「文献リスト」と書き、著作名・書名、雑誌名・出版社名・出版年月日・参考ページ・雑誌など号数、巻数を記入しましょう。
(例)だと考えられる。(1)
文献リスト1)佐藤花子 佐藤花子の人生観 読書書店 2017年 123P
レポートに本や雑誌を引用
レポートに本や雑誌からの引用する場合、文書を記入する場合はどこからどこまでが引用されているのか読者にわかりやすいよう「 」に入れて引用しましょう。必ず「 」の後には(※1)・※1・(1)と記入もしましょう。そして、巻末に著作名・副題・書名、雑誌名・出版社名・出版年月日・参考ページ・雑誌など号数・巻数を記入しましょう。
(例)影響を受ける。「男がどんな嘘をついても、女にはお見通し」(1)佐藤花子は述べている。
1)佐藤花子 「佐藤花子の人生観」 読書書店 2017年 123P
レポートに新聞を引用
レポートに新聞の引用を行うときは、新聞名・記事名(「 」でくくむといいでしょう)・執筆者名(ない場合があります)・発行年月日(朝刊なの夕刊なのかも書きましょう)・掲載ページの記入を巻末に記入しましょう。
(例)影響を受ける。「男がどんな嘘をついても、女にはお見通し」(1)佐藤花子は述べている。
1)花子新聞 佐藤花子 「佐藤花子の人生観」 2017年10月10日 夕刊3ページ
レポートの引用の書き方での注意したいこと
レポート縦書き
レポート縦書きの引用は、書き方を注意しなければなりません。レポートの文書への引用の仕方は横書きと同じですが、一つレポートに引用する際、注意したいことがあります。引用が数行にわたるときは、改行し2文字下げて書きます。(文頭のみ3文字下げて書き出します。)引用終わりには(※1)・※1・(1)と記入もしましょう。
そして、最後に引用詳細を記入します。(数字を記入する際は漢数字で記入します。)
(例)※横書きで書いていますが縦書きの例になります。
「男がどんな嘘をついても、女にお見通しなのだというを、どれだけの男が理解しているであろうか。」(1)と佐藤花子はのべている。1)佐藤花子 佐藤花子の人生観 読書書店 二〇一七年 一二三P
レポートに要約
レポートに文書や資料を要約し引用する際は、要約する元の文書の意図を読者にきちんと伝える必要があります。自分が理解したように、内容を変えず記入する必要があります。そして、記入する際にはどこからどこまでが要約かわかるように記入する必要があります。
要約の始めに、何を参照したのか(書名、雑誌名・出版年月日・参考ページ)を記入する書き方と、要約の後に(書名、雑誌名・出版年月日・参考ページ)と記入もしくは、(※1)・※1・(1)と記入するといいでしょう。
要約したことを分かりやすくするために文末は「という。」「としている。」とするといいでしょう。巻末には「文献リスト」と記入し、要約元の書名、雑誌名・出版年月日・参考ページを記入しましょう。
(例)(佐藤花子の人生観2017:123)によれば、男がどんな嘘をついても、女にお見通しなのだという。
文献リスト:佐藤花子 「佐藤花子の人生観」2017年 123P
(例)男がどんな嘘をついても、女にお見通しなのだという。(佐藤花子の人生観2017:123)
文献リスト:佐藤花子 「佐藤花子の人生観」2017年 123P
(例)男がどんな嘘をついても、女にお見通しなのだという。(1)
文献リスト:佐藤花子 「佐藤花子の人生観」2017年 123P
レポートに同じ本を引用
レポートに同じ本から違う部分の引用を行う場合は、文書の後には(※2)・※2・(2)と記入し巻末に引用詳細を記入しましょう。記入の際は、「同上 ○○P」とページ数は、引用してきたページ数を書きましょう。
(例)
男がどんな嘘をついても、女にお見通しなのだという。(1)
....................................................................。(2)
1)佐藤花子 「佐藤花子の人生観」2017年 123P
2)同上 567P
初回公開日:2017年10月29日
記載されている内容は2017年10月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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