リコリスの花言葉は?名前の由来や栽培方法・縁起が悪いかどうかについて
更新日:2024年09月20日
リコリスの種類の中でも、多くの人になじみ深いのは彼岸花でしょう。日本の広い地域で見ることが可能です。有名なのは赤い花ですが、白い彼岸花も存在しています。
彼岸花は球根植物であるため、種子を残さず球根を分けることでその数を増やしてきました。現代の日本に自生している彼岸花は、昔に中国から持ち込まれた株が分球で数を増やしたものであると考えられています。
キツネノカミソリ
キツネノカミソリは、日本では本州、四国、九州と広い範囲に自生している種類になります。オレンジ色で、あまり反り返りのない花弁が6枚ついた花が咲くのが特徴です。
オオキツネノカミソリという変種も存在しています。キツネノカミソリより大型で、関東より西で見ることが可能です。
ナツズイセン
スイセン、またはユリに似た花を咲かせるリコリスは、ナツズイセンという種類です。中国原産で、遠い昔に日本に持ち込まれたと考えられています。少し青みを帯びた薄いピンク色の花弁をもち、大きな花を咲かせる品種です。
その名の通り、8月~9月の上旬ごろの夏に開花します。春に葉が出て来て夏には枯れ、その後に花が咲くのが特徴です。
リコリス・インカルナータ
リコリス・インカルナータは、中国原産の種類です。和名ではタヌキノカミソリと呼ばれます。花弁が薄桃色で、濃いピンク色の筋が入った美しい花が咲くのが特徴です。
花期は8月上旬~中旬ごろです。春に葉が伸び、枯れた後に花が咲きます。球根の首が長いため、植える際には球根の頂部を土から少し出した状態で植えるのが良いでしょう。
リコリスの花言葉
リコリスは欧米ではあまり有名な花ではないため、花言葉も存在していません。しかし、日本では親しまれている花であることもあり、日本で伝えられている花言葉は沢山あります。
ここでは、日本で主に伝わっている花言葉を紹介していきます。
辛い思い出
「辛い思い出」は、リコリスの中でも彼岸花に対してつけられている花言葉です。それは、彼岸花のもつイメージに由来しています。
彼岸花は、古い時代に墓地の周りに沢山植えられました。そのため、お墓参りと結びついて悲しげな花言葉がついてしまいがちなのです。「辛い思い出」も、故人とお別れした時の悲しい気持ちから生まれた花言葉となっています。
情熱
赤い花を咲かせるリコリスには「情熱」という花言葉もあります。これは、リコリスの花の色から連想してつけられた花言葉です。
リコリスの花の鮮やかな赤色は、花火や炎のような燃えるものを連想させ、力強いエネルギーを感じさせます。そこに由来して、「情熱」という花言葉がつけられました。情熱的な人にリコリスを贈りたいのであれば、赤い花を贈るのが良いでしょう。
独り立ち
初回公開日:2022年07月04日
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